沖縄キャンプ第2クール初日~練習試合は完封リレー~

◎沖縄キャンプ第2クール初日~練習試合は完封リレー~

沖縄キャンプも、このキャンプ最後となる第2クールがスタートしました。このクールは1週間、休みがない、まさにラストスパートです。そんな第2クールの初日は、キャンプを張っているコザしんきんスタジアムで千葉ロッテとの練習試合が行われました。

カープの先発・岡田投手は初回に鈴木選手、井上選手から連続三振を奪う上々の立ち上がりを見せると、2回には味方のミスでピンチを招いても、動じることなく、続く細谷選手を三振に奪うなど、このピンチを脱しました。3回を投げて被安打2、無失点という上々の内容。ストレートも150キロに届き、その威力も抜群であるとともに、変化球でも上手く空振りを誘い、緩急のあるピッチングで、先発ローテーション入りを大きくアピールしました。

今日の試合では、塹江投手が上々のピッチングを見せました。4回表、無死1・2塁の場面で、2番手・中村祐投手が打球を胸に受けて降板するというアクシデントが発生。緊急登板となった塹江投手はピンチが続く場面を何とかゼロで切り抜けると、その後も2イニングをピシャリ。2.2回を投げて、パーフェクトに抑える好投でした。これまでの実戦マウンドでは、被安打も四球も多く、今日のマウンドはまさに生き残りへの瀬戸際でした。緊急登板という厳しい場面でしたが、それを乗り越え、相手に得点のスキをまったく与えないピッチングで、次へ向けての期待が膨らみます。

4番手のカンポス投手も1回を投げて2奪三振という、上々の実戦デビューを果たしました。日本の柔らかいマウンドに以下ワンを抱いていたカンポス投手ですが、徐々に馴染んでいるようです。岡田投手、塹江投手、カンポス投手も含めて、今日のカープ投手陣は、中村祐投手のアクシデントは気になるところですが、6人の投手による完封リレーを決めてくれました。まだまだ相手も調整段階ですが、左右の投手ともに上々の結果を残しただけに、次の登板機会でも内容のある投球を見せてほしいところです。


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明日から沖縄キャンプは第2クール

◎明日から沖縄キャンプは第2クール

明日21日から、1軍メンバーの沖縄2次キャンプは第2クールに入ります。第2クールは対外試合が中心となる実戦形式の練習が行われます。沖縄キャンプは27日までとなりますが、それまでのスケジュールは以下の通りです。

21日:練習試合・千葉ロッテ戦(コザしんきんスタジアム)
22日:練習試合・韓国KIA戦(コザしんきんスタジアム)
23日:練習日
24日:オープン戦・東北楽天戦(コザしんきんスタジアム)
25日:オープン戦・巨人戦(沖縄セルラースタジアム那覇)
26日:練習日
27日:練習日(打ち上げ)

沖縄キャンプ第2クールは打ち上げとなる27日までノンストップとなります。1週間に及ぶ第2クールでは、そのうち4日間で実戦が予定されており、特に今週末24日土曜日にはオープン戦が開幕します。いよいよ実戦も本格化し、開幕に向かって更なる競争が始まります。

残すところ4試合となったキャンプ中の実戦練習で注目されるのはやはり若手選手たち。ここまで野手では坂倉選手、庄司選手、美間選手、高橋大選手、投手では高橋昂投手、藤井晧投手、アドゥワ投手といったところが大きなアピールを見せています。彼らが沖縄での実戦練習の中で、どのような結果を残すのか、アピールを見せるかが注目されます。

沖縄キャンプ終了…ここが開幕1軍へのサバイバルレースの2つ目のハードルといえるでしょう。今やカープは選手層が厚くなり、主力選手が増えているだけに、そこへ若手が割って入ってくることはけして容易ではありません。それでも分け入るような若手が出てきてこそ、チームはより活性化し、常勝時代を長く築くことが出来るのだと思います。沖縄キャンプからオープン戦帯同までの間、1人でも多くの「新鮮」力に残ってほしいと思います。


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沖縄キャンプ3日目~右の長距離砲に一発!~

◎沖縄キャンプ3日目~右の長距離砲に一発!~

今キャンプでは初の対外試合となった18日の中日との練習試合。カープのスタメンは以下の通りでした。

1番:(遊)田中
2番:(二)菊池
3番:(指)丸
4番:(左)松山
5番:(中)堂林
6番:(一)バティスタ
7番:(三)安部
8番:(右)高橋大
9番:(捕)石原


やはり目立つのはホームラン!2回裏、2死ランナーなしからバティスタ選手が、中日先発・笠原投手の初球、高めに入ったストレートを迷わず豪快にレフトスタンドに運ぶソロアーチ。更なる成長が期待される右の長距離砲ですが、甘い球は逃さず確実にスタンドに運びました。

そして何と言っても、右足首の故障からの復活を目指す鈴木選手が、5回裏に丸選手の代打で出場しました。マウンド上は中日2番手の鈴木翔投手。またしてもその初球、高めに入ったストレートでした。完璧に捕らえた打球はぐんぐんと伸びて、左中間スタンドに飛び込むソロアーチ。長らく実戦機会から遠ざかっていたにもかかわらず、久々の打席で初球から迷わず一発を放つのですから、さすがです。守備や走塁面では不安を残しますが、打つ方はまったく問題なしという感じです。

6回には先頭の坂倉選手がレフト前に落とすヒットを放つと、1死から庄司選手がライト前へきっちりとはじき返し、さらに上本選手がライトへタイムリーを放ちました。長打だけでなく、技とミート力で打線がつながり1点をもぎ取りました。7回には美間選手がレフト線へ痛烈な2塁打を放つと、一気に注目度が高まった高橋大選手が右中間を破る3塁打を放ちました。同期の鈴木選手の復活アーチが発奮材料となったのか、負けず劣らずの破壊力ある打撃を見せてくれました。

打線もバティスタ選手、鈴木選手という今年の主役の選手が一発回答を決め、さらに坂倉選手、庄司選手、美間選手、高橋大選手といった若手の1軍候補選手が続々と結果を残しました。まだ対外試合が始まったばかりで、これから相手の調整が進んできたときに、果たしてどのように対応し、結果を残していくかが注目されます。


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沖縄キャンプ3日目~練習試合で若手投手が奮闘~

◎沖縄キャンプ3日目~練習試合で若手投手が奮闘~

沖縄キャンプも3日目となった今日は今季初の対外試合となる中日との練習試合がコザしんきんスタジアムで行われました。4-1での勝利で、まずはその初戦を勝利で飾りました。では今日の投手陣の結果です。

高橋昂投手 3回無失点(被安打1、奪三振3、四死球2)
アドゥワ投手 3回1失点(被安打1、奪三振2、四死球1)
塹江投手 2回無失点(被安打3、奪三振2、四死球1)
藤井晧投手 1回無失点(被安打0、奪三振3、四死球0)

今日の投手リレーは今年期待の若手投手がズラリ。日南キャンプでの紅白戦では、四球から失点を喫する場面も目立ちました。やはり同じチームが相手だと、攻めにくい部分もあるのでしょう。そして結果を残さなければ、2軍に落ちてしまう…若手にはそんな危機感も大きいと思います。その中で四者四様にまずまずの結果を残しました。

今日登板した4人の投手の中で最も目立ったのが4年目の藤井晧投手。先頭の代打・遠藤選手に対してストレートで見逃し三振を奪うと、続く木下選手、友永選手と、次々とストレートで見逃し三振。何と3者連続の見逃し三振という、これ以上、日の打ち所のない素晴らしいピッチングを見せました。これだけのピッチングが出来れば、勝利の方程式も任せられるのでは…そう思うほどの圧巻のピッチングだったと思います。

カープの先発はとりわけ期待度が高い高橋昂投手。初回に京田選手のヒットの後、至急も出し、1・3塁というピンチを迎えました。しかし、モヤ選手を外角低めのストレートで見逃し三振を奪い、何とかゼロで切り抜けると、2回は三者凡退に抑え、3回もランナーを出しながら、アルモンテ選手をピッチャーゴロに抑えました。前回の紅白戦同様に、ランナーを出しても粘りのピッチングで、相手打線を3回無失点に抑え、先発ローテーション入りへ向けて、また1つのハードルを越えました

アドゥワ投手は角度のあるストレートと変化球を低めに集めてのピッチング。3イニング目となる6回に、先頭打者への四球をきっかけに、アルモンテ選手に右中間に2塁打を浴びて、1点を失ってしまいました。四球がきっかけというのは、点の取られ方としては良くありませんでしたが、アルモンテ選手に投じた球は内角低めの厳しいコースを上手くさばかれたという感じでした。ただ、紅白戦では失点を重ねてしまいましたが、今日の試合ではその1点で抑えきったのは良かったのではないでしょうか

塹江投手は1イニング目こそ、相手の走塁ミスもあって、3人で切り抜けましたが、2イニング目はピンチを招いてしまいました。松井雅選手、京田選手と左打者にヒットを浴びているのは課題でしょう。今の段階では1イニングだけならまだしも、先発として長いイニングを投げるという段階にはないかもしれません。ただ、中継ぎで1イニング…というのであれば、速球も魅力ですし、まだ可能性は残されていそうです。


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高橋樹投手、左前腕の痛みで離脱

◎高橋樹投手、左前腕の痛みで離脱

カープの春季キャンプは、ここまで目立った離脱者もなく順調に進んでいたのですが、17日、高橋樹投手が離脱することになりました。左前腕部の痛みを訴え、沖縄市内の病院を受診し、「左橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)筋損傷」と診断されました。高橋樹投手は3軍で治療やリハビリを行うことになります。

「左橈側手根屈筋」…何やら難しいこの言葉。調べてみると、手首から肘にかけての前腕部にある筋肉のようです。キャンプがスタートし、今年こそはという思いから、飛ばしていたのかもしれません。蓄積した疲労が痛みにつながったのでしょう。

左腕の戦力不足の中で、このキャンプではそんな戦力の台頭が期待されていたところ。その1人が高橋樹投手でした。ここまでまずまず順調な調整ぶりを見せており、また開幕1軍入り、そして1軍定着へ向けての大きなチャンスでもあっただけに、ここでの離脱は本人が最も痛いと感じているところでしょう。

チームとしても、左の戦力候補が1人脱落してしまったのは、残念なことだと思います。ただ、それで今シーズンがすべて終わったわけではありませんし、まずは故障した箇所をしっかり治すということが先決です。おそらく左腕は全員、今年は大きなチャンスでしょうから、万全の状態に戻して、もう一度チャンスをつかみなおしてほしいと思います。


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