77から79へ…新監督に期待すること(3)

◎77から79へ…新監督に期待すること(3)

緒方新体制がスタートしました。いろいろあった野村政権の5年間も幕を閉じましたが、結果的には最後の2年間、チームはAクラスをキープし、チームとしての成長はありました。そして、バトンを受け継いだ緒方監督。そんな新監督に期待したいことを取り上げる連載企画「77から79へ…新監督に期待すること」の第3弾。今回のテーマは…


相手に嫌がられる、恐怖感を与える打線を


です。ここのところ、カープの野手にはレギュラーが不在していた状況が続いていました。1年は結果を残しても、2年以上、結果を残し続けられるような選手が出てこない…これが、レギュラー不在の状況を作り出していましたが、野村監督の下で丸選手、菊池選手といういわゆる「キクマルコンビ」が台頭し、今ではすっかりレギュラーに定着し、打線には絶対不可欠な存在となっています。また、野村監督が頼み込んで残留が決まったエルドレッド選手は今季、37本塁打でセリーグの本塁打王に輝きました。

確かに、エルドレッド選手が4番として、打率3割以上の成績を残していた頃は打線に厚みがあったようにも感じます。さらに、下位打線で田中選手や会沢選手が台頭してきたことで、一時は打線そのものに厚みが増してきたように思いました。ただ、エルドレッド選手が不振で2軍に降格し、会沢選手が故障で離脱…そんな状況で、打線はかなり迫力を低下させてしまいました。

ただ、そもそも感じていたのが、上位打線ばかりに主力が偏り過ぎて、下位打線に進むにつれて尻つぼみになってしまうという印象がありました。また、相手からすればランナーをためて、エルドレッド選手に一発を打たれなければ良く、もしやばければ無理して勝負をする必要はないという程度に考えられるともいえます。とりわけ、エルドレッド選手が不振に陥れば、どんどんボール球を振ってくれるために、余計に打線の怖さがなくなってしまうことにもつながっていました。


緒方監督に求められるのは、やはり相手に嫌がられる打線を作ってほしいということでしょう。それは、何も一発がある恐怖というのではなく、カープらしい機動力をフルで使うことが出来る上に、上位打線から下位打線まで、一様につながりのある打線ということです。野村監督時代のように、レギュラー格の選手を上位打線に集めてしまっては、どうしても打線が下位にいくにつれて尻つぼみになってしまいますが、全体のバランスを上手く取ることで、相手に嫌らしさを感じさせるものになるのではないでしょうか。相手に様々な警戒感を与える打線を目指してほしいところです

そのためにも、やはり打線をある程度固定にする…固定にすれば、得点のパターンができ、それが相手にも脅威を与えることになるでしょう。また、助っ人の獲得が相次いでいますが、適材適所を使い分けて、上手く配置する…一発があるからと上位に固めるのではなく、ある程度分散させることも必要でしょう。まずは純和製打線を作り、手薄なところにバランスよく助っ人を配置させる…そうすることで、相手に気を抜けなくさせる打線になるように思います

野村監督はとにかく一気に大量得点を奪いたい…そんな印象を受けました。緒方監督には、機動力を活かしつつ、1点というものを執拗に奪いに行く野球を見せてほしいですね。やたらと一発にこだわるのではなく、大量得点を目指すのではなく、「千里の道も一歩から」…1点を奪わないと、2点、3点…とはならないのですから。


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カープはドラフトで9選手を指名

◎カープはドラフトで9選手を指名

今日行われたドラフト会議。カープは1位指名で予定通り、早稲田大・有原航平投手を指名しましたが、4球団競合の末に「当たりくじ」を引くことは出来ませんでした。しかし、カープは将来性豊かな選手をドラフト本指名で7選手、そして育成ドラフトで2選手を指名しました。では、もう一度、今年のカープドラフトを1位から順に振り返りましょう。

1位:野間峻祥(外野手・中部学院大)
2位:薮田和樹(投手・亜細亜大)
3位:塹江敦哉(投手・高松北高)
4位:藤井晧哉(投手・おかやま山陽高)
5位:桑原 樹(内野手・常葉菊川高)
6位:飯田哲矢(投手・JR東日本)
7位:多田大輔(捕手・鳴門渦潮高)
育成1位:松浦耕大(捕手・MSH医療専門学校)
育成2位:木村聡司(内野手・常葉橘高)

投手が中心のドラフトになるということでしたが、全体的に見れば、育成選手も含めて、投手、捕手、内野手、外野手とそれぞれにバランスの取れた指名になったように思います。昨年のような派手さはけしてないのですが、将来性の豊かな選手、即戦力として期待できそうな選手…とにかく個性豊かな顔ぶれになりました。

即戦力候補としてはやはり1位の野間選手。走っては50m5秒7の俊足であり、打率の残せるシュアな打撃と、守備範囲が広く抜群の強肩を持ち合わせた3拍子揃った選手です。カープには外野手の候補は多いものの、最近は若くて守れる選手が少なくなっていただけに、丸選手に次ぐ格好の素材といえるでしょう。そして、6位の飯田投手は左腕で、カットボールやスライダーなど、緩急で抑える実戦型の投手です。もちろん即戦力として、先発、中継ぎの両面で期待できるでしょう。

一方、素材型としては大学生ではありますが2位の薮田投手。広島市出身の薮田投手は、亜細亜大時代は九里投手の後輩となりますが、実は東都ではわずか2試合の登板で、ほとんど実戦経験はありません。故障が多かったことも要因でありますが、MAX151キロの速球とフォークは、荒削りではあるものの、十分に将来の守護神として期待できるでしょう。

また、高校生では、こちらも素材型でありながらMAX151キロのストレートを持つ塹江投手。制球に課題はあるものの、球威を生かした投球は将来性も大きいことでしょう。また、藤井投手は球威も抜群でカットボールやスプリットなど変化球も多彩な本格派投手。力感あふれる投球が魅力です。5位の桑原選手は左のパワーヒッター。カープには今、左のパワーヒッターが伸び悩んでいる現状もあるだけに、彼のパワフルな打撃には期待したいところ。そして、7位には同じくパワーが魅力の多田選手。こちらは美間選手の後輩であり、パワーと強肩を持つ大型捕手です。


育成選手を含めて9人の選手を指名したカープ。剛速球を持つ投手から技巧派の左腕まで、そして野手でも3拍子揃った選手もいれば、パワーが魅力の選手もいる…これだけ個性豊かで、ポジションのばらばらというのは、最近のドラフトでは珍しいように思います。でも、それだけチーム全体を底上げしてくれそうな精鋭たちだと思います。ぜひ、カープに入団して、さらにチーム力を引き上げてほしいですね。


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育成ドラフト指名選手(全順位)

◎育成ドラフト指名選手(全順位)

東京ヤクルト
1位:中島彰吾(投手・福岡大)

東北楽天
1位:八百板卓丸(外野手・聖光学院高)
2位:大坂谷啓生(外野手・青森中央学院大)

横浜DeNA
1位:亀井塔生(捕手・日星高)

埼玉西武
1位:戸川大輔(外野手・北海高)

中日
1位:佐藤雄偉知(投手・東海大相模高)
2位:石垣幸大(投手・いなべ総合高)
3位:藤吉 優(捕手・秀岳館高)
4位:近藤弘基(外野手・名城大)

広島
1位:松浦耕大(捕手・MSH医療専門学校)
2位:木村聡司(内野手・常葉橘高)


巨人
1位:篠原慎平(投手・四国IL香川)
2位:川相拓也(内野手・桜美林大卒)
3位:田中貴也(捕手・山梨学院大)
4位:高橋慎之介(投手・木更津総合高卒)

福岡ソフトバンク
1位:幸山一大(外野手・富山第一高)
2位:齋藤誠哉(投手・磐田東高)
3位:山下亜文(投手・小松大谷高)
4位:堀内汰門(捕手・山村国際高)
5位:柿木映二(投手・柳川高)
6位:金子将太(外野手・大間々高)
7位:河野大樹(投手・NOMOベースボールクラブ)
8位:中村恵吾(投手・北信越BC富山)

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ドラフト8~9位指名選手

◎ドラフト8~9位指名選手(指名のあった球団のみ)

中日:山本雅士(内野手・四国IL徳島)、金子 丈(投手・大阪商業大)
北海道日本ハム:大田賢吾(内野手・川越工高)、佐藤正尭(内野手・愛知啓成高)
オリックス:鈴木 優(投手・都立雪谷高)

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ドラフト7位指名選手

◎ドラフト7位指名選手

カープはドラフト7位でパワフルな打撃と強肩が魅力の捕手であり、美間選手の後輩でもある多田大輔(鳴門渦潮高)を指名しました。カープは以上、ドラフト7位で選択終了となりました。

福岡ソフトバンク:選択終了
巨人:選択終了
オリックス:西野真弘(内野手・JR東日本)

阪神:選択終了
北海道日本ハム:高浜祐仁(内野手・横浜高)
広島:多田大輔(捕手・鳴門渦潮高)

千葉ロッテ:脇本直人(外野手・健大高崎高)
中日:遠藤一星(内野手・東京ガス)
埼玉西武:選択終了

横浜DeNA:飯塚悟史(投手・日本文理高)
東北楽天:伊東亮太(外野手・日本製紙石巻)
東京ヤクルト:原 泉(外野手・第一工業大)

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