★寸評★10月29日、日本シリーズ第6戦(広4-10日)
★寸評★10月29日、日本シリーズ第6戦(広4-10日)
・勝負の分かれ目は第3戦にあった…守りの堅さ、相手に学べ
カープは8回、ジャクソン投手が2死ランナーなしから、第5戦で満塁弾を浴びた西川選手のヒットを足がかりに、満塁のピンチを迎え、中田選手に逃げ腰のまま、押し出し四球を与えてしまい、さらに日ごろは打席に立たないバース投手にセンターへはじき返され、最後はレアード選手に左中間スタンドに満塁弾を浴びて、試合は決しました。
あまりにもあっけない結末…ジャクソン投手は第5戦で3人でピシャリと抑えたときはストレートで真っ向勝負をしていたのに、中田選手にはすべて逃げ腰でした。外角一辺倒ではどうしてもやられてしまいます。スライダーに頼るのではなく、自慢のストレートをもっと活かさないと…それは第5戦で証明されたはずだったのですが。
ところで、2連勝後の4連敗で、日本シリーズで敗れたカープでしたが、何が勝負の分かれ目だったのだろうか…この日本シリーズの6試合を見ている中で、感じた場面。それは第3戦の3回表、カープの攻撃にありました。
正直なところ、第3戦の2回表。エルドレッド選手がライトスタンドの一角、カープファンで埋まるスペースに逆転の一発を放ったとき、マツダスタジアムの勢いをそのままで、このまま4連勝もあるのではと感じました。しかし、流れが一変した、いや相手の守りの堅さを感じ、そう簡単には得点できないと感じた瞬間が3回表にありました。
この回、1死から田中選手が10球粘って四球を選びました。菊池選手がライトフライに終わりましたが、田中選手がすかさず盗塁を決めました。こう書いていると、やはりここまでカープ野球が出来ていたように感じます。そして続く丸選手の打球。ライト線へ抜けるタイムリーかと思いました。しかし、中田選手が好捕したことで内野安打にすりかわり、新井選手が倒れたことで、「2点差」をつけることが出来ませんでした。
ここで、何となく重たくなってしまったように感じます。カープは今季、守備で相手に流れを完全に明け渡すことはありませんでした。しかし、日本シリーズの舞台で、今までカープがやってきたことを相手にされたことで、流れが変わったというよりも、むしろ自分自身を窮地に追い込んだ思います。それはかつて、カープが井端選手、荒木選手のいわゆる「アライバ」に再三やられていた中日との戦いを思い起こすようでした。その後、このシリーズは相手の二遊間の守りの堅さに、どこか攻撃面で身動きが取れなくなった…どこへ打球を打つかで悩み、それが打者の心のゆとりを奪ったかのように感じます。
・その悔しさ、これからに活かそう
では、どうすれば良いか…カープは第5戦でその打開策として4番にエルドレッド選手を起用しました。このとき、私は嫌な予感がしました。今季、このパターンは1度しかない、しかも不発に終わり、1度きりに終わっています。パワーに頼りすぎることで、本来の野球を見失ってしまうのではないか…。そうなったかはともかくとして、カープ打線は相手に対して、かなり攻撃の幅が狭くなり、バットも足も、何か硬直してしまったかのように、消極的になったように感じます。
カープは今季、「守り勝つ」野球で、何度も勝利を収め、数多くの逆転勝利を決めました。しかし、CS以降、ポストシーズンでの逆転勝利は一度もありませんでした。相手の守備が硬いと、どうしても手詰まりになってしまうということなのでしょう。
優勝を決めて、この勢いで日本一も…と意気込みましたが、なかなかそうはさせてくれませんでした。それだけ日本一の壁は高いということでしょう。今季のカープ野球では、打ち破れない壁がまだまだあるということでもあるのです。相手の守りが堅いとき、それをどう打破していくのか…このテーマを改善していくためには、どうすれば良いのでしょうか。
この日本シリーズは選手にとって、大きな経験となり、それは大きな財産となるはずです。今季、黒田投手は引退し、いずれは新井選手もその日を迎えることでしょう。今季の精神的支柱がいなくなるときは、近い将来に必ずあるのです。そのとき、残された若手、そして今の首脳陣が今季の日本シリーズを戦った経験をどう活かしていくかということでしょう。今季の経験を糧にして、そして、北海道日本ハム・栗山監督が語る「前回の忘れ物を取り戻すために…」という言葉…カープにとって、日本シリーズの残した忘れ物。それはどうすれば取り返せるのか、その課題解消に向けて、今回の悔しさを胸に、足りないところを徹底的に練習するしかない…その戦いは明日から、もう始まっているのです。
カープは球団創設から25年後の1975年に、初優勝を遂げました。その時は2分4敗という成績に終わりました。今回は2勝4敗という成績でした。何だか似てますよね。しかし、その4年後に2年連続日本一を達成するなど、黄金時代を迎えました。今季の大躍進、そして日本シリーズは、その予兆ではないかと思っています。これから黄金時代は必ず来る…そのためにも、この悔しさ、この経験を明日からどう活かしていくかということ。カープナインは必ずやってくれる、そう思って、なお一層、応援してきましょう!
そして、今季のカープ…感動を、夢をありがとう!まずは今日はしっかり休んで、来季は今季以上の成果を残せることを期待しています。
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・勝負の分かれ目は第3戦にあった…守りの堅さ、相手に学べ
カープは8回、ジャクソン投手が2死ランナーなしから、第5戦で満塁弾を浴びた西川選手のヒットを足がかりに、満塁のピンチを迎え、中田選手に逃げ腰のまま、押し出し四球を与えてしまい、さらに日ごろは打席に立たないバース投手にセンターへはじき返され、最後はレアード選手に左中間スタンドに満塁弾を浴びて、試合は決しました。
あまりにもあっけない結末…ジャクソン投手は第5戦で3人でピシャリと抑えたときはストレートで真っ向勝負をしていたのに、中田選手にはすべて逃げ腰でした。外角一辺倒ではどうしてもやられてしまいます。スライダーに頼るのではなく、自慢のストレートをもっと活かさないと…それは第5戦で証明されたはずだったのですが。
ところで、2連勝後の4連敗で、日本シリーズで敗れたカープでしたが、何が勝負の分かれ目だったのだろうか…この日本シリーズの6試合を見ている中で、感じた場面。それは第3戦の3回表、カープの攻撃にありました。
正直なところ、第3戦の2回表。エルドレッド選手がライトスタンドの一角、カープファンで埋まるスペースに逆転の一発を放ったとき、マツダスタジアムの勢いをそのままで、このまま4連勝もあるのではと感じました。しかし、流れが一変した、いや相手の守りの堅さを感じ、そう簡単には得点できないと感じた瞬間が3回表にありました。
この回、1死から田中選手が10球粘って四球を選びました。菊池選手がライトフライに終わりましたが、田中選手がすかさず盗塁を決めました。こう書いていると、やはりここまでカープ野球が出来ていたように感じます。そして続く丸選手の打球。ライト線へ抜けるタイムリーかと思いました。しかし、中田選手が好捕したことで内野安打にすりかわり、新井選手が倒れたことで、「2点差」をつけることが出来ませんでした。
ここで、何となく重たくなってしまったように感じます。カープは今季、守備で相手に流れを完全に明け渡すことはありませんでした。しかし、日本シリーズの舞台で、今までカープがやってきたことを相手にされたことで、流れが変わったというよりも、むしろ自分自身を窮地に追い込んだ思います。それはかつて、カープが井端選手、荒木選手のいわゆる「アライバ」に再三やられていた中日との戦いを思い起こすようでした。その後、このシリーズは相手の二遊間の守りの堅さに、どこか攻撃面で身動きが取れなくなった…どこへ打球を打つかで悩み、それが打者の心のゆとりを奪ったかのように感じます。
・その悔しさ、これからに活かそう
では、どうすれば良いか…カープは第5戦でその打開策として4番にエルドレッド選手を起用しました。このとき、私は嫌な予感がしました。今季、このパターンは1度しかない、しかも不発に終わり、1度きりに終わっています。パワーに頼りすぎることで、本来の野球を見失ってしまうのではないか…。そうなったかはともかくとして、カープ打線は相手に対して、かなり攻撃の幅が狭くなり、バットも足も、何か硬直してしまったかのように、消極的になったように感じます。
カープは今季、「守り勝つ」野球で、何度も勝利を収め、数多くの逆転勝利を決めました。しかし、CS以降、ポストシーズンでの逆転勝利は一度もありませんでした。相手の守備が硬いと、どうしても手詰まりになってしまうということなのでしょう。
優勝を決めて、この勢いで日本一も…と意気込みましたが、なかなかそうはさせてくれませんでした。それだけ日本一の壁は高いということでしょう。今季のカープ野球では、打ち破れない壁がまだまだあるということでもあるのです。相手の守りが堅いとき、それをどう打破していくのか…このテーマを改善していくためには、どうすれば良いのでしょうか。
この日本シリーズは選手にとって、大きな経験となり、それは大きな財産となるはずです。今季、黒田投手は引退し、いずれは新井選手もその日を迎えることでしょう。今季の精神的支柱がいなくなるときは、近い将来に必ずあるのです。そのとき、残された若手、そして今の首脳陣が今季の日本シリーズを戦った経験をどう活かしていくかということでしょう。今季の経験を糧にして、そして、北海道日本ハム・栗山監督が語る「前回の忘れ物を取り戻すために…」という言葉…カープにとって、日本シリーズの残した忘れ物。それはどうすれば取り返せるのか、その課題解消に向けて、今回の悔しさを胸に、足りないところを徹底的に練習するしかない…その戦いは明日から、もう始まっているのです。
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<日本シリーズ>10月29日、広島vs北海道日本ハムの試合結果
◎<日本シリーズ>10月29日、広島vs北海道日本ハムの試合結果
日|100 300 060|10
広|020 011 000|4
勝◇バース 5試合3勝
負◆ジャクソン 6試合2敗
S◇-
HR:丸1号(1、鍵谷)、レアード3号(4、ジャクソン)
安打数:広7、日12
盗塁数:広0、日1(岡)
失策数:広1(田中)、日2(レアード、大野)
残塁数:広7、日9
試合時間:4時間1分
観衆:30693人(マツダスタジアム)
日本シリーズ戦績:広島2勝4敗
★打者成績(打数-安打-打点 打率の順)
1番:(遊)田中 5-0-0 .160
2番:(二)菊池 5-1-0 .292
3番:(中)丸 3-1-1 .333
4番:(一)エルドレッド 4-0-0 .318
5番:(左)松山 2-2-0 .200
走左 赤松 1-0-0 .000
6番:(右)鈴木 3-1-0 .222
7番:(三)小窪 2-0-0 .143
8番:(捕)石原 1-0-0 .000
打 安部 1-0-0 .333
捕 会沢 2-0-0 .000
9番:(投)野村 0-0-0 .000
打 新井 1-0-0 .167
投 ヘーゲンズ 0-0-0 -
打 下水流 1-1-1 .333
投 今村 0-0-0 -
投 ジャクソン 0-0-0 -
投 大瀬良 0-0-0 -
打 西川 1-1-0 .500
★投手成績(投球回-投球数-被安打-奪三振-四死球-自責点 防御率の順)
野村 4-80-7-5-2-1 0.90
ヘーゲンズ 2-42-0-2-4-0 0.00
今村 1-16-0-1-1-0 1.69
ジャクソン 0.2-26-5-0-1-6 15.88
大瀬良 1.1-11-0-0-0-0 3.00
★得点経過
1回表(日):大野、ショートゴロ内野安打(広0-1日)
2回裏(広):相手バッテリーのワイルドピッチで同点(広1-1日)
2回裏(広):石原、サードへの当たりをレアードが後逸(広2-1日)
4回表(日):田中賢、ライトへのタイムリー(広2-2日)
4回表(日):西川、右中間を破る3塁打(広2-4日)
5回裏(広):丸、ライナー性の打球をライト最前列へのホームラン(広3-4日)
6回裏(広):下水流、ショート深い位置への内野安打(広4-4日)
8回表(日):中田、押し出し四球…ジャクソン、攻めきれず(広4-5日)
8回表(日):バース、ストレートをセンターへはじき返され、流れを止めきれず(広4-6日)
8回表(日):レアード、息の根を止められるレフトスタンドへのグランドスラム(広4-10日)
★北海道日本ハムの継投<(カッコ内はイニング数)
増井(3)、鍵谷(2)、石井(0.0)、井口(1)、バース(2)、谷元(1)-大野、市川
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日|100 300 060|10
広|020 011 000|4
勝◇バース 5試合3勝
負◆ジャクソン 6試合2敗
S◇-
HR:丸1号(1、鍵谷)、レアード3号(4、ジャクソン)
安打数:広7、日12
盗塁数:広0、日1(岡)
失策数:広1(田中)、日2(レアード、大野)
残塁数:広7、日9
試合時間:4時間1分
観衆:30693人(マツダスタジアム)
日本シリーズ戦績:広島2勝4敗
★打者成績(打数-安打-打点 打率の順)
1番:(遊)田中 5-0-0 .160
2番:(二)菊池 5-1-0 .292
3番:(中)丸 3-1-1 .333
4番:(一)エルドレッド 4-0-0 .318
5番:(左)松山 2-2-0 .200
走左 赤松 1-0-0 .000
6番:(右)鈴木 3-1-0 .222
7番:(三)小窪 2-0-0 .143
8番:(捕)石原 1-0-0 .000
打 安部 1-0-0 .333
捕 会沢 2-0-0 .000
9番:(投)野村 0-0-0 .000
打 新井 1-0-0 .167
投 ヘーゲンズ 0-0-0 -
打 下水流 1-1-1 .333
投 今村 0-0-0 -
投 ジャクソン 0-0-0 -
投 大瀬良 0-0-0 -
打 西川 1-1-0 .500
★投手成績(投球回-投球数-被安打-奪三振-四死球-自責点 防御率の順)
野村 4-80-7-5-2-1 0.90
ヘーゲンズ 2-42-0-2-4-0 0.00
今村 1-16-0-1-1-0 1.69
ジャクソン 0.2-26-5-0-1-6 15.88
大瀬良 1.1-11-0-0-0-0 3.00
★得点経過
1回表(日):大野、ショートゴロ内野安打(広0-1日)
2回裏(広):相手バッテリーのワイルドピッチで同点(広1-1日)
2回裏(広):石原、サードへの当たりをレアードが後逸(広2-1日)
4回表(日):田中賢、ライトへのタイムリー(広2-2日)
4回表(日):西川、右中間を破る3塁打(広2-4日)
5回裏(広):丸、ライナー性の打球をライト最前列へのホームラン(広3-4日)
6回裏(広):下水流、ショート深い位置への内野安打(広4-4日)
8回表(日):中田、押し出し四球…ジャクソン、攻めきれず(広4-5日)
8回表(日):バース、ストレートをセンターへはじき返され、流れを止めきれず(広4-6日)
8回表(日):レアード、息の根を止められるレフトスタンドへのグランドスラム(広4-10日)
★北海道日本ハムの継投<(カッコ内はイニング数)
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<日本シリーズ>10月29日、広島vs北海道日本ハムのスタメン
◎<日本シリーズ>10月29日、広島vs北海道日本ハムのスタメン
18時30分、マツダスタジアムで試合開始の日本シリーズ第6戦・広島vs北海道日本ハムのスタメンです。
【広島・スタメン】
1番:(遊)田中
2番:(二)菊池
3番:(中)丸
4番:(一)エルドレッド
5番:(左)松山
6番:(右)鈴木
7番:(三)小窪
8番:(捕)石原
9番:(投)野村
【北海道日本ハム・スタメン】
1番:(左)西川
2番:(遊)中島
3番:(中)岡
4番:(一)中田
5番:(右)近藤
6番:(三)レアード
7番:(二)田中
8番:(捕)大野
9番:(投)増井
18時30分、マツダスタジアムで試合開始の日本シリーズ第6戦・広島vs北海道日本ハムのスタメンです。
【広島・スタメン】
1番:(遊)田中
2番:(二)菊池
3番:(中)丸
4番:(一)エルドレッド
5番:(左)松山
6番:(右)鈴木
7番:(三)小窪
8番:(捕)石原
9番:(投)野村
【北海道日本ハム・スタメン】
1番:(左)西川
2番:(遊)中島
3番:(中)岡
4番:(一)中田
5番:(右)近藤
6番:(三)レアード
7番:(二)田中
8番:(捕)大野
9番:(投)増井
<日本シリーズ>10月29日、今日の試合は…
◎<日本シリーズ>10月29日、今日の試合は…
第6戦(18時30分:マツダスタジアム、対北海道日本ハム 2勝3敗)
広 島 vs 北海道日本ハム
★先発投手★
C:野村祐輔(25試合16勝3敗 防御率2.71)
F:増井浩俊(30試合10勝3敗 防御率2.44)
★中継★
日本テレビ系列(18:30~20:54、一部の地域を除く全国放送)
日テレジータス(18:00~22:30)
★天気予報★
マツダスタジアムの天気予報はこちら
★見どころ★
25年ぶりの日本シリーズ、先に連勝しながら、適地で3連敗を喫し、ついに王手をかけられました。しかしここまでの5試合はすべてホームチームが勝つと言う、俗にいう内弁慶シリーズとなっています。思い出せば第3戦、本拠地でようやく1勝を手にした北海道日本ハム・栗山監督が、「北海道の力が、北海道の皆さんが、チームを普通の状態に戻してくれました」と語りました。もう後がないカープに関しても同じことが言えるでしょう。広島に戻ってきて広島の力が、広島のファンの力が、マツダスタジアムの熱気こそが、カープに再び力をみなぎらせてくれるはずです。負ければ終わり、もう捨てるものは何もない…内弁慶でも何弁慶でもいいから、がむしゃらに勝ちを拾って、絶対に明日第7戦、黒田投手につなげましょう。
カープの先発は野村投手。日曜日、第2戦以来、中5日でのマウンドです。前回の登板では6回1失点、菊池選手のエラーによるもので、自責点はゼロでした。今日はもう相性はどうのというより、まずは野村投手に持ち味をフルに活かした今季の集大成となるピッチングを見せてもらうことが大切です。今季のセリーグ最多勝投手、しかも16勝3敗という驚異の勝ち運を持った野村投手の投球に期待しましょう。
一方で北海道日本ハムの先発は増井投手。第2戦以来の対戦となります。大谷投手の先発のマウンドに送るのかと思いきや、意外にも増井投手でした。もしかしたら大谷投手は第7戦、もしくは抑えに起用するのかもしれません。しかし相手は誰であれ同じこと。今日はとにかく勝つしかありません。どこに今日からは本拠地・マツダスタジアムでの対戦となるため、いつも通り指名打者がない試合になります。監督自身も普段通りの采配ができることでしょう。また打者で注目なのは、札幌ではあまり出番のなかった松山選手。前回増井投手との対戦の際も4番で起用されているだけに、ここが機能して来れば打線も繋がってくるはず。今季カープはやり通してきたつなぎの野球を徹底し、チーム一丸、ファン一丸、スタジアム一丸で、このマツダスタジアムで今季のカープの集大成を見せてほしいと思います。
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第6戦(18時30分:マツダスタジアム、対北海道日本ハム 2勝3敗)
広 島 vs 北海道日本ハム
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F:増井浩俊(30試合10勝3敗 防御率2.44)
★中継★
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日テレジータス(18:00~22:30)
★天気予報★
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★見どころ★
25年ぶりの日本シリーズ、先に連勝しながら、適地で3連敗を喫し、ついに王手をかけられました。しかしここまでの5試合はすべてホームチームが勝つと言う、俗にいう内弁慶シリーズとなっています。思い出せば第3戦、本拠地でようやく1勝を手にした北海道日本ハム・栗山監督が、「北海道の力が、北海道の皆さんが、チームを普通の状態に戻してくれました」と語りました。もう後がないカープに関しても同じことが言えるでしょう。広島に戻ってきて広島の力が、広島のファンの力が、マツダスタジアムの熱気こそが、カープに再び力をみなぎらせてくれるはずです。負ければ終わり、もう捨てるものは何もない…内弁慶でも何弁慶でもいいから、がむしゃらに勝ちを拾って、絶対に明日第7戦、黒田投手につなげましょう。
カープの先発は野村投手。日曜日、第2戦以来、中5日でのマウンドです。前回の登板では6回1失点、菊池選手のエラーによるもので、自責点はゼロでした。今日はもう相性はどうのというより、まずは野村投手に持ち味をフルに活かした今季の集大成となるピッチングを見せてもらうことが大切です。今季のセリーグ最多勝投手、しかも16勝3敗という驚異の勝ち運を持った野村投手の投球に期待しましょう。
一方で北海道日本ハムの先発は増井投手。第2戦以来の対戦となります。大谷投手の先発のマウンドに送るのかと思いきや、意外にも増井投手でした。もしかしたら大谷投手は第7戦、もしくは抑えに起用するのかもしれません。しかし相手は誰であれ同じこと。今日はとにかく勝つしかありません。どこに今日からは本拠地・マツダスタジアムでの対戦となるため、いつも通り指名打者がない試合になります。監督自身も普段通りの采配ができることでしょう。また打者で注目なのは、札幌ではあまり出番のなかった松山選手。前回増井投手との対戦の際も4番で起用されているだけに、ここが機能して来れば打線も繋がってくるはず。今季カープはやり通してきたつなぎの野球を徹底し、チーム一丸、ファン一丸、スタジアム一丸で、このマツダスタジアムで今季のカープの集大成を見せてほしいと思います。
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★寸評★10月27日、日本シリーズ第5戦(広1-5日)
★寸評★10月27日、日本シリーズ第5戦(広1-5日)
・ビジターですべて逆転負けで3連敗…どうしてもつけられない2点差
やはりここは敵地・札幌ドームだからなのでしょうか。カープはエース・ジョンソン投手を立てたからこそ、絶対に勝たなくてはならない試合でした。しかし、終わってみれば、序盤の1点を守りきれず、また追加点を奪うことも出来ず、そして最後に逆転を決められてしまう…しかも、今日に関しては眠らせていた西川選手を完全に目覚めさせる満塁弾でゲームセット。けして相手も勢いがあるわけではなかったにもかかわらず、それ以上にカープ打線が敵地の圧力、そして勝たなければという重圧に押しつぶされていたような感じでした。
どうしても2点差をつけることが出来ない…これもまた、終盤に中継ぎ陣に大きな精神的負担を強いることになりました。今シーズンは打線が何とかしてくれるという雰囲気の中で戦い、そして結果を残してきましたが、打線がここまで低迷すると、どうしても投手陣にしわ寄せがきてしまいます。そんな悪循環が漂う重たい試合でした。
特に2回表…この回がすべてでした。先頭の小窪選手が四球で歩くと、続く下水流選手の当たりはあわやホームランかという、フェンス最上部に当たる2塁打。無死2・3塁…是が非でも1点を奪わなくてはならない場面で、続く石原選手の当たりはボテボテのショートゴロ。十分にサードランナーは生還できたような当たりも、おそらく投手が取ると踏んで、二の足を踏んだのか、スタートを切ることが出来ず…。2点リードを自ら遠ざけてしまうような、足が金縛りにあったかのように、踏み出すことは出来ませんでした。
カープにとっては大きなチャンスだったのです。なんせ、先発は2回途中で引き摺り下ろしたのですから。しかし、2番手・メンドーサ投手をどうしても打つことが出来ませんでした。メンドーサ投手の前に、2回途中から7回までわずか1安打。あっさりと、そして淡々と押さえ込まれていく姿に、ついこないだまでの強さをまったく感じられませんでした。
今日は相手が左腕ということもあり、右打者をずらりと並べた…これで相手左腕を攻略し、得点を積み重ねたのであれば、それはもう作戦通りでした。しかし、1点しか奪うことが出来ずに、2回途中でマウンドに上がった右腕を攻略できなかった…自らの仕掛けに足元をすくわれてしまいました。
第3戦では守備固めの手段に遅れを取ってしまい、そして第4戦は早々と守備固めをしたかと思えば、指名打者を放棄せざるを得ない事態に…そして今日は、肝心な場面で左の代打をなかなか出せないまま、温存策が失敗に。慣れない指名打者制の采配に試行錯誤しながら、失敗してしまったという印象です。
敵地で3連敗を喫してしまいました。先に王手をかけられてしまいました。しかし、幸いにも、ここから広島に戻ります。広島に戻れば、真っ赤に染まったマツダスタジアムが待っています。自分たちの心が安定できる場所、安心して戦える場所がそこにあります。こうなれば、ホームでやり返すしかありません。いや、ホームだからこそ、札幌での屈辱をしっかり晴らしましょう。そう、カープは今まで、6度の日本シリーズ、すべて6試合以上の戦い、しかも1試合でも勝った日本シリーズは7戦勝負になっているのですから。ホームで息を吹き返し、逆襲しましょう!
・無駄な四球が…
やはり不用意な四球というものは、どうしても足元をすくわれてしまいがちです。今日、2番手としてマウンドに登った今村投手。第5戦で、5試合目の登板となったという点もありますが、やはり先頭打者に四球を与えてしまった…ここから足元をすくわれてしまいました。浅い外野フライが犠牲フライに…丸選手の送球も力が入ってしまったのでしょう。1点を守りきらないと…という思いが、あらゆるところに妙な力を及ぼしてしまったのかもしれません。
そして第2戦以来の登板となった中崎投手も、1死を奪いながら、田中賢選手に四球。これもまた不用意なものでした。警戒するのは分かりますが、やはり一番出してはいけない場面で出してしまった四球。しかも2死から岡選手には死球を与えてしまい、満塁に…。そうなると、どうしてもこのような結末になってしまいがちです。
やはり打線がなかなか打てないと、投手が守らないと力んでしまうところがあるのでしょう。カープは2勝していますが、いずれも4点のリードを奪ってのものであり、僅差の試合をモノにできていないのも、やはり打線と投手の歯車がかみ合っていないところにあるように感じます。
何度も言いますが、札幌ドームでの試合はここまで。あとは、マツダスタジアムに戻るだけ。地元の空気を吸って、札幌での嫌な思い出はすべて忘れて、もう捨てるものは何もないんだから、思い切り第6戦をプレーする…明日はしっかりリフレッシュして、1日でも長く野球が出来るように、チーム一丸、スタジアムも一丸、ファンも一丸になって、カープの野球をしましょう。
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・ビジターですべて逆転負けで3連敗…どうしてもつけられない2点差
やはりここは敵地・札幌ドームだからなのでしょうか。カープはエース・ジョンソン投手を立てたからこそ、絶対に勝たなくてはならない試合でした。しかし、終わってみれば、序盤の1点を守りきれず、また追加点を奪うことも出来ず、そして最後に逆転を決められてしまう…しかも、今日に関しては眠らせていた西川選手を完全に目覚めさせる満塁弾でゲームセット。けして相手も勢いがあるわけではなかったにもかかわらず、それ以上にカープ打線が敵地の圧力、そして勝たなければという重圧に押しつぶされていたような感じでした。
どうしても2点差をつけることが出来ない…これもまた、終盤に中継ぎ陣に大きな精神的負担を強いることになりました。今シーズンは打線が何とかしてくれるという雰囲気の中で戦い、そして結果を残してきましたが、打線がここまで低迷すると、どうしても投手陣にしわ寄せがきてしまいます。そんな悪循環が漂う重たい試合でした。
特に2回表…この回がすべてでした。先頭の小窪選手が四球で歩くと、続く下水流選手の当たりはあわやホームランかという、フェンス最上部に当たる2塁打。無死2・3塁…是が非でも1点を奪わなくてはならない場面で、続く石原選手の当たりはボテボテのショートゴロ。十分にサードランナーは生還できたような当たりも、おそらく投手が取ると踏んで、二の足を踏んだのか、スタートを切ることが出来ず…。2点リードを自ら遠ざけてしまうような、足が金縛りにあったかのように、踏み出すことは出来ませんでした。
カープにとっては大きなチャンスだったのです。なんせ、先発は2回途中で引き摺り下ろしたのですから。しかし、2番手・メンドーサ投手をどうしても打つことが出来ませんでした。メンドーサ投手の前に、2回途中から7回までわずか1安打。あっさりと、そして淡々と押さえ込まれていく姿に、ついこないだまでの強さをまったく感じられませんでした。
今日は相手が左腕ということもあり、右打者をずらりと並べた…これで相手左腕を攻略し、得点を積み重ねたのであれば、それはもう作戦通りでした。しかし、1点しか奪うことが出来ずに、2回途中でマウンドに上がった右腕を攻略できなかった…自らの仕掛けに足元をすくわれてしまいました。
第3戦では守備固めの手段に遅れを取ってしまい、そして第4戦は早々と守備固めをしたかと思えば、指名打者を放棄せざるを得ない事態に…そして今日は、肝心な場面で左の代打をなかなか出せないまま、温存策が失敗に。慣れない指名打者制の采配に試行錯誤しながら、失敗してしまったという印象です。
敵地で3連敗を喫してしまいました。先に王手をかけられてしまいました。しかし、幸いにも、ここから広島に戻ります。広島に戻れば、真っ赤に染まったマツダスタジアムが待っています。自分たちの心が安定できる場所、安心して戦える場所がそこにあります。こうなれば、ホームでやり返すしかありません。いや、ホームだからこそ、札幌での屈辱をしっかり晴らしましょう。そう、カープは今まで、6度の日本シリーズ、すべて6試合以上の戦い、しかも1試合でも勝った日本シリーズは7戦勝負になっているのですから。ホームで息を吹き返し、逆襲しましょう!
・無駄な四球が…
やはり不用意な四球というものは、どうしても足元をすくわれてしまいがちです。今日、2番手としてマウンドに登った今村投手。第5戦で、5試合目の登板となったという点もありますが、やはり先頭打者に四球を与えてしまった…ここから足元をすくわれてしまいました。浅い外野フライが犠牲フライに…丸選手の送球も力が入ってしまったのでしょう。1点を守りきらないと…という思いが、あらゆるところに妙な力を及ぼしてしまったのかもしれません。
そして第2戦以来の登板となった中崎投手も、1死を奪いながら、田中賢選手に四球。これもまた不用意なものでした。警戒するのは分かりますが、やはり一番出してはいけない場面で出してしまった四球。しかも2死から岡選手には死球を与えてしまい、満塁に…。そうなると、どうしてもこのような結末になってしまいがちです。
やはり打線がなかなか打てないと、投手が守らないと力んでしまうところがあるのでしょう。カープは2勝していますが、いずれも4点のリードを奪ってのものであり、僅差の試合をモノにできていないのも、やはり打線と投手の歯車がかみ合っていないところにあるように感じます。
何度も言いますが、札幌ドームでの試合はここまで。あとは、マツダスタジアムに戻るだけ。地元の空気を吸って、札幌での嫌な思い出はすべて忘れて、もう捨てるものは何もないんだから、思い切り第6戦をプレーする…明日はしっかりリフレッシュして、1日でも長く野球が出来るように、チーム一丸、スタジアムも一丸、ファンも一丸になって、カープの野球をしましょう。
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