前半戦を終えて~投手編~

◎前半戦を終えて~投手編~

今シーズンも前半戦を終え、オールスター明けの17日からはいよいよ後半戦が始まります。そこで、前回に引き続き、前半戦を振り返ってみようという、このオールスター休みならではの企画。今回はその後編ということで、投手陣の前半戦を振り返ってみたいと思います


前半戦の投手陣は、ややもすると火の車になりかねない状況でした。ジョンソン投手が開幕戦で投げてから、咽頭炎を発症したことで、発熱が長引いたこともあって、約2ヶ月に及ぶ長期離脱となりました。そして中崎投手は腰痛を発症。なんと、エースと守護神が同時に戦線を離脱するという事態になりました。さらに、野村投手もわずかの期間でしたが、腰の違和感で離脱。その期間は、昨シーズン、合計で31勝を挙げた左右の両輪がともに不在になるという緊急事態となったのです。

開幕前の青写真では、黒田博樹さんの引退もあって、先発投手陣の頭数が足りなくなる懸念がありました。その上、開幕直後のジョンソン投手が離脱するとなると、ますます厳しい状況に追い込まれる…連覇、そして日本一という大目標を実現することが難しくなるのではないかという危機感もありました。

しかし、この窮地を救ったのが若手の成長でした

岡田投手は開幕から試合をしっかり作る安定感で、一時はセリーグのハーラーダービートップに並ぶ勝ち星を挙げました。そして、交流戦開幕とともに、中継ぎから先発に転向した薮田投手は、テイクバックの小さなフォームから繰り出す最速156キロの速球で、どんどん勝ち星を挙げ、今やチームの勝ち頭となる8勝を挙げています。この若手2人で、前半戦だけで15勝を挙げるとともに、9つの貯金を生み出したことで、彼らは前半戦で首位を固めることができた立役者ともいえるでしょう

さらに今年、先発に再転向した大瀬良投手は、シーズン序盤こそ、なかなか勝ち星が伴いませんでしたが、徐々に先発としての感覚を取り戻してくると、現在は5勝をマーク。負けがないのも、チームにとっては大きなところです。そして、現在は中継ぎに回っていますが、先発としてもまずまずの投球を見せた九里投手は、自信最多の5勝を挙げました。また、中村祐投手はプロ初登板初先発を勝利で飾り、そこから3連勝。現在は2軍調整中ですが、中村祐投手が3勝を挙げて、先発投手陣の窮地を救いました。


一方で中継ぎ陣は中崎投手の離脱中こそ、なかなかリードを守りきれない試合も目立ちました。特に先発が5~6回でマウンドを降りてしまうと、そこからジャクソン投手、今村投手につなぐまでの6~7回で、試合をひっくり返されることもたびたび…。このあたりが昨年とは大きく異なる不安要素となりました。

しかし、今季は中田投手が調子を取り戻し、一岡投手も開幕こそ出遅れましたが、現在は1軍でまずまずのピッチングを見せています。そして、中崎投手が比較的早期に復帰することが出来、そこから勝利の方程式の顔ぶれが揃い、試合終盤の戦い方にも安定感が出てきました


投手陣に関しても、後半戦に向けて、まだ不安要素はあります

先発に関しては、岡田投手、薮田投手といった、シーズンを通して投げぬいたことがない投手が、後半戦に向けて、暑い夏場を乗り切れるかということでしょう。前半戦の立役者だけに、後半戦において貴重な戦力となってくることは間違いありません。

ただ、私としては後半戦こそ、ジョンソン投手、野村投手の実績ある2人が、どこまで遅れを取り戻せるか…ここが非常に大きなカギを握ると思っています。昨年は2人で31勝をあげましたが、今季はここまで9勝。前半戦は若手がしっかり奮闘しただけに、後半戦は実績ある2人が、若手をカバーできるようなピッチングを見せてほしいところです。特にジョンソン投手は前半戦の最終戦で8回1失点の素晴らしいピッチングを見せてくれただけに、後半戦への巻き返しの期待が高まります。

中継ぎに関しては、ジャクソン投手の復調がポイントとなるでしょう。交流戦当たりから外角一辺倒で、自慢のスライダーも微妙に外れる場面が目立ち、相手打者に踏み込まれては打たれる…そんなシーンが目立ちました。レギュラーシーズン再開後もその傾向がありましたが、ここへきて徐々に調子を取り戻してきたように感じます。内角にも勢いある球を投げられるようになれば、セットアッパーに戻すことも視野に入ってくるのではないでしょうか。


昨年と比較すれば、野手に関してはその攻撃力がさらにアップしたように感じる一方で、投手力に関しては、調子の波が激しく、流動的な面も増えたように思います。守り勝つ野球を貫くためには、投手は大きなキーパーソン。前半戦は若手が引っ張ってきただけに、後半の勝負どころこそ、実績ある投手の更なる奮起が、連覇への決め手になると思います


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前半戦を終えて~野手編~

◎前半戦を終えて~野手編~

今シーズンも早いもので前半戦が終了し、カープは83試合を戦い、52勝29敗2分、貯金23、2位とのゲーム差は8で、連覇に向けて首位独走態勢を築いています。消化試合という点ではすでに折り返し地点は過ぎていますが、ここまでのカープの前半戦を振り返ってみましょう。今回はまず野手編です


今シーズンは昨年同様、上位打線は「タナキクマル」の1、2、3番がしっかり固定されています。シーズン序盤はWBCの疲れの影響もあってか、足に不安のある菊池選手に適度な休養を与えながらの起用が続いていましたが、シーズンも中盤に差しかかり、上位打線が安定した打撃を見せています。

そして昨年と最も大きく違うのは4番の固定でしょう。昨シーズンは主に新井選手が4番を務めましたが、年齢的なもの、相手ピッチャーのとの相性によって、松山選手やエルドレッド選手が4番を務めることも多く、けして固定されているとは言えない状況でした。打線の軸となる4番だからこそ固定したいと言う思いは、当然あったことでしょう。

今シーズンも昨年同様、開幕4番は新井選手でスタートしました。しかし、まもなくして4番は鈴木選手にバトンタッチ。若手の4番大成には多少時間がかかると思われましたが、鈴木選手は持ち出しの吸収力の高さを存分に発揮し、すぐさま4番として結果を残すようになり、4番打者の切り替えは予想以上にスムーズに進み、今や4番打者もしっかり固定されるようになりました

これによって従来の「タナキクマル」に加えて、鈴木選手が固定されたことで、エルドレッド選手や松山選手、さらに新井選手を下位打線に回したり、終盤の代打で起用できるようになったことで、打線がより安定感を高めただけでなく、選手層にも厚みをもたらしたのです

打線の流れを見ても、1番・田中選手は19盗塁でリーグトップ、3番・丸選手はセリーグの打率ランキング4位、4番・鈴木選手はリーグ4位の17本塁打、リーグ2位の64打点をマークし、それぞれが役割をしっかり果たしています。ここにベテランの新井選手やエルドレッド選手、下位打線を担い、一時は首位打者になった安部選手、控えには西川選手や一気に台頭してきたバティスタ選手もいます。選手個々が役割を果たしていることが、チーム打率.278、437得点というセリーグダントツの数字にも現れているのでしょう

現時点では死角がないようにも見えますが、後半戦に向けて気になる点もあります。

まずは右打者が不足しているということ。バティスタ選手の活躍ぶりは目立ちますが、どうしても守備面の不安があまりに大きすぎて、守り勝つ野球を目指すに当たっては、スタメン起用が難しくなっています。例えば小窪選手や下水流選手といった、昨年の戦力でありながら、今季は2軍調整が続いているスタメン起用も出来そうな右打者が、後半戦に向けて1軍で結果を残せるようになるまでに復調してほしいところ

そして、最も怖いのはやはり故障。確かに戦力の層に厚みを感じますが、完全に固定されている部分にアクシデントが生じてしまうと、打線の根幹が揺るぎかねません。突発的に発生するアクシデントは仕方がない側面はあるにしても、疲労の蓄積などで故障につながってしまった…というのは避けたいところ。

シーズン後半に向けて、無理をしなくてはならない場面もあるでしょうが、コンディションを整えていく、コンディショニングに時間をかけていくのも、これからの戦いではより重要になるでしょうし、連覇への決め手となるはずです。今までどおりに戦っていける体制を崩すことがなければ、野手に関しては高い確率で連覇できる戦力があるのは間違いありません


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開幕直前!今年のカープのスタートは?~野手編~

◎開幕直前!今年のカープのスタートは?~野手編~

オープン戦も終わって、31日からいよいよ始まる開幕を待つばかりとなったカープ。今日、開幕1軍の選手が発表されますが、連覇を狙うカープは果たしてどのような陣容でスタートを切るのかを考えてみようということで、今日は野手編です。

【開幕スタメンは?】

今年はWBCが開催され、さらにそれに田中選手、菊池選手、鈴木選手の3人の参加するとあって、春季キャンプからオープン戦にかけて彼らが離脱している間に、レギュラー奪取を狙う選手たちがどこまでアピールするかが注目されていました。

とりわけ注目度が高かったのが安部選手、堂林選手、西川選手の3選手でしょう。春季キャンプ中は好評だった打撃の調子も、オープン戦が進むにつれて低迷。西川選手は自打球の影響で今でも1軍メンバーから外れています。安部選手、堂林選手に関してはオープン戦で数多くのチャンスを与えられながら、ともに打率1割台に低迷し、レギュラーを奪い取るというインパクトを首脳陣には与えられませんでした。

今季は新外国人としてペーニャ選手を獲得したものの、野手に関しては目立った即戦力の補強がなかったカープ。そのため開幕からのオーダーは昨年を基本線としたものになるでしょう。予想される開幕オーダーは以下の通りです。

1番:ショート・田中
2番:セカンド・菊池
3番:センター・丸
4番:ファースト・新井
5番:ライト・鈴木
6番:レフト・松山
7番:サード・安部
8番:キャッチャー・石原
9番:ピッチャー・ジョンソン


【4番は?】

緒方監督は開幕の4番に関しては最も状態が良い新井選手を指名しています。しかしこれはあくまでも開幕時点のことであり緒方監督自身、4番については現状でのカープの課題とも語っています。今年で40歳を迎えた新井選手にシーズン通して4番を託すのは、年齢的にも無理でしょう。一方で4番は固定されるべきという考えもあるようです。写真の軸となる部分なので、やはり固定するのが理想です。

そこで開幕直後は新井選手にひとまず4番を務めてもらい、その後を打つ鈴木選手が果たしてどの程度昨年より成長しているか、昨年並みもしくは昨年以上の結果が残せるかどうか、それによって4番を鈴木選手に固定できれば、緒方監督にとっては最も理想的な形なのではないでしょうか

【外国人選手の起用は?】

緒方監督は新外国人のペーニャ選手を開幕時点では2軍スタートとすることを決めました。オープン戦がスタートした当初は打撃の調子も良く、また右打席でもヒットが出るようになっていましたが、オープン戦も終盤になると打撃の調子は下降気味。これが判断の要素の一つになったのでしょう。

ただそれだけではありません。理由の一つとして中継ぎ投手の戦力の層の薄さを懸念したということもあるでしょう。チャンプ中にインフルエンザで途中離脱した中崎投手の調子がなかなか上がってこず、一岡投手も現在、故障で離脱しています。中継ぎに不安があるため、1軍の外国人選手枠を投手優先にしたいという意図があるのでしょう

また、オープン戦を通じてチームの得点力は12球団でも最低でした。オープン戦の最終戦となった26日の福岡ソフトバンク戦で、エルドレッド選手が貴重な同点ホームランを放ったことで、チームや球場の空気は一変しました。得点力不足という課題が残ったままシーズンに突入することになった今、打撃下降気味のペーニャ選手よりも、一発の魅力があるエルドレッド選手を優先するということになったのでしょう

しかし長いシーズンを考えてみると、エルドレッド選手は今年で37歳であり、今年の春季キャンプ中もそうでしたが、たびたび故障する傾向にあります。またサードはまだレギュラーが固定されていない状態なので、チームの得点力が戻ってくれば、サードが守れてスイッチヒッターでもあるペーニャ選手は貴重な戦力になると思います

【控え選手は?】

開幕カードでは、2カード目に先発する投手はひとまず開幕1軍メンバーから外すため、開幕投手はどうしても野手の登録メンバーが多くなります。しかし今シーズンは開幕から6連戦が続くというスケジュールと、中継ぎ投手に不安を残す現在のチーム事情を考えて、最終的には1軍メンバーは投手13人、野手15人になるのではないでしょうか

先ほど開幕スタメン予想をしましたが、そこに名を連ねた8選手の他に、オープン戦での起用傾向や結果を踏まえて、捕手では会沢選手と船越選手、内野手では庄司選手と小窪選手、エルドレッド選手、さらに外野手では堂林選手、下水流選手あたりがベンチ入りメンバーとして考えられます。とりわけオープン戦では打撃面で成長を見せた庄司選手や船越選手は今季の活躍が注目されます

しかし現在2軍にいるメンバーの中には、西川選手や野間選手のように期待されながらも、故障やアクシデントで離脱している選手もいます。桑原選手や美間選手のように、オープン戦で1軍メンバーに帯同したり、その中で結果を残した選手もいます。さらには今季のルーキーである坂倉選手は2軍で高卒ルーキーとは思えない打撃センスを披露しているようです。

開幕2軍が予想されるメンバーの中には、オープン戦で結果が残せず期待値だけで1軍に残る選手も出てくることでしょう。開幕時点では2軍となった選手でも、長いシーズンを見れば必要な戦力として成長してくる可能性も十分にあります。そういった選手が1人でも多く1軍で活躍できる体制が整えば、戦力にも厚みが出てくるのでしょうし、シーズン終盤ほど面白い戦いが期待できるのですが、果たして?


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開幕直前!今年のカープのスタートは?~投手編~

◎開幕直前!今年のカープのスタートは?~投手編~

いよいよ今年のプロ野球開幕が金曜日に迫ってきました。カープはオープン戦を4勝11敗2分という、辛うじて最下位を免れるのがやっとという苦しい戦いが続きました。それでもカープは今年、連覇を目指す年になります。そんなカープの今年のスタートはどうなるのか、まずは投手から考えてみましょう。

【先発投手編】
今年はWBC開催の影響で、開幕が例年よりも1週間ほど、遅くなりました。それもあって、開幕から5月21日まで、ひたすらに6連戦が続きます。いきなり過密日程となるだけに、先発投手を6枚きっちりと揃えておくこと、これが開幕ダッシュへの1つの条件となります。

オープン戦を終えて、カープは6人の開幕ローテーションが固まりました。その陣容をオープン戦の成績をとともに振り返ってみると…

ジョンソン投手 3試合0勝3敗 防御率3.00 15イニング 被安打9 8四死球 14奪三振
岡田投手 5試合2勝1敗 防御率1.57 23イニング 被安打17 5四死球 19奪三振
大瀬良投手 2試合0勝0敗 防御率1.04 8.2イニング 被安打7 2四死球 6奪三振
野村投手 3試合0勝1敗 防御率0.00 12イニング 被安打9 1四死球 3奪三振
床田投手 3試合0勝2敗 防御率4.50 14イニング 被安打17 3四死球 11奪三振
九里投手 2試合1勝0敗 防御率0.00 10イニング 被安打3 3四死球 10奪三振

開幕投手はジョンソン投手でしょう。オープン戦では持ち味のコントロールに微妙に狂いが生じていましたが、開幕にはきっちりと調整してくるのではないでしょうか。一方で2カード目、敵地での1番手は野村投手でしょう。オープン戦でもコントロールがあり、内角をきっちり攻める投球で、高い安定感を見せました。

そしてオープン戦では抜群の安定感を見せた岡田投手は150キロに届くストレートで押していく攻めのピッチングで、今季は2ケタを十分に狙えるでしょう。そして大瀬良投手は2年ぶりに先発としての開幕となります。右わき腹痛で、一時は開幕絶望的といわれていましたが、急ピッチで調整し、開幕に間に合わせてきました。ルーキーイヤーは2ケタ勝利を挙げただけに、先発としてシーズン通して投げ続けてほしいと思います。

安定感といえば、九里投手がここへきて見違えるようなピッチングを見せています。オープン戦では10イニングで、打たれたヒットはわずかに3.四死球は3つと、課題のコントロールは改善され、粘りのピッチングを見せるようになり、今季最も成長するのではないかと期待されます。そしてルーキーの床田投手はプロの雰囲気に馴染み、先発左腕として成長してほしいと思います。

もちろんシーズン通して、この6人が安定してぐるぐるとローテーションを回ることは考えにくいところ。しかし、今季に関しては2軍で福井投手が調整を進め、ルーキーの加藤投手がオープン戦で最低限試合を作れるだけの投球を見せました。加藤投手が2軍でどのような成長を見せるか、そして高橋樹投手や塹江投手といった若手が、長いシーズン、どこかでカバーできるよう台頭してもらいたいものです

【中継ぎ・抑え編】

先発が6枚、きっちり揃った反面で、気になるのが中継ぎ・抑え。開幕時点で予想される陣容を見てみると、

・中継ぎ右腕
薮田投手、ヘーゲンズ投手、中田投手、今村投手、ジャクソン投手
・中継ぎ左腕
飯田投手
・抑え
中崎投手

このような形になるのではないでしょうか。オープン戦を見る限りでは、大きな不安要素はやはり抑え。中崎投手はインフルエンザで出遅れ、オープン戦で復帰したものの、ストレートは140キロ台前半と、昨年見せたような球威はまだ取り戻せていません。マウンドに上がっても、一発を食らったり、大ピンチを招いたりと、不安要素ばかりが残っています。

1軍の外国人枠を考えるに当たって、やはり中崎投手の調子が思うように上がってこないことで、投手3、野手1という構成になるのでしょう。ジョンソン投手、ジャクソン投手はオープン戦でも結果を残し、1軍の戦力として外すことができない存在です。不安の残る中継ぎの層を厚くするために、そしてロングリリーフも1イニング限定でも投げられる器用さから、ヘーゲンズ投手を1軍に抜てきすることは間違いないでしょう

ただ、長いシーズンを通して考えると、中継ぎの層の薄さが気になります。中崎投手がもし守護神として機能しないときは、誰を守護神に回すのか、その時の勝利の方程式の構成はどうするのか…戦力に限りがある状態だけに、シーズンを通して、2軍で中継ぎが可能な戦力を作ったり、故障した選手を復帰させたりといった、戦力の維持をどのようにして行っていくかが注目されます


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これからの注目(3)~中継ぎは?~

◎これからの注目(3)~中継ぎは?~

今年はレギュラーや先発ローテーションなど、ポジション争いが非常に熾烈なのですが、数あるポジションの中で、どこかレギュラー争いが静かなのが中継ぎではないでしょうか。多くの選手がしのぎを削っている中で、中継ぎだけはポジション争いがどこか無風の状態になっているように感じます

昨シーズン序盤から中盤にかけてヘーゲンズ投手、ジャクソン投手、そして守護神の中崎投手という勝利の方程式を組んでいました。その後、今村投手が1軍でようやく本来のピッチングを取り戻してきたこと、そして先発のコマ数が不足してきたこともあって、勝利の方程式の一角に加わりました。

今年、春季キャンプを通してみていると、今年も今村投手、ジャクソン投手、そして中崎投手という勝利の方程式は固定…そんな印象を受けます。他のポジションに比べて、この中継ぎ枠争いは無風だと感じるのは、おそらくこのような点にあるのでしょう。

ただ、もう少し熾烈さがあってもいいのではないかという気もします。なんせ、今村投手、ジャクソン投手、中崎投手といえば、昨年はすべて60試合以上に登板しており、日本シリーズでも登板がかさみました。昨年同様のパフォーマンスを、今年もシーズン通して発揮できるかどうかは未知数です。そのため、長いシーズンを乗り切るためには、中継ぎの層をより厚くしておくことが求められます

今一度、現時点での中継ぎのポジション争いを振り返ってみると…

【右投手】
中崎投手、今村投手、ジャクソン投手、ブレイシア投手、一岡投手

【左投手】
飯田投手、オスカル投手

このような感じでしょうか。先発ローテーション争いをしている投手の顔ぶれに比べると、絶対的なコマ数が少なくなっています。春季キャンプでは一岡投手の調整ぶりが非常に順調とされている一方で、新外国人のブレイシア投手は沖縄キャンプで、韓国プロ野球・サムスンとの練習試合でも1回3失点と、まだ日本のマウンドに馴染めないのか、1軍の外国人枠に割って入るだけのインパクトを残せていません。

先に挙げた7人の中継ぎ候補とされる投手に加えて、先発候補とされた投手のうち、先発ローテーションから漏れた投手が中継ぎに回ることも想定されます。そのような投手はロングリリーフも役割の1つとなるでしょう。薮田投手や中村恭投手といったところが、先発争いから漏れれば、中継ぎに回ってくるのではないでしょうか

昨年のカープは「逆転勝利」が45回もありました。そこには中継ぎ陣が無駄な失点を与えない試合が多かったことも大きな要因となりました。それだけ中継ぎは重要なのですが、今季のここまでのキャンプを振り返ってみると、確かに勝利の方程式はメンバーが決まっているのかもしれませんが、長いシーズンを戦う上では不安要素も大きいのが現状です。

先発候補は多くいる反面で、中継ぎ候補の数が少ないだけに、ここをどう層に厚みを持たせていくか…先発枠がある程度固定されてくれば、中継ぎの陣容も見えてくるのでしょうが、「先発でダメだったから中継ぎに」というのではなく、勝利の方程式以外の中継ぎもこれからのオープン戦を通じてしっかり戦力の見極めをしてほしいと思います


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