今年のドラフトを占う(2)

◎今年のドラフトを占う(2)

育成がチーム作りの根幹であるカープにとって、最も大きな戦力補強がドラフト会議です。10月26日、今年も運命のドラフト会議がやってきます。果たして来シーズンに向けてカープが必要とする選手像とは?そしてどのような選手を指名するのか、徹底予測してみると言う連載企画の第2弾。今回は即戦力に的を絞ってみたいと思います。


さて、14日にスカウト会議が行われ、ドラフト1位は広陵高・中村奨成選手を指名することが決まりました。早めに1位指名を公言することで、他球団の出方を牽制する狙いもあるようですが、カープスカウト陣が今年1番の選手だと満場一致で決まったのでしょう。やはり地元が生んだスーパースターの高校生、これは1位指名しないわけにはいきません。

というわけで、1位指名は中村選手で決まりました。そして今年のドラフトは何人くらい指名するか…おそらく5~6人程度になるのではないかと予想しています。そして、現場では即戦力の投手の獲得を希望しているようです。もし、ドラフト1位の中村選手が他球団と競合し、抽選の結果が思わしくないものであった場合も含めて、全体的には指名人数の約半数が即戦力、そのうち2人程度は投手になるのではないかと予想します

もし、ドラフト1位で中村選手の交渉権を獲得できれば、2、3位は即戦力に投手になる可能性は高いのではないでしょうか。ただ、2位指名の順番は12球団で最後となります。果たしてどのような投手が残っているか…ここが今年のドラフトの最大のポイントになってきそうです。

例えば、東京大のMAX150キロ左腕として注目されている宮台康平投手、亜細亜大のMAX151キロ左腕・高橋遥人投手、地元・広島の安佐北高出身で岡山商科大のMAX152キロ右腕である近藤弘樹投手、明治大のスリークオーター左腕である斎藤大将投手、九州産業大のMAX152キロ右腕・草場亮太投手、さらに中部学院大の右腕で最速152キロのストレートが魅力の平岡敬人投手あたりが候補として挙がってくるのではないでしょうか。当然ながら、12球団最後の2位指名となると、すでに他球団に指名されている投手も出てくるでしょう。即戦力となる好投手がどの程度残っているかが注目されます。

一方で、もしドラフト1位で中村選手が競合し、抽選で外してしまった場合…やはりドラフト1位は即戦力投手になってくるでしょうし、1位指名候補となっていたヤマハ・鈴木博志投手、日立製作所・鈴木康平投手、JR東日本・田嶋大樹投手、立命館大・東克樹投手らが外れ1位候補の筆頭となるでしょう。こちらも当然ながら他球団に先を越されたり、外れ1位でも競合するという可能性もあるでしょう。そうなると、仙台大学の最速155キロという剛速球を持つ右腕・馬場皐輔投手や、中央大の右腕で最速152キロの力のあるストレートが魅力の鍬原拓也投手あたりも候補に挙がってくるのではないでしょうか。

そして2・3位では即戦力投手だけでなく、即戦力野手の指名の可能性も出てくるでしょう。かねてから指名がウワサされる大学球界屈指の右のスラッガーである慶応大・岩見雅紀選手や、田中広輔選手の実弟として注目されている日立製作所・田中俊太選手あたりも、指名候補となってくるでしょう。即戦力の長距離砲の獲得も目指しているような印象を受けますが、下位指名あたりで兵庫ブルーサンダースの長距離砲である田中耀飛選手の指名もあるかもしれません。


即戦力選手をどの程度指名するか、そして何位で指名するか…これは1位で中村選手の交渉権をしっかり獲得できるかどうかに大きく左右されるでしょう。近年の傾向を見ていると、上位では即戦力の割合が高く、下位に行くほど高校生の比率が高まってきます。特に1位指名が高校生であれば、この傾向は顕著になってくるかもしれません。


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ドラ1は中村選手指名へ

◎ドラ1は中村選手指名へ

26日に行われるドラフト会議を前に、マツダスタジアム内の球団事務所でスカウト会議を行い、今年のドラフト1位指名を広陵高・中村奨成選手にすることを決めました。中村選手は今年の夏に行われた高校野球で、1大会ではあの清原和博さんのもつ5本塁打を上回る6本塁打を放ち、一躍注目を集めました。

中村選手は広島市のお隣にある廿日市市出身で、大のカープファンという地元っ子。今年の夏の甲子園で長打力が大きな話題となりましたが、遠投は120m、走っては50m6秒ジャストと、捕手ではありますが、俊足も大きな武器で、3拍子が揃った選手です。そんな選手が広島から出て、しかも全国の舞台でその名前を轟かせたのですから、そんな地元選手を逃すことは考えられません。1位指名は当然でしょう

カープは中田投手や白浜選手といった地元の高校の選手を指名・獲得したことはありましたが、いずれも広島出身の選手ではありません。なぜか、広島出身の地元の高校生を指名してこなかったカープ。しかし、中村選手は今や地元のスター選手。地元出身の地元の高校生を指名することで、今後のドラフト戦略にも大きな変化をもたらすかもしれません

スカウトの中でも評価も最も高い中村選手。今のカープの捕手陣を見ても、19歳の坂倉選手が1年目から2軍でも結果を残しています。捕手を一人前に育てるためには、多くの時間がかかるものですが、数年後にはカープの女房役を担える選手が2人揃うかもしれません。それだけの大きな期待と高い素質をもった選手です。もちろん、他球団も注目する選手だけに、競合を避けることは出来ないでしょう。地元の選手だけに、ぜひカープが交渉権を獲得してほしい…そう願うばかりです


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今年のドラフトを占う(1)

◎今年のドラフトを占う(1)

育成がチーム作りの根幹であるカープにとって、最も大きな戦力補強がドラフト会議です。10月26日、今年も運命のドラフト会議がやってきます。果たして来シーズンに向けてカープが必要とする選手像とは?そしてどのような選手を指名するのか、徹底予測をしてみたいと思います。まず第1回は「ドラフト1位はだれか」です。


現時点でカープがドラフト1位指名候補として検討している選手は以下の5選手です。

・中村奨成選手(広陵高・今夏の甲子園では清原和博選手を抜く1大会6本塁打の新記録を樹立)
・鈴木博志投手(ヤマハ・ストレートは最速157キロという社会人屈指の剛腕を誇る右腕)
・鈴木康平投手(日立製作所・186cmの長身から投げ下ろす最速151キロを誇る右腕)
・田嶋大樹投手(JR東日本・最速152キロのストレートとスライダーが持ち味の社会人屈指の左腕)
・東克樹投手(立命館大・170cmと投手としては小柄ながら150キロを超えるストレートを持つ左腕)

今年のドラフトで最も注目されている早稲田実業高・清宮幸太郎選手を指名しない意向が報道されたことで、現時点で高校生で1位指名候補として報道されているのは中村選手1人です。一方、現場では即戦力投手を希望していることから、4人の投手の名前が浮上しています。

さて、そこで中村選手でいくのか、即戦力投手でいくのか…今年に関しては非常に悩むところです。中村選手の場合、甲子園で1大会本塁打数の新記録を作るほどの選手。しかも捕手であり、俊足でもありと、まさに3拍子揃ったカープらしい選手で、しかも広島出身。広島出身のスター選手だからこそ、地元のカープに入団してほしいという思いも強いでしょう。だからこそ、カープも見過ごすことは出来ないところ。

ただ、一方で即戦力投手がほしいという気持ちが強いのも間違いありません。なんせ、今年はジョンソン投手が長期離脱し、野村投手も9勝どまり。若手の薮田投手、九里投手、岡田投手、大瀬良投手らの奮闘で勝ち星を積み重ねることが出来たものの、投手陣のやり繰りには非常に苦労したシーズンでした。だからこそ、即戦力の投手を獲得して、少しでも投手の層を厚くしたいという思いも強いでしょう

来季の投手について予測してみると、左腕では高橋樹投手、高橋昂投手といった先発左腕の成長が期待されますし、今年のルーキー・床田投手も開幕からは無理でも、故障から復帰すれば、戦力となる可能性は十分にあります。右腕では藤井投手、辻投手といった右腕が中継ぎ候補として頭角を現してきそうです。育成でカバーできる余地は十分に残しているとも考えられます

ならば、1位は中村選手を指名…その可能性が高いのではないでしょうか。やはり地元高校生ではスーパースター。木製のバットに対応できるかなどの不安要素はあっても、高い素質があるのは間違いありません。その年で最も良いと思う選手を1位指名するというのがチームの方針であるため、まだまだ伸びしろがある中村選手の指名が最も濃厚なのではないでしょうか。

しかし、「打てる捕手」はどの球団もほしいところ。注目度が高い早稲田実業高・清宮選手の指名にもある程度集中するでしょうが、中村選手も競合の可能性が十分にあります。もし1位指名したとしても、競合の末に、抽選を外すということになれば、即戦力投手の指名にカジを切ることになるでしょうし、1位指名できれば、2位以降で即戦力投手の指名を目指すという方向になるのではないでしょうか


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カープ、清宮選手を指名せず

◎カープ、清宮選手を指名せず

プロ志望届を提出したことで、一気に今年のドラフトの超目玉となった早稲田実業高・清宮幸太郎選手。指名、獲得を目指す球団が続々と面談し、アピール合戦を繰り広げる中、ドラフト1位指名候補にも挙げていたカープは面談に参加せず、指名しない方針を示しました

これに伴い、ドラフト1位候補は現時点で地元・広陵高の中村奨成選手とJR東日本の左腕・田嶋大樹投手、ヤマハの豪速球右腕・鈴木博志投手、日立製作所の右腕・鈴木康平投手、立命館大の左腕・東克樹投手といった即戦力投手が中心となってくるようです。

守り勝つ野球を最大のテーマにしているカープにあって、主にファーストしか守れず、さらにその守備にも不安があり、さらに走塁に関してもけして足が速くはない…そうなってくると、やはりカープらしい選手ではないというのが今回の指名回避の大きな理由なのでしょう

カープのドラフト指名には毎年明確なテーマがあります。そのテーマがブレないことが、今のカープの戦力を築き上げてきたのでしょう。地元のスーパースターで長打力のある打撃だけでなく、キャッチャーとしての守備、そして50m6秒の俊足を持っている中村選手はカープとしてはどうしてもほしい素材でしょう。ただその一方で即戦力投手がほしいのも事実。

今年は清宮選手ばかりが注目を集めていますが、こういうときこそ、うまく一本釣りを決めているのがカープ。過去にも田中将大投手が注目されたときのマエケン、菊池雄星投手が注目されたときの今村投手のように、他球団の視線が他のところに集中している間に、ドラフト屈指の選手を獲得してくれるのではないか、高素材を一本釣りしてくれるのではないか…そんな期待も膨らみます


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即戦力絞込みのスカウト会議

◎即戦力絞込みのスカウト会議

10月26日に行われるドラフト会議まで、残すところ1ヶ月を切りました。28日、マツダスタジアム内の球団事務所でスカウト会議が行われました。今回は大学・社会人の選手を中心にリストアップされた指名候補選手の絞り込みが行われ、投手は16人、野手は7人の計23選手が挙げられています

とりわけ彼らの中でも、ドラフト1位指名候補に挙がっているのが、ストレートの球速が157キロを誇る今ドラフト屈指の豪腕であるヤマハ・鈴木博志投手。身長186センチの長身から角度ある150キロ台のストレートを持つ右腕である日立製作所・鈴木康平投手、最速152キロのストレートを投げ込む最も注目される左腕のJR東日本・田嶋大樹投手、170センチと小柄ながら152キロのストレートとコントロールが魅力の左腕である立命館大・東克樹投手といった即戦力投手。さらに俊足巧打の二塁手で、田中広輔選手の弟としても注目されている日立製作所の田中俊太選手もリストに挙がっているようです。

今回のスカウト会議は大学・社会人の選手が中心だったため、高校生に関する話題はあまり上らなかったようですが、地元広島・広陵高校の中村奨成選手や早稲田実業の清宮幸太郎選手もドラフト1位指名候補であり、今後、1位指名は高校生か即戦力か、検討を重ねていくようです。

今シーズンは投手の起用に非常に悩まされたように思います。さらに毎年投手を獲得して、投手力をアップさせたいと言う思いから、現場では即戦力投手の1位指名を希望しているようです。しかしその一方で、近年は広島出身の広島の高校生の指名をなぜか回避したがる傾向にあるカープですが、夏の甲子園で1大会の本塁打新記録をマークした中村選手は、カープにとっては見過ごすことができない存在でしょう

今年のカープの投手事情を見ると先発、中継ぎ、そして左腕…やはり即戦力投手が欲しいという思いも強いでしょう。その一方で地元の高校生スターを見逃すというのも…。カープのスカウト陣としては非常に迷うところではないでしょうか。これから先、高校生、大学生のプロ志望届の締め切りがあり、より具体的になってくるのはそれからでしょうが、果たしてどのような決断を下すのかが注目されます。


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