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2018年、カープ10大ニュース(2)

◎2018年、カープ10大ニュース(2)

さて、今年もいよいよ12月に入り、残すところ1ヶ月を切りました。今年もカープはいろんなことがありましたが、「10大ニュース」で今年のカープを振り返ってみましょう。私KUNIが独断と偏見で決めた今年の10大ニュース。今日は2つ目のニュースです。


広島に元気と活力を!下水流劇的サヨナラ弾!!


今シーズン、最も劇的なサヨナラ打を放った選手に贈られる「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」のセリーグ部門で見事に受賞したこの日の試合で、今年のセリーグ最高のサヨナラホームランを放ったのが下水流選手です。

西日本広の広い範囲が未曾有の豪雨に見舞われ、広島でも甚大な被害を受けました。オールスター前の阪神3連戦は、この被害をかんがみて、全試合を事前に中止することになりました。この日の試合はそんな豪雨災害後に行われた初めてのマツダスタジアムでの試合。地元では16日ぶり…まだ被害の爪あとが目立つ中で、広島に勇気と活力を与えるためにこの日は何としても勝ちたい試合でした。

しかし、この日はカープが序盤に安部選手の3ラン、松山選手の2ランなどで、7点をリードしながら、先発・野村投手が2本の3ランを浴びるなど、9回を終わって8-8の同点という乱打戦でした。本来ならば大量リードを守ってしっかり勝たなければならない試合、とりわけこの日の試合の意味を考えれば、それはなおさらでした。

ところが、10回表、巨人・岡本選手にレフトスタンドへ一発を浴びてしまい、ついに8-9と試合をひっくり返されてしまいました。序盤の大量リードも守り切れず、その後のカープの得点は1点のみで、相手は押せ押せの状況。このままだと勝たなければならない試合で最悪の形での敗戦となるところでした。

10回裏。マウンドには巨人・マシソン投手。1死から菊池選手が四球を選び、頼みの綱の丸選手を迎えましたが、あっさりとショートフライ。もはや万事休すかと思われました。

打席には途中出場の下水流選手。初球のストレートを見逃し、2球目でした。外角に来たストレートにバットが見事に反応しました。逆らわずに放った打球は、ただただ真っ直ぐにライトスタンドを目がけて飛んでいきました。ライトポールのちょっと左に到達する劇的なサヨナラ2ラン!

この日の試合はこの下水流選手の2ランのためにもつれたんじゃないかと思うほど。この勝利は巨人を優勝争いから脱落させるくらいのダメージを与えることが出来たとともに、最高の勝ち方で広島に元気と活力をもたらす大きな大きな勝利でした。


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☆KUNI’s EYE(11/3・日本シリーズ第6戦)☆学ぶべきところが多い日本シリーズでした

☆KUNI’s EYE(11/3・日本シリーズ第6戦)☆学ぶべきところが多い日本シリーズでした

カープ打線は4安打完封負け。しかも、序盤に果敢に盗塁を敢行するものの、いわゆる「甲斐キャノン」の前に、すべて封じられました。もし、初回の田中選手の盗塁が判定どおり「セーフ」だったとしたら、この試合の流れはかなり大きく変化していたでしょうし、チームの中にも「いける」という思いが芽生えたはず。しかし、それが初回に「アウト」に変わったことで、もはや自分たちが持っている「持ち味」という武器が、すべてなくなってしまった…そんな沈黙の雰囲気を感じました

そして、結果的に0-2で敗れたわけですが、わずか2点とは思えないような、大きな得点差に感じました。しかし、それは現実なのであって、その点差は裏を返せば、カープと福岡ソフトバンクの力の差ということも言えるかもしれません。わずかな差ではあるものの、その差は意外と大きく、それがこの日本シリーズの結果にも現れました


今年の日本シリーズは、1勝4敗1分。結局、一昨年同様に、出だしは素晴らしく、5-1というスコアで勝てたものの、敵地に移動してからというもの、流れを引き寄せることは出来ず、ホームに戻っても、「王手」を奪った相手チームの強みから、その「日本一」へ後一歩に迫った気迫の前に負けてしまう…同じ課題を突きつけられました。

しかし、今年は一昨年と違うこともありました。それは第5戦。緒方監督は、「勝利の方程式」という型を破り、フランスア投手を早めに繰り出しました。そんな勝利への執念を感じる、まさに短期決戦だからこそ出来る継投も見せてくれました。やるべきことをやっての、全精力を尽くしての戦い…それでも今年も日本一にはなれませんでした。

私は思うのです。

このシリーズを見ていると、「あぁ、フランスア投手が2人いたら」とか思うこともありましたが、今の戦力で実際に「2人」いるのが福岡ソフトバンクなんですよね。そして、緒方監督の中で短期決戦で軸になる戦力は、ジョンソン投手とフランスア投手の2人だったということ。それは続投させるか、イニング途中でも交代させるか…その起用法にも見て取れました。さらに日本シリーズの6試合の中で、中継ぎで起用された左腕はフランスア投手だけ…やはりここにもカープの弱点がありました。

今の投手陣も個々がもっとレベルアップしていかないといけません。そして、日本シリーズの大舞台でも、せめて6回まで計算できる先発投手をそろえていく必要があるでしょう。大瀬良投手はそこへもう少し…のところまできていますが、そこに続く投手の台頭がこれから必要です。中継ぎについても、もっとバリエーションを豊かにする必要があるでしょう。今はフランスア投手がすべてを背負っている形になっていますが、若手をどんどん育て、勇気を持って起用していくことが今後求められると思います。

そして、打線では「機動力」。

カープにとっては、もっとも自信があった部分でしょう。しかし、「甲斐キャノン」の前に、その自信が削がれてしまったように思います。なんせ、盗塁しようとしても、1度として成功しないのですから。

でも、パリーグでは盗塁阻止率がトップの捕手…とはいえ、半分以上は盗塁を決められているわけです。それでも、なぜカープが最後の最後まで盗塁を決められなかったか。そこには、自分たちが強みだと感じている「機動力」には、まだまだ上がいるんだよということを、神様が教えてくれているのだと思います。まだ伸びる余地はあるということ

では、その機動力を封じられたら、次はどうするのか…何としても、それを意地でもこじ開けようとするのか、それとも、別の手段に出るのか。今回の日本シリーズでは前者でしたが、「別の手段」にも出ることが出来るだけのバリエーションを備えることも今後への課題でしょう。


一昨年の日本シリーズと比較しても、とにかく勝負手が早く、どんどん積極的に動いていこうという短期決戦仕様の戦いをしていきました。目の前の1勝をめぐる攻防、とにかくすごくて、手に汗を握るものがありました。

それでも及ばなかったのはなぜか…でも、思うんです。このシリーズは「紙一重」だったと。ちょっとした歯車がたがえば、結果は違ったものになっていたかもしれません。それを「紙一重」で勝利できなかった要因は何か…「甲斐キャノン」、本塁でのタッチアウト、第5戦での明石選手の一発。カープは「日本一」になれるまで、あと少しのところまできています。そこを来季へ向けての戦いの中で、磨きに磨いてほしい、真の「機動力」、そして様々なバリエーションを作ってほしい、そしてそれを起用する勇気を持ってほしい…次こそ「日本一」へ。


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<日本シリーズ第6戦>11月3日、広島vs福岡ソフトバンクの試合結果

◎<日本シリーズ第6戦>11月3日、広島vs福岡ソフトバンクの試合結果

ソ|000 110 000|2
広|000 000 000|0

勝◇バンデンハーク 2試合1勝1敗
負◆ジョンソン 2試合1勝1敗
S◇森 5試合3S

HR:グラシアル1号(1、ジョンソン)

安打数:広4、ソ3
盗塁数:広0、ソ1(甲斐)
失策数:広0、ソ0
残塁数:広4、ソ5

試合時間:3時間14分
観衆:30723人(マツダスタジアム)
対福岡ソフトバンク(日本シリーズ):1勝4敗1分

★打者成績(打数-安打-打点 打率の順)
1番:(遊)田中    4-2-0 .320
2番:(二)菊池    4-0-0 .217
3番:(中)丸     4-0-0 .160
4番:(右)鈴木    4-1-0 .455
5番:(一左)松山   2-0-0 .318
6番:(三)安部    3-1-0 .182
    投 フランスア 0-0-0  -
7番:(左)野間    2-0-0 .238
   打一 新井    1-0-0 .000
8番:(捕)石原    1-0-0 .000
   打捕 會澤    2-0-0 .313
9番:(投)ジョンソン 1-0-0 .000
    打 西川    1-0-0 .000
    投 一岡    0-0-0  -
    三 小窪    0-0-0  -

★投手成績(投球回-投球数-被安打-奪三振-四死球-自責点 防御率の順)
ジョンソン 6-92-3-6-3-2 2.08
一岡    1-15-0-1-0-0 0.00
フランスア 2-22-0-0-0-0 1.17

★得点経過
4回表(ソ):西田、スクイズで先制許す(広0-1ソ)
5回表(ソ):グラシアル、レフトスタンドへ痛恨の一発を浴びる(広0-2ソ)

★福岡ソフトバンクの継投<(カッコ内はイニング数)
バンデンハーク(6)、武田(1.2)、嘉弥真(0.1)、森(1)-甲斐、高谷

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<日本シリーズ第6戦>11月3日、広島vs福岡ソフトバンクのスタメン

◎<日本シリーズ第6戦>11月3日、広島vs福岡ソフトバンクのスタメン

18時30分、マツダスタジアムで試合開始の広島vs福岡ソフトバンクのスタメンです。

【広島・スタメン】
1番:(遊)田中
2番:(二)菊池
3番:(中)丸
4番:(右)鈴木
5番:(一)松山
6番:(三)安部
7番:(左)野間
8番:(捕)石原
9番:(投)ジョンソン

【広島・ベンチ入りメンバー】
<投手>
岡田
一岡
今村
ヘルウェグ
中崎
中田
アドゥワ
中村祐
フランスア

<捕手>
會澤
磯村

<内野手>
西川
上本
曽根
新井
小窪

<外野手>
バティスタ


【福岡ソフトバンク・スタメン】
1番:(二)川島
2番:(右)上林
3番:(三)グラシアル
4番:(中)柳田
5番:(左)中村晃
6番:(一)内川
7番:(遊)西田
8番:(捕)甲斐
9番:(投)バンデンハーク

【福岡ソフトバンク・ベンチ入りメンバー】
<投手>
武田
モイネロ
加治屋
嘉弥真

大竹
高橋礼
スアレス

<捕手>
栗原
高谷

<内野手>
高田
明石
松田

<外野手>
福田
長谷川勇
塚田


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<日本シリーズ第6戦>11月3日、今日の試合は…

◎<日本シリーズ第6戦>11月3日、今日の試合は…

SMBC日本シリーズ第6戦(18時30分:マツダスタジアム、対福岡ソフトバンク1勝3敗1分)
広       島  vs  福岡ソフトバンク

★先発投手★
C:K・ジョンソン(24試合11勝5敗 防御率3.11)
H:R・バンデンハーク(23試合10勝7敗 防御率4.30)

★中継★
TBS系列全国放送(17:55~21:00、※一部の地域を除いて中継延長あり)

★天気予報★
マツダスタジアムの天気予報はこちら

★見どころ★
ホームで一時は優勢に立つものの、敵地で3連敗を喫してホームに戻ってくる…初戦が勝利か引き分けかの違いはあれど、星勘定はほぼ一昨年と同じ流れになり、カープにとっては後がなくなりました。ただ、この結果に関しては、緒方監督もある程度、「最悪の場合の想定範囲内」ではないでしょうか。ただ、一昨年と同じことを繰り返すわけにはいきません。ここから日本シリーズ版「逆転のカープ」を見せるというのが大きなテーマとなります。一昨年とは違う、そのときとは短期決戦に強いチームになっていることを今日の試合で証明しなくてはなりません。新井さんと1試合でも長くプレーしたい、新井さんに最高のフィナーレを…チームとスタジアムが一体となって、まずはその一歩を踏み出せる試合にしてほしいところです。

カープの先発はジョンソン投手。第2戦で7回1失点と、レギュラーシーズンと変わらない落ち着いたピッチングで、ここまでの日本シリーズで唯一の勝利を挙げています。ポストシーズンでさらに強さを発揮する左のエース。ここのところ、先発陣は打順2回り目で打たれる傾向があるだけに、まずは立ち上がりでリズムを掴み、打者2巡目以降も変わらぬ安定したピッチングを期待したいところです。ぜひ、このシリーズの流れを変えてほしい!

一方で、福岡ソフトバンクの先発はバンデンハーク投手。第2戦以来の登板となりますが、カープはその試合で5回8安打とヒットを積み重ね、相手のエラーも絡みながら5点を奪いました。交流戦では7回1失点と抑え込まれましたが、その経験を活かしたかは別として、ひとまず一度攻略した相手だけに、カープ打線もまずは良いイメージで今夜の試合を臨むことが出来るのではないでしょうか。特にその試合では先頭打者の田中選手が2塁打を始め、2安打を放ちました。松山選手もタイムリーを放ち、不調のどん底だった丸選手もライト戦へ2塁打を放ちました。とりえわけ上位の左打者が攻略の糸口を見出す中心選手となりました。丸選手が復調気配を見せているだけに、今日は初回から上位の左打者がポイントゲッターとなり、試合の主導権を握ってほしいところです。

★カープスタメン予想★
1番:(遊)田中
2番:(二)菊池
3番:(中)丸
4番:(右)鈴木
5番:(一)松山
6番:(左)野間
7番:(三)安部
8番:(捕)石原
9番:(投)ジョンソン

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