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#40・磯村嘉孝選手~打撃が一気に開眼!勝負強さ光る~

◎#40・磯村嘉孝選手~打撃が一気に開眼!勝負強さ光る~

今季、一気に打撃面で成長した選手の1人として磯村選手が挙げられるでしょう。捕手としては、石原選手や會澤選手というベテランと正捕手という大きな存在があるために、なかなかマスクをかぶる機会は少ないものの、右の代打として勝負強さを見せました。元々打力のある選手ではありましたが、その力を1軍で開花させつつあった1年でした。

というわけで、まずは磯村選手の打撃成績を振り返ってみましょう。

☆1軍
試合:65
打数:108
安打:30
本塁打:4
打点:21
四死球:5
三振:24
盗塁:0
失策:1
打率:.278
出塁率:.307


今季は出場試合数、安打数、本塁打数、打点と磯村選手にとってはキャリア・ハイとなったシーズンでした。シーズン通して正捕手として出場すれば、打率.270、15本塁打、50打点くらいは狙えるのではないかという雰囲気すら感じます。

そんな今季の磯村選手で最も印象深い場面といえば、8月13日の巨人戦でしょう。逆転優勝へ向けて望みをつなぎたい重要な地元での首位との対戦は、1-1と投手戦の中で迎えた11回裏。鈴木選手の2塁打、その後2つの敬遠で1死満塁のチャンスを作り、打席には代打・磯村選手という場面でした。

1ボール1ストライクからの3球目。外よりのスライダーに食らいつき、ライナー性の打球はレフトのグラブに収まり、3塁走者・鈴木選手のタッチアップでサヨナラ勝利!重要な一線で勝利を決めた大きなサヨナラ犠飛であり、初めてサヨナラゲームの主役となりました。

カープの捕手事情といえば、ベテランの石原選手と正捕手の會澤選手というカープの2枚看板がいます。その中に割って入るのは、いくら打力があっても、捕手としての経験の面では難しいところ。その中で5月12日の試合ではスタメンマスクをかぶり、4打数3安打の猛打賞。今季は代打が中心でしたが、5月には打率が一時4割を大きく上回った時期もありました

ところで、磯村選手の相手投手の左右別打撃成績を見てみると…

対左投手:35打数8安打 2本塁打 打率.229
対右投手:73打数22安打 2本塁打 打率.301


こう見ると、意外にも左投手よりも右投手の方を得意としている。一般的に右打者は左投手が得意というセオリーには反しています。しかし、磯村選手の場合は、真ん中から外よりの球を得意としており、それだけ執念深く食らいついているということでしょう。それが結果に結び付いているのだと思います。

チーム別では中日戦で17打数3安打、打率.176と苦戦した反面、東京ヤクルト戦では18打数11安打、打率.611と驚異的な相性の良さを見せました。

打撃では進化を見せた今季の磯村選手。ただ、捕手としてマスクをかぶる機会が少なく、なかなかリードの経験が詰めないという実情もあります。そのため、打撃を生かして、秋季キャンプではファーストも練習しました。捕手に限らず、起用の幅を増やすためでしょう。

ただ、石原選手も40代に入ってきました。ベテランの存在がいつまでもあるとは限りません。だからこそ、磯村選手にも捕手としてチャンスは増えるかも知れません。打力があるというアピールポイントを活かして、捕手として、そしてサブとしてファーストも守れれば、ますます戦力として欠かせない存在になるはずです


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2019年のカープ10大ニュース(最終回)

◎2019年のカープ10大ニュース(最終回)

いよいよ2019年のカープ10大ニュースも今回がラストとなりました。振り返ってみると、4年ぶりのBクラスに沈んだ今季、明るい話題はけして多くはありませんでした。その中で、来季へ向けて、もう一度ペナント奪回、そして悲願の日本一を実現してくれるのではないか、そんな希望を感じた話題です。

會澤選手、野村選手、そしてチョーさんが残留!

今シーズン中に国内FA権を取得したのは會澤選手、菊池涼選手、そして野村投手。そして、すでに海外FA権を取得していた長野選手…シーズン終了後の動向が気になりました。どの選手もチームにとって必要不可欠な戦力であり、来季へ向けてのチーム作りにおいても根幹を成す選手たちです。

その中でいち早くFA権を行使せずに残留を発表したのが會澤選手でした。「カープが好きだから、ただそれだけ」というのが残留の最大の理由だそうで、戦力としてもチームの支えとしても軸になる選手の残留は、何よりも吉報でした。しかも3年契約で総額6億4000万円プラス出来高と、金額面でも最大級の評価でした。

その後、野村投手がFA権を行使せずに残留することを表明し、契約交渉では2年契約を結びました。さらに長野選手も同じく残留を表明。契約交渉では5000万円ダウンという大幅減俸でしたが、出来高が設定される契約となりました。

菊池涼選手はFA権を行使しないことは表明しましたが、大リーグ挑戦に向けてポスティングシステムを利用しました。ただ、やはり大リーグ側は打撃面での評価が低く、守備の評価は極めて高いのですが、近年はセカンドしか守っていないことも懸念材料となっているようで、まだ移籍先は決まっていません。

ところで、FA権の行方が心配された選手たちが続々と残留してくれたのはカープにとって非常に嬉しいニュースですが、その陰に佐々岡監督の直電がありました。選手に電話をかけて、必要な選手であること、力を貸してほしいということ、一緒に戦いたいということ…思いの丈を伝えたそうです。新監督からの言葉も選手の心に響いたのでしょうね


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#41・藤井晧哉投手~ストレートとフォークに磨きを~

◎#41・藤井晧哉投手~ストレートとフォークに磨きを~

今季で5年目のシーズンを終えた藤井晧投手。2017年にプロ初の1軍登板を果たし、プロ初ホールドもマークし、さらに翌2018年には8試合の当番にとどまったものの、プロ初勝利も手にしました。順調にプロの世界で成長を見せ、それとともに結果も伴ってきているという印象でしたが、今季は1つの壁に当たったような1年でもありました。

では、まずは藤井晧投手の今季のウエスタンリーグでの成績を振り返ってみましょう。

☆2軍
26試合 2勝0敗6S(中継ぎ26試合)
イニング:27
被安打:12
奪三振:23
四死球:4
自責点:1
防御率:0.33


ウエスタンリーグの投球成績を見れば、今年の藤井晧投手はまさに無敵のピッチングでした。防御率は0.33。なんせ26試合に登板して、1点しか失っていないのです。その唯一の失点は7月4日の中日戦ですから、6月が終わるまで防御率は0.00だったわけです。しかもWHIPは0.59…つまり2イニングでランナーを1人出す程度という素晴らしい数字です。

ストレートは145キロ前後、フォークとのコンビネーションで押さえるピッチングでウエスタンリーグではそれが冴え渡りました。しかし、1軍に昇格すると、どうにも2軍で出来たことが出来なくなる、通用しない部分が多々あるようで…

というわけで、今季の1軍の投手成績を見てみると…

☆1軍
4試合 0勝0敗0S(中継ぎ4試合)
イニング:6.1
被安打:13
奪三振:8
四死球:9
自責点:10
防御率:14.21


1軍ではウエスタンリーグのように簡単にはいかないというところでしょう。2軍では145キロ前後でフォークを交えれば、ある程度は押さえることができたのかもしれませんが、1軍となると、際どいコースは見切られ、球威がなければ弾き返されるという感じです。

三振率は高いので、フォークである程度空振りは奪えているのですが、一方でそれらの武器の調子が今ひとつならば、打者に捉えられる確率は高くなり、被安打の数が増えてしまいます。また、四死球は1シーズン2軍で投げるよりもはるかに多い9個を与えています。

今季の1軍でのストレートは最速144キロ。2軍では140キロ台後半をマークしてみたり、140キロ前後にとどまったりと、球威に大きな波があります。藤井晧投手の場合、フォークの切れ味は素晴らしいものがあります。

だからこそ、ストレートをいかに活かしていくかがカギでしょう。高校時代は150キロに届いたとされるストレート。下半身をもう一度しっかり鍛えて、多少甘いコースにいっても空振りが奪える球威を取り戻してほしいところです。来季は早くも6年目、そろそろ1軍に定着しなければならない時期ですから。


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2019年のカープ10大ニュース(9)

◎2019年のカープ10大ニュース(9)

今年のカープを振り返る毎年恒例の10大ニュースも残すところあと2つ。クリスマスムードも高まってきた今日この頃、このコーナーも最終盤となりました。というわけで残りの2つはシーズン終了後の出来事から…まずはこちら。

緒方監督が辞任、そして佐々岡監督就任

セリーグ4連覇を逃し、そして土壇場で勝ちきれずにCSを逃し、4年ぶりのBクラスとなった今季のカープ。緒方監督にとって、優勝できなかった悔しさとともに、自身の選手への暴力問題、バティスタ選手のドーピング問題…これから逆転優勝へ向けて突き進みたいという局面で、失速を確信させる出来事が立て続けに明らかになりました。さらに、緒方監督自身、睡眠時間を削ってでも、相手チームの研究を重ね、試合でも神経をすり減らし、体は悲鳴を上げていたようです。

選手から今年に至るまで33年間にわたりカープにユニフォームを着たが、シーズン終了後、今季限りでの辞任を表明しました。日本一は達成できず、短期決戦のもろさもありましたが、2016年にチームを25年ぶりのセリーグ優勝へ導き、その後、球団史上初の3年連続のセリーグ制覇その偉業は後世に語り継がれるのは間違いありません。

そして果たして次の監督は誰か…球団の中では野村謙二郎前監督との天秤にかけられたとも聞きますが、その中で決定したのが、今季投手コーチを務めていた佐々岡新監督でした。これは既定路線でもありました。

今季、1軍投手コーチとして試合中にベンチからマウンドへ向かう足取りはいかにも身体が重そうで、昨年は膝の手術もしたそうです。健康面で大丈夫だろうかという不安もありましたが、それをよそに、秋季キャンプからは「一体感」をテーマに、選手へも積極的にコミュニケーションをとり、明るい印象で、まずは「一体感」がチームに浸透しつつあります。

カープでは投手出身監督というのは53年ぶりのこと。あの小さな大投手、往年のカープのエース・長谷川良平さん以来のこと。今まで投手専門だった佐々岡監督が、投手の整備だけでなく、野手の采配をどう行い、どうチームを作り上げていくかが注目されます。


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#46・高橋樹也投手~球威がないだけに、コントロールを…~

◎#46・高橋樹也投手~球威がないだけに、コントロールを…~

今年は左腕の台頭が目覚しい1年でした。しかし、その中で出遅れてしまった感があったのが4年目のシーズンを終えた高橋樹投手でした。プロ2年目の2017年には1軍でも10試合に登板し、プロ初先発のマウンドにも立ちました。3年目の昨季は、中継ぎ陣をほとんど使ってしまい、その上延長戦にもつれる試合展開の中で、マウンド度胸を買われ、プロ初セーブをマークする一幕ありました。一歩ずつですがステップアップしているという印象でしたが、今年は伸び悩んだ1年でもありました

そんな高橋樹投手の今季のウエスタンリーグでの成績を振り返ってみましょう。

☆2軍
20試合 3勝3敗0S(先発2試合、中継ぎ18試合)
イニング:21.2
被安打:38
奪三振:19
四死球:9
自責点:20
防御率:8.31


今季のターニングポイントは3月27日、ウエスタンリーグ・中日戦でしょう。先発マウンドのチャンスを与えられた高橋樹投手は、初回こそ無失点で切り抜けるも、2回に1死も奪えずに6失点の大炎上。球威もなく、単調になりすぎた投球の中で、相手打線に完全に捉えられてしまいました。これにより、その後の2ヶ月間、2軍のマウンドに上がれず、調整の日々が続きました。

5月下旬に2軍に復帰し、しばらくは中継ぎでまずまずの結果を残しました。しかし、8月2日のウエスタンリーグ・中日戦では先発で6回途中まで投げて、15本のヒットを浴びて8失点という散々な結果に…。元々、高橋樹投手は球速が速いわけではなく、コントロールと変化球のキレで、相手を打たせてとるというのがピッチングスタイル。そのため、多彩な攻めができず、単調になればどうしても打ち込まれてしまうのでしょう

結果的に、先発では床田投手、中継ぎでは中村恭投手や塹江投手が1軍登板を増やす中で、ルーキーイヤー以来、3年ぶりに1軍昇格を果たすことはできませんでした。しかも2軍では、先発での炎上劇が最後まで響き、防御率も8点台。中継ぎではまずまずのピッチングは見せるも、先発では結果が残せませんでした。

では、シーズン終了後に宮崎で行われたフェニックスリーグでの成績を見てみましょう。

☆フェニックスリーグ
6試合(中継ぎ6試合)
イニング:10
被安打:10
奪三振:14
四死球:0
自責点:4
防御率:3.60


フェニックスリーグでは、ストレートは最速で145キロ弱。それでもすべて中継ぎでの登板で、マウンドのたびに波はあるものの、全体的に10イニングを投げて14奪三振、しかも無四球というピッチングでした。球のキレとコントロールがあれば、ある程度は抑えられることは証明したように思います。

ただ、佐々岡監督は中継ぎであれば球の力を求めています。新外国人投手には球の強さを求め、2人の剛腕タイプの投手を獲得し、さらに150キロを超えるストレートを投げる岡田投手を中継ぎに回すプランを描いています。

そうなると、剛速球を投げるタイプではない高橋樹投手にとっては、中継ぎとしての役割を託される可能性は低く、1軍では中継ぎであってもロングリリーフか、もしくは先発という枠を目指していくのが妥当なところでしょう

カープの左腕は荒削りなタイプが多い中で、高橋樹投手はコントロールとキレで勝負できる数少ない貴重な存在の左腕でもあります。だからこそ、単調にならずに、マウンド上でストライクゾーンを広くつかうな多彩な攻めが出来るように、コントロールと変化球を徹底的に磨き上げて、来季は1軍の戦力として台頭してほしいものです。


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