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【連載】今季の選手の起用法2019(7)~外国人選手編~

【連載】今季の選手の起用法2019(7)~外国人選手編~

毎年恒例の連載「今季の選手の起用法」の2019年版。球団史上初のリーグ3連覇を果たしたカープですが、特に打撃陣はチームの軸となっていた選手が抜け、今季は真価が問われる年になります。開幕目前となりましたが、そんなカープの今季の選手の起用法を考える連載。第7回は外国人選手の起用法の後編です。

外国人選手の出来がチームの浮沈を左右するほどに、そのウェイトは大きくなっているのが今のプロ野球。カープにおいても例外ではありませんが、近年のカープの外国人選手は1軍で活躍する傾向が非常に高く、それもまたチームのリーグ3連覇の大きな原動力となっています。まずは、昨年のカープの外国人選手の成績を簡単に振り返ってみましょう。

【野手】
・バティスタ選手
 99試合 273打数66安打 打率.242 25本塁打55打点
・メヒア選手
 22試合 41打数11安打 打率.268 3本塁打7打点
・エルドレッド選手
 38試合 80打数17安打 打率.213 5本塁打14打点

【投手】
・ジョンソン投手
 24試合 11勝5敗0S 防御率3.11
・フランスア投手
 47試合 3勝4敗1S 防御率1.66
・ヘルウェグ投手
 7試合 0勝0敗0S 防御率1.13
・ジャクソン投手
 48試合 3勝2敗1S 防御率2.76
・カンポス投手
 1試合 0勝0敗0S 防御率0.00

 
野村前監督時代は攻撃力重視で、外国人選手の起用も野手に偏る傾向がありました。しかし、緒方監督が就任して以降、「守り勝つ」野球を前面に掲げ、またや主人は若手が順調に育ち、レギュラーも固定化される傾向が強くなったのを受けて、1軍の外国人選手枠は投手重視となっています。

そのため、昨季の成績を振り返ってみても、外国人投手は5人(育成選手を含めると6人)なのに対して、野手は3人となっていました。これは、投手に重きを置いていること、そして野手の外国人選手は2年目以降の現有戦力で、活躍度の計算が立つことなどの要因が挙げられるでしょう。守り勝つことを主眼に置いているため、シーズンの多くで投手3、野手1という外国人起用となりました。

では、今年はどうでしょうか?まずは今年の外国人選手の陣容を見てみましょう(※は育成選手)。

【野手】
バティスタ選手、メヒア選手、サンタナ選手(※)

【投手】
ジョンソン投手、ヘルウェグ投手、フランスア投手、レグナルト投手、ローレンス投手


育成選手も含めると、現在チームには8人の外国人選手がいます。そして、近年はドミニカカープアカデミー勢の躍進が目覚しく、昨年は中継ぎでチームの救世主的な存在となったフランスア投手、そして野手ではパワーでインパクトを与えたバティスタ選手の力はチームに欠かせないものとなりました。とりわけ今季の野手勢は全員がカープアカデミー出身選手で占められ、もはや大リーグやマイナーから選手を獲得しなくとも、自前でまかなえるまでになっています。

この外国人選手の陣容を見ていると、やはり今年も投手を重視しているという印象を受けます。実際、投手は5人、しかも2選手を新たに獲得したのに対して、野手は育成選手を含めても3人となっています。この配分を見ても、やはり投手力をいかに高めていくか、層をいかに厚くしていくか…守り勝つ野球をさらに追求していこうという姿勢がうかがえます。

当然、それは今季の外国人選手起用にも直結していくことでしょう。1軍の外国人選手枠は4であり、野手・投手のどちらかで4つを占めることはできません。昨季同様に、投手3、野手1という配分がベースになってくるのではないかと思います。

【野手はどうするか?】

野手はバティスタ選手、メヒア選手のいずれか一方を1軍で起用することになりますが、バティスタ選手は主にファーストとレフト、メヒア選手はファーストとサードを守れることを考えると、どちらを1軍に選ぶかは、その時々の調子によるところが大きいと思います。調子が下降気味になれば入れ替えを行う…ということになるでしょう

ただ、今季に関しては、丸選手や新井貴浩さん、エルドレッド選手がチームを去ったことを受けて、打線の得点力が下がる可能性があります。このとき、どう打線が得点力を上げていくか…その中で野手のコーチが野手の外国人選手を2枠にしてほしいという要望が出るかもしれません。当然ベースは投手3、野手1ではありますが、あまりにも得点力不足に陥るとなれば、投手陣との兼ね合いをありますが、野手2枠という発想も出てくるかもしれません。

【投手はどうするか?】

外国人投手の中で、1軍枠が決定的なのがジョンソン投手とフランスア投手。2枠が決まった中で、残るヘルウェグ投手、レグナルト投手、ローレンス投手の3人をいかに起用していくかということになります

ヘルウェグ投手は右の変則タイプ、レグナルト投手は左の中継ぎ、ローレンス投手は技巧派の先発タイプ右腕と、それぞれにタイプは異なっています。そのため、残る1枠はその時々に応じた選択をしていくことになるのではないでしょうか。ただ、現時点ではやはり中継ぎにフランスア投手に続く左腕がもう1枚ほしいところだけに、左腕のレグナルト投手を起用したいところでしょう。

例えば、開幕時点では2カード目の先発が予想されるジョンソン投手を外し、まずはフランスア投手、レグナルト投手、ヘルウェグ投手でスタートし、ジョンソン投手の登板機会とともに、誰か1人と入れ替え。もし、先発ローテーションの谷間が来れば、中継ぎの外国人投手とローレンス投手を入れ替え、翌日、2軍で待機していた中継ぎ投手とローレンス投手を入れ替える…といった感じです。

ベースはジョンソン投手とフランスア投手ですが、例えば次の先発機会まで間がある場合や、先発ローテーションの谷間、もちろん選手自身の調子が下がっているときなど、柔軟に入れ替えを行いながら、1軍では3人の外国人投手体制で、守りを重視していく起用が望ましいのではないでしょうか。


外国人選手は育成選手を除けば7人。しかも、1軍に登録できる人数は4人で、投手4人のように一方的に偏ってはいけないという縛りがある中で、どう起用していくかは、長いシーズンでは大きなカギを握ります。

とりわけ投手は5人を2~3人という枠の中で起用するわけですから、より起用法については検討していく必要があります。ただ、投手に関しては、それぞれに個性派が揃っているという点で、昨年までとは大きく異なっています。対戦相手やその場面に応じて、どの個性を活かしていくかという選択や見極めをしていく、つまり采配の幅は広がっているだけに、それを最大限に活用できるかがカギとなるでしょう。


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【連載】今季の選手の起用法2019(6)~中継ぎ投手・後編~

【連載】今季の選手の起用法2019(6)~中継ぎ投手・後編~

毎年恒例の連載「今季の選手の起用法」の2019年版。球団史上初のリーグ3連覇を果たしたカープですが、特に打撃陣はチームの軸となっていた選手が抜け、今季は真価が問われる年になります。そんなカープの今季の選手の起用法を考える連載。第6回は中継ぎ陣の起用法の後編です。


前編では主に勝利の方程式について考えてみました。今季の軸になるのは一岡投手、フランスア投手、中崎投手というリレーでしょう。ただ、一岡投手はどちらかといえばスロースターターで、フランスア投手は2年目、中崎投手は毎年のように数多くの試合に登板している…それぞれに不安はあります。

そうなると、ある程度、僅差の試合でもマウンドに送れる投手を用意すべきでしょう。例えば実績のある今村投手、荒れ球が魅力のヘルウェグ投手、左腕のレグナルト投手あたりは候補となります。「勝利の方程式は1イニングずつ」を鉄則にせず、柔軟に対応できるだけのコマを用意しておくことも必要だと思います。

2.中継ぎにもバリエーションを

ブラウン監督時代は中継ぎ投手に「パワー」を求める傾向がありました。ストレートで相手打者をねじ伏せることが出来るのは魅力ではありますが、ただそのような投手ばかりがブルペンにいては、相手の目線を変えられず、やがてそのスピードに慣れられてしまうおそれもあります。

ましてやブルペンのメンバーが右投手ばかりとなれば、相手の目線を変えることは出来ません。ストレートに力のある投手から順番に起用していては、イニングを追うごとに、継投が厳しくなってしまいます。あまり単純にパワーばかりで相手をねじ伏せようとしても、長いシーズンを考えると、それだけでは通用しなくなる危険性も高くなります。

そこで必要なのはバリエーションです。昨年の場合はフランスア投手が台頭してきたことによって、右投手ばかりのブルペンに強力な左腕が加わりました。これは継投を考える上でも、貴重な戦力ではあったのですが、貴重すぎて、しかも剛速球で相手をねじ伏せることができたからこそ、どんな局面でも起用したくなる…我慢できずに起用してしまい、登板過多が懸念されるほどでした。

現時点では中継ぎ左腕はフランスア投手のみですが、レグナルト投手が戦力として十分機能しそうな雰囲気があります。コントロールも良く、なかなか四球を出さない粘り強さもあります。150キロ台のストレートに強烈なカーブなどで三振を奪えるだけに、勝ちパターンでも期待できます。

また、中村恭投手が急浮上してきました。本来は150キロ台の豪快なストレートが魅力だった投手。しかし、先発に回るなどで、その魅力を活かせないまま、近年は球威の減退が感じられましたが、今季はストレートに球威が戻りつつあり、これが持続出来れば面白い存在となりそうです。

現状で考えられる中継ぎ投手を見てみると…

【勝利の方程式(右)】中崎投手、一岡投手
【勝利の方程式(左)】フランスア投手
【勝ちパターン(右)】ヘルウェグ投手、今村投手
【勝ちパターン(左)】レグナルト投手
【大量得点差など幅広く起用(右)】矢崎投手、島内投手、藤井晧投手、中田投手、菊池保投手
【大量得点差など幅広く起用(左)】中村恭投手、飯田投手


現状では昨年に比べて左投手の候補が増えたかなという印象です。また、ヘルウェグ投手と飯田投手はそれぞれ左右の変則タイプです。その点ではバリエーションは増えた印象はあります。あとはこのバリエーションをいかに増やしていくか、そのバリエーションを継投の中でどう活かしていくか…「1イニング」ずつは基本線ですが、時として柔軟な対応も必要でしょう。

3.ロングリリーバーも必要

そして、中継ぎの中でも、特に「先発が早い段階でマウンドを降りたときに、ロングリリーフで切る投手」という役割を担う投手も必要です。もちろん、日ごろの中継ぎ投手の中でリレーすることも可能ではありますが、連投がかさむリスクもあります。そこで、いわゆるロングリリーバーという役割を担う投手の存在は、「谷間のときの先発」という役割としても重要だと思います。

その候補に挙がるのは、現状、中継ぎ投手の中で先発経験もある投手、そして先発ローテーション争いから漏れてしまった投手…このあたりが候補となってくるでしょう。前者であれば、東北楽天時代に先発経験もある菊池保投手、後者であれば、先発5枠目、6枠目を争う岡田投手や九里投手、薮田投手といった先発経験者に加えて、昨年、中継ぎとして台頭したものの、先発調整を続けるアドゥワ投手らが挙がってくるでしょう。


現在のところ、中崎投手、一岡投手、フランスア投手という勝利方程式を軸にして、外国人枠に応じてレグナルト投手、ヘルウェグ投手を併用するというのが、1つの勝ちパターンとなってくるでしょう。ただ、長いシーズンを乗り切るにはこれだけでは不安があります。そこでルーキー・島内投手、実績のある今村投手、球威を取り戻しつつある中村恭投手あたりが、ある程度計算できるだけの投球を見せてくれればというところ。もちろん2軍でも、平岡投手や長井投手、山口投手ら若い投手が1人でも台頭してくれることに期待したいところです。


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【連載】今季の選手の起用法2019(5)~中継ぎ投手・前編~

【連載】今季の選手の起用法2019(5)~中継ぎ投手・前編~

毎年恒例の連載「今季の選手の起用法」の2019年版。球団史上初のリーグ3連覇を果たしたカープですが、特に打撃陣はチームの軸となっていた選手が抜け、今季は真価が問われる年になります。そんなカープの今季の選手の起用法を考える連載。第5回は今年のカギを握る投手陣、特に中継ぎ陣の起用法にスポットを当ててみたいと思います。

では、まずは昨季、中継ぎとして5試合以上に登板した投手の主な成績を振り返ってみましょう。

【右腕】
中崎投手    68試合4勝2敗32S 防御率2.71
一岡投手    59試合5勝6敗2S  防御率2.88
アドゥワ投手  53試合6勝2敗0S  防御率3.74
今村投手    43試合3勝2敗1S  防御率5.17
永川投手    22試合2勝0敗0S  防御率4.82
ジャクソン投手 48試合3勝2敗1S  防御率2.76
藤井晧投手    8試合1勝0敗0S  防御率6.14
ヘルウェグ投手  7試合0勝0敗0S  防御率1.13
九里投手     5試合0勝1敗0S  防御率5.14
薮田投手     5試合1勝0敗0S  防御率7.04
中田投手    15試合0勝1敗0S  防御率13.14


【左腕】
フランスア投手 45試合3勝2敗1S  防御率0.81
飯田投手    14試合0勝0敗0S  防御率6.23
高橋樹投手    7試合0勝0敗1S  防御率6.00
中村恭投手    7試合0勝0敗0S  防御率7.20
佐藤投手     7試合0勝0敗0S  防御率8.59


このように、やはり右腕に偏る傾向があります。右投手で40試合以上中継ぎで登板した投手は実に5人に及びました。一方で左腕はといえばフランスア投手のみ。しかし、一昨年以前はブルペンに1人も左腕がいないときも多々あった中で、フランスア投手の台頭はカープにとって待望であり、中継ぎ投手陣にバリエーションをもたらしました

1.まず「勝利の方程式」を考える

2016年、カープがリーグ3連覇を達成したシーズンの「勝利の方程式」といえば、今村投手、ジャクソン投手、中崎投手でした。その防御率を見ると、順に今村投手が2.44、ジャクソン投手が1.71、そして中崎投手が1.32と、イニングを追うごとに、ゲームセットに近づくにつれて、その防御率は徐々に良くなっていく傾向がありました。しかも、8回、9回を任せた投手の防御率が1点台と、抜群の成績でした。

しかし、昨季は中継ぎ投手の起用にも苦しんだシーズンだったと思います。今村投手、ジャクソン投手という勝利の方程式は、近年の登板過多の影響もあってか、調子が上がりませんでした。ただ、中崎投手が毎度のように薄氷を踏むようなピッチングでしたが、それでもリーグ優勝するまで負けなかった…その「神通力」は大きかったと思います。

大きいといえば、やはりフランスア投手の存在は見逃せません。シーズン途中で支配下選手となり、昨季中盤からはセットアッパーとして、いくら大きなリードを奪っていても登板するほどに、登板過多が懸念されるほどに起用されまくりました。まさに救世主と呼ぶにふさわしかったと思います。


そして今季、佐々岡投手コーチはキャンプ前に投手陣に、「一岡投手と中崎投手以外は先発調整」と命じました。つまり今季、一岡投手と中崎投手は勝利の方程式の軸であること、それとともに、先発投手には先発をやるからには7回までは投げてほしいということを伝えたかったのでしょう。

ただ、やはり「勝利の方程式」は7回からつなげていくことを前提に考えるならば、7回は一岡投手、8回はフランスア投手、そして9回の守護神は中崎投手…この並びとなるのではないでしょうか。昨年の投球からすれば、フランスア投手を守護神に推す向きもありますが、守護神というのはまた役割が大きく異なり、メンタルや経験も重要なポイント。セットアッパーで結果を出したから、守護神…と簡単にはいかないところ。ひとまずは実績十分の中崎投手というのが規定路線でしょう。

ただ、ここに外国人枠の兼ね合いもありますが、左腕のレグナルト投手や、右の変則派・ヘルウェグ投手のどちらかを、イニング途中の交代要員として、ベンチメンバーに入れておくべきではないでしょうか。登板過多が続く投手もいます。あまり「絶対に1人1イニングずつ」とこだわるのではなく、ベンチ入りメンバーを29人にできる特性を活かして、勝利の方程式の1人が崩れかけたとき、連投が続いているときの代役として、準「勝利の方程式」タイプの投手もメンバーに入れておきたいところです。

後編に続く…


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【連載】今季の選手の起用法2019(4)~外野手編~

【連載】今季の選手の起用法2019(4)~外野手編~

毎年恒例の連載「今季の選手の起用法」の2019年版。球団史上初のリーグ3連覇を果たしたカープですが、特に打撃陣はチームの軸となっていた選手が抜け、今季は真価が問われる年になります。そんなカープの今季の選手の起用法を考える連載。第4回は上位打線とともに注目される外野手の起用法にスポットを当ててみたいと思います。

まずは昨季の外野手のポジション別スタメン出場の試合数を振り返ってみましょう。

【レフト】
野間選手     69試合
松山選手     43試合
バティスタ選手  26試合
下水流選手     3試合
丸選手       1試合

【センター】
丸選手     120試合
野間選手     16試合
高橋大選手     3試合
下水流選手     2試合
天谷選手      1試合

【ライト】
鈴木選手    115試合
野間選手     12試合
堂林選手      7試合
下水流選手     6試合
高橋大選手     1試合
バティスタ選手   1試合


鈴木選手はシーズン開幕直後、丸選手も4月下旬から離脱していた期間があったため、その期間に関しては代役の選手が穴を埋めたという感じになっています。ただ、それを割り引いても、センターは丸選手、ライトは鈴木選手がレギュラーとして起用され、レフトはシーズン中盤から野間選手がスタメン起用の中心となりました。レフト・野間選手、センター・丸選手、ライト・鈴木選手と、外野の守備のレベルは非常に高い布陣となりました。

しかし、今季は丸選手が巨人に移籍したことを受けて、外野手のポジション争いは激化します。なんせ絶対的なレギュラーが抜けるわけです。しかも6年連続ゴールデングラブ賞を受賞した守備にも定評があった丸選手が抜けた穴…それはなかなか埋まるものではありませんが、それをどう埋めていくかが今期の大きな課題の1つとなります。

外野のポジションは3つ。その中で唯一、レギュラーがしっかり固定されるのは4番・鈴木選手が守るライト。問題は残る2つのポジションを誰が守るのか…

その点を考えるにあたって、やはり重要視しなければならないのは、カープの野球の根底は「守り勝つ」ということ。守備をしっかり固めるというのが、カープの基本方針です。守備力を軸に打撃力がどこまで備わっているか、そこがレギュラーを考える上での大きなポイントとなるでしょう。とりわけセンターラインのレベルを下げることは、基本方針を根底から揺さぶることになりかねません。

では、現在の外野手のレギュラー候補を、ライトは鈴木選手が固定として、残るセンターとレフトについて見てみると…

【センター】
西川選手、長野選手、野間選手、下水流選手、高橋大選手
【レフト】
センターの候補選手+坂倉選手、バティスタ選手、松山選手、正隨選手


となるでしょうか。

まずセンターですが、外野手の守備では最も守備範囲が広く、センターラインの守備力がチームの守備力を大きく左右すると言っても過言ではありません。そこに打撃力も加味すれば、やはり野間選手、長野選手が本命となってくるのでしょう。

しかし、長野選手は打撃、守備では最高の実績と経験がある反面で、過去の古傷の影響もあり、なかなか全試合スタメンで…というのは難しいところ。野間選手は打撃で実績を残したのが昨年のみで、果たして今季も昨年同等、もしくはそれ以上の成績が見込めるかは未知数で、今のところ打撃の調子が上がってこないのも確か。

一方で打撃ではやはり西川選手の安定感は高いものがあります。問題は始めたばかりの外野守備。3月3日、長崎で行われた埼玉西武戦ではセンターフェンス直撃の打球を上手く処理しており、内野に比べるとセンスは高いのではと感じました。あとは開幕までにどのくらい守備のレベルを上げられるかでしょう。

次にレフトですが、やはり守備力は重視されますが、過去の起用の傾向からすれば、多少守備は目をつぶっても、打撃力を重視する傾向があります。本命は長野選手でしょうが、レフトを守った経験が少ないのが気になるところ。また、松山選手かバティスタ選手で、ファーストに入らなかった方がレフトに回るという起用も考えられます。


外野手争いはライトの鈴木選手以外は混沌としています。オープン戦で攻守両面でどれだけアピールできるかによって、西川選手や坂倉選手といった外野挑戦組も十分にスタメン起用される可能性もありますが、やはり特にセンターは守備力の高さを第一に考えるべきでしょう。センターラインのレベルを出来る限り下げない起用が求められます

また、もしスタメン起用した選手の守備に不安があれば、試合終盤の守備固めの選手の存在も非常に重要になってきます。そうなれば上本選手や曽根選手らも候補に挙がってきます。攻守ともにハイレベルだった丸選手の穴を、開幕以降は試合序盤は攻撃面で、終盤は守備面で、複数の選手で埋めていく必要があるでしょう。しかし、ゆくゆくは徐々に1人に絞れるような体制になるのが理想でしょう。そこに誰が名乗りを上げるのかが注目されます


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<KUNIの雑感396>先発10人出来るかな?

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昔、小学校の入学シーズンになると、「♪友だち100人できるかな」という音楽がテレビや商業施設などで耳にしたものです。でも、この年になってみると、友だちというのはその数を競うものではなく、やっぱり少なくても深く付き合える方がずっと良いと感じます。

さて、一方で佐々岡投手コーチは「先発10人できるかな 」という構想で春季キャンプをスタートしました。長いシーズンを考えると、開幕ローテーションの6枠に入った投手が全員、シーズン終了まで守り通すということはあり得なく、不調や故障などで離脱というのは良くあることで、当然視野に入れておかなくてはなりません。

一岡投手、中崎投手を除いて、先発調整を命じた佐々岡コーチ。先発調整をしていれば中継ぎにも対応出来るという、佐々岡コーチの現役時代の経験も、今回の調整の理由であったようですが、オープン戦が本格化した今では中継ぎに回る陣容も徐々に形が見えてきました。

投手には先発タイプと中継ぎタイプ、そしてどちらもこなせるタイプの3つがあります。先発が出来る投手は多くの変化球があり、相手打者と何度も対戦する場合でも、的を絞らせない投球ができるというのがベースでしょう。一方、中継ぎタイプは球種の数はともかくとして、空振りを奪える決め球、そしてやはり空振りを奪えるほどの球威のあるストレートがあることでしょう。

現時点で先発ローテーション入りが確定しているのがジョンソン投手、大瀬良投手に野村投手が加わり3投手。あとは誰が入ってくるかは分かりませんが、今のところ、九里投手、岡田投手、床田投手あたりが有力で、さらに薮田投手、ローレンス投手、佐々岡コーチが先発にこだわりを見せるアドゥワ投手あたりが候補に挙がってくるのでしょう。

それでもまだ9人ではありますが、先発を10人作ったとしても、全員が1軍というわけでなく、先発ローテーションから外れた投手は中継ぎのロングリリーフ起用か、もしくは2軍で1軍の有事に備えて先発調整を続けることになるのでしょう。先発、中継ぎと今年の起用をしっかり分けるための方針なのかもしれませんね。

先発10人作るのは容易ではありませんし、今のカープ投手陣を見ていると、若手には速球派の粗削りな投手が多く、今の段階では中継ぎタイプが多いの確かです。しかし、先発を目指すことで、投球の幅を広げることが出来れば、それが投手としてレベルアップにつながればと思います


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