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#34・高橋昂也投手~床田投手の後を追って…焦らず復活を目指せ~

◎#34・高橋昂也投手~床田投手の後を追って…焦らず復活を目指せ~

埼玉・花咲徳栄高からカープに入団し、プロ2年目にして、1軍に初昇格を果たし、プロ3度目の先発機会となった6月28日の巨人戦で6回2失点の好投で、プロ初勝利をマークした高橋昂投手。ストレートに力があり、さらなる期待が高まりましたが、昨年から左肘に違和感を覚えていたようです。

まずは、参考までに高橋昂投手の昨年の1軍での成績を振り返っておきます。

☆1軍(2018年)
6試合 1勝2敗0S(すべて先発)
イニング:21
被安打:30
奪三振:17
四死球:16
自責点:22
防御率:9.43


左肘に違和感を抱えながら、結果的に投げるたびに気になるならば、手術をした方が良い…トレーナーの勧めもあって、今年の2月14日、手術に踏み切りました。「左肘関節内側側副靱帯再建術と尺骨神経剥離術」、いわゆるトミー・ジョン手術です。

一昨年、床田投手が経験したこの手術。実際にマウンドで投げられるようになるまでには1年以上はかかるとされています。床田投手自身もリハビリの最中は良くなったり悪くなったりと、絶望感にもさいなまれながら、非常に厳しい時間を過ごしたようです。ただ、高橋昂投手にとってはトミー・ジョン手術の先輩がいたことは何より心強かったのではないでしょうか

リハビリを経て、その後は徹底的な下半身を鍛えるメニュー。投げられない分、下半身を強化することしか出来ない…しかし、ピッチャーにとっての屋台骨である下半身を強化できる時間は、本人には非常に苦しい時間だったようですが、復帰後を考えると、きっと今後の力になることでしょう。

7月からは徐々に硬球を使ってのキャッチボールを行うようになりました。球数を少しずつ増やし、さらに徐々に距離を広げながら、山なりなボールから徐々に強度も出しながら、感覚を取り戻していきました。ついに、10月中旬にはブルペンにも入るようになり、今では2段モーションでのフォームに取り組んでいるようで、来季に向けて順調に復活への道を歩んでいます

同じくトミー・ジョン手術を受け、今季復活を遂げ7勝をマークした床田投手は入団当初は細身でした。しかし、手術、リハビリを経て、下半身も含め、全体的に大きくなった印象でした。大学時代は最速148キロだったストレートも150キロに達しました。苦労に苦労を重ねたことで「怪我の功名」を勝ち得たように思います。

高橋昂投手にとっては床田投手は道しるべのような存在。高校時代は最速152キロのストレートを投げこんでいました。下半身を鍛え上げ、来季に向けてどんな復活ロードを歩むのか…焦らずに、まずは2軍で投げられるという感覚を掴みながら、一歩ずつ前に進んでほしいですね

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2019年のカープ10大ニュース(5)

◎2019年のカープ10大ニュース(5)

今年のカープを振り返る毎年恒例の10大ニュース。今年は「逆転のカープ」が影を潜め、逆転勝ちよりも逆転負けの方が多くなった1年でした。でも、時には見せてくれたカープの底力。逆転勝利の中でもとりわけ印象深いのが「サヨナラ勝ち」。今年のサヨナラ勝ちで最も印象深かった試合といえば…それが5つ目の10大ニュースです。

8月20日、土壇場で3点差をひっくり返す大逆転サヨナラ勝利!

乱打戦になりやすい印象がある東京ヤクルト戦。とりわけ、この時期は勝利の方程式と呼べるような中継ぎ陣が揃わずに、投手起用に四苦八苦する状況で、終盤に2点リードを逆転され、さらに9回にダメ押しの失点を食らい、3点のビハインド。非常に厳しい展開でした。

しかし、「逆転のカープ」の底力を9回裏に見せてくれました。5-8という3点のリードを許した状況で、先頭の西川選手が肩付近への死球、菊池涼選手が低めの球を拾ってのレフト前ヒットでつなぎ、チャンスを作ると、3番に入っていた鈴木選手

東京ヤクルト・ハフ投手に対し、3ボールというカウント。ただ、鈴木選手はこのカウントでも「これは!」という球が来れば打ちにいきます。後の打線を考えると、自分で決めたい…という思いもあったでしょう。内角に来たカットボールを積極的に打ちにいき、見事に捕らえた打球はレフトスタンドへの、起死回生の同点3ラン!!

さらに、なおも1死から野間選手が粘って四球、小園選手がしっかりとバントを決めて、2死2塁の場面で、打席には三好選手。マウンド上にはベテラン右腕・近藤投手。変則右腕にタイミングが合っていない感じではありましたが、とにかく粘りました。そして、フルカウントから真ん中に来たスライダー。甘く入ったところを食らい付いて、しっかりとセンターへはじき返し、2塁走者・野間選手は一気にホームへ生還!!見事な大逆転勝利でした!!

チームは残念なニュースが相次ぎ、どこか沈滞ムードでした。しかし、主砲が同点アーチ、そしてシーズン途中にトレードで加入した三好選手の自身初のサヨナラタイムリー!昨年まで何度となく見せ、それがリーグ3連覇にもつながった「逆転のカープ」らしい野球を、何だか久しぶりに見せてくれたように感じました。

ちなみに、2年前の同じ日、2017年の8月20日も東京ヤクルト相手に、カープは延長戦の末にサヨナラ勝利を飾っています。8月20日はカープに何か良い風が吹く日なのかも知れませんね。


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#22・中村奨成選手~しっかり食べて、大きくなって1軍をつかむ~

◎#22・中村奨成選手~しっかり食べて、大きくなって1軍をつかむ~

1年目から1軍で…そんな大目標を掲げていた中村奨選手ですが、2年目の今季はいきなりハプニングに襲われました。春季キャンプを2軍で迎え、わずか3日目。打撃練習中に痛みを感じ、検査の結果「右第一肋骨疲労骨折」と診断されました。勝負の2年目…しかし、いきなり出遅れる形となってしまいました。そんな波乱に満ちた2年目の中村奨選手のウエスタンリーグでの成績を振り返ってみましょう。

☆ウエスタンリーグ
試合:39
打数:104
安打:29
本塁打:2
打点:9
四死球:8
三振:18
盗塁:5
失策:4
打率:.279
出塁率:.330


2軍の試合で復帰したのは、ウエスタンリーグ開幕から3ヶ月が経過した6月18日のこと。しかし、スタメン出場したその試合の8回、打席に立った際に頭部に死球を受け、救急搬送されるという更なるアクシデントに見舞われました。復帰直後はなかなか試合勘がつかめなかったのか、また頭部死球の影響からか、打撃の調子がなかなか上がらない日々。

調子が上がってきたのは8月頃。捕手というのは、非常に専門性の高いポジションであり、スタメン出場できるのも1人だけ…そんな特徴もあって、スタメン起用もまちまちになりがちですが、それでも8月は月間打率.355をマークしました。

打撃は確かに向上しているという印象です。どこか鈴木選手がまだ細身だった入団1年目の頃と雰囲気が似ているようにも思います。選球眼もまずまずで、ウエスタンリーグでは出塁率.330をマークしました。出場試合は昨季に比べると激減しましたが、その中で5盗塁を決めました。打撃、足の両面で成長を感じさせました。守備では確かに捕手としての課題は随所にありますが、強肩を生かしたプレーも随所にあり、成長の跡を感じさせました。

続いて、シーズン終了後に行われたのフェニックスリーグでの成績を見てみましょう。

☆フェニックスリーグ
試合:16
打数:56
安打:17
本塁打:0
打点:3
四死球:2
三振:8
盗塁:3
打率:.304
出塁率:.326


1試合4安打を放った試合もあり、フェニックスリーグでは打率3割台をマークしました。かつては木製バットにどう対応していくかが、打てる捕手への大きなテーマだった中村奨選手。2年目の今季は打撃面では、まず2軍で結果が残せるようにはなってきました。

ただ、やはりまだ線の細さを感じます。高校3年次に甲子園で大会新記録の1大会6本塁打をマークしたとは思えないほどにスラッとしており、高校生のときのあまり変化がない感じです。まずはシーズンを戦い抜くためにも、食事をしっかり摂って、プロの身体を作っていくことも必要だと思います。

来季は3年目。同期の山口投手や遠藤投手が1軍で頭角を現しつつある中で、チームからもそろそろ頭角を…と注文があったという中村奨選手。捕手陣は層が厚く、なかなか1軍に割って入るのは難しいのですが、捕手へのこだわりが強いだけに、ならば何としても3年目は、プロの身体を作って、自慢の打撃と強肩を試合で活かせるようにアピールし、とにかく1軍昇格を実現してほしいものです


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<KUNIの雑感467>ジャクソン投手がロッテ入団

<KUNIの雑感467>ジャクソン投手がロッテ入団

あのジャクソンスマイルが日本に帰ってくる!
と言っても、カープではなく千葉ロッテですが…

2016年から3年間カープでプレーしたジェイ・ジャクソン投手。主に中継ぎ、セットアッパーとして3年間で175試合に登板し、10勝8敗2セーブ、92ホールドの成績を残し、カープのリーグ3連覇の中心選手として活躍しました。年を重ねるごとに登板過多による蓄積疲労からか精彩を欠きましたが、それでもチームへの貢献度は絶大でした。

ジャクソン投手といえば、冒頭にある「ジャクソンスマイル」。マウンドで役割を終えてベンチに引き上げるときに、キャップを浅くかぶり直し、笑みを浮かべる様子…何とも微笑ましいというか、癒されるというか。なんせ、ジャクソン投手がカープに在籍していた3年間はすべてリーグ優勝したのですから。ジャクソンスマイルがたびたび勝利の使者になりました

千葉ロッテは今季の夏場にも獲得に動いたようですが、ジャクソン投手自身がメジャーに昇格するタイミングと重なり、獲得を見送ったそうです。FAになっている今、満を持して獲得に動いたのでしょう。カープ在籍時に日本にお子さんもいらっしゃるようで、ジャクソン投手にとっても素晴らしい契約になりそうですね

これからは相手チームの投手で、交流戦では対戦する機会もあるかもしれません。カープ戦でジャクソンスマイルはあまり見ない方が嬉しいのですが、日本で再びジャクソン投手がプレーするというのは嬉しいですね。

ちなみに…カープはこのオフ、レグナルト投手やヘルウェグ投手と契約を更新しない旨を伝えました。レグナルト投手は左腕で、シーズン序盤は大きな戦力となりましたし、ヘルウェグ投手は登板数は少なかったものの、シーズン最終盤や日本シリーズなどで印象深い投球を見せました。それだけに、他球団の獲得の可能性もあるかもしれません。


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#17・岡田明丈投手~中継ぎ転向で復調をつかめるか?~

◎#17・岡田明丈投手~中継ぎ転向で復調をつかめるか?~

2017年に12勝をマークし、昨年も8勝を挙げた岡田投手。過去2年間の防御率を見ても、4.00、5.09と、その数字はけして2年間で20勝をマークしたとは思えないほど高めではありますが、良いときのピッチングは相手を寄せ付けないほどの素晴らしさがある反面、打たれだすと止まらないという不安定さもありました。4年目の今季、今までの課題がすべて噴出してきたような、そんな1年ではなかったでしょうか。

まず今季の1軍での成績を見てみると…

☆1軍
3試合 0勝2敗(先発2、中継ぎ1)
イニング:7
被安打:9
奪三振:4
四死球:11
自責点:11
防御率:14.14
WHIP:2.86


どれをとっても自己ワーストの数字となりました。4月に2度先発マウンドに立ちましたが、4月11日の東京ヤクルト戦で1回5失点の大炎上で、翌日に2軍降格。再び1軍昇格を果たしたのは4ヵ月後で、8月14日の巨人戦で中継ぎとして登板するも、1つのアウトを奪っただけで3失点…まるでピッチングが成り立っていませんでした。

WHIPを見ると、つまり1イニングに2.86人のランナーを出している計算となり、毎回のように満塁のピンチを迎えるというイメージになります。7イニングで実に11個の四球…本来、コントロールピッチャーではなく、球威と緩急で押さえるピッチングスタイルでしたが、今季はまるでバラバラだったということでしょう。

では、ウエスタンリーグではどうだったかといえば…

☆ウエスタンリーグ
23試合 1勝2敗1S(先発1、中継ぎ22)
イニング:24.1
被安打:20
奪三振:16
四死球:14
自責点:8
防御率:2.96
WHIP:1.27


2軍では主に中継ぎでの起用となりました。1イニングずつを大切に押さえていく…そんなイメージをつかんで、復調のきっかけをつかんでほしいという思いもあったのでしょう。一時は2軍でも6点を超えるような高い防御率でしたが、8月8日の福岡ソフトバンク戦で1回3人でピシャリと抑えて以降は、シーズン終了までの13度の登板をすべて無失点で切り抜け、徐々に中継ぎとしての感覚をつかんだのではないでしょうか

さらにフェニックスリーグでの成績を見ると…

☆フェニックスリーグ
6試合(先発4、中継ぎ2)
イニング:16
被安打:11
奪三振:15
四死球:5
自責点:2
防御率:1.13


フェニックスリーグでは主に先発での起用でしたが、最大で3イニング程度の限定マウンド。どの登板でも150キロを超える勢いあるストレートを投げ込むところは、やはり速球派です。3イニングを完璧に封じる投球を見せた試合もあり、1軍での経験も豊富な貫禄のあるピッチングで、格の違いは感じさせました。

佐々岡新監督は「球の強い投手を後ろにおきたい」という意向があります。カープも日本シリーズで苦戦を強いられた福岡ソフトバンクを見ていると、繰り出す中継ぎ陣の球威には驚かされます。佐々岡監督の中ではそんな投手陣が理想型なのでしょう。そして、剛速球を投げ込む岡田投手を来季は中継ぎで起用する方針のようです。

ただ、気になることも…。

2018年、福岡ソフトバンクとの日本シリーズ第3戦、中継ぎで登板した岡田投手は球威あるストレートで押しまくったものの、デスパイネ選手にライトスタンドに3ランを浴びました。さらに今年の秋季キャンプの紅白戦では、正隨選手に外角の球をライトスタンドに運ばれる場面もありました。

剛速球がなぜ打たれるのか…球は速く威力はあっても、素直に真っ直ぐ入る軌道のためかもしれません。カープは「ラプソード」と呼ばれる球の回転数などを測定する機器と動作解析グループを新設しました。こういったものをフルに活用しながら、ストレートの質を高め、ストレートで空振りが奪えるようになれば、ピッチングはかなり変わってくるように思います

ストレート一辺倒で押しまくれるほどの球威があり、中継ぎではそれが有効となるはず。あとは本来のメインの持ち球であるスライダーを筆頭に、何か1つ決め球を磨き、上手く織り交ぜていくことで、中継ぎとして活路を見出し、来季は復活した姿を見せてほしいと思います


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