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ドラフトを横断的に見てみよう~ドラフト2位編~

◎ドラフトを横断的に見てみよう~ドラフト2位編~

弊ブログのメインサイト「週刊カープ評論」が2000年の11月にスタートし、昨年のドラフト会議で20回目…そこで、ここ20回のドラフト会議を横断的に振り返ってみようということで、同じ順位の選手に焦点を絞ってみたいと思います。

まず第3回の今回は、ドラフト2位に注目してみたいと思います。ドラフト2位といえば、やはり上位指名とあって、1位指名の動向によっては順位が繰り上がっても不思議ではないくらいの実力や将来性のある選手が中心となってきます。ウェーバー順による指名となるだけに、他球団との駆け引きが最も激しい指名順かもしれません。

というわけで、過去20回のドラフト会議で2位指名された選手とその成績を振り返ってみましょう。なお、過去には高校生と大学生・社会人で分割したドラフトや、自由枠指名をすれば2位指名できないなど、いろんなルールがありましたが、あくまでもシンプルに指名順が「ドラフト2位」だった選手を対象としています。

2000年:広瀬純選手(法政大、外野手) ※逆指名
978試合 2178打数595安打 253打点51本塁打 打率.273
2001年・選択権なし(高校生1位指名のため)
2002年・吉田圭投手(東京・帝京高、投手)
16試合 24打数3安打 2打点0本塁打 打率.125
2003年・選択権なし(高校生1位指名のため)
2004年・選択権なし(高校生1位指名のため)

2005年・今井啓介投手(新潟・中越高、投手) ※高校生ドラフト
114試合 8勝20敗1S 防御率3.59
2006年・選択権なし(希望枠使用、高校生1位指名のため)
2007年・選択権なし(大学・社会人1位指名、高校生1位指名のため)
2008年・中田廉投手(広陵高、投手)
※現役
2009年・堂林翔太選手(愛知・中京大中京高、内野手)
※現役

2010年・中村恭平投手(富士大、投手)
※現役
2011年・菊池涼介選手(中京学院大、内野手)
※現役
2012年・鈴木誠也選手(二松学舎大付属高、内野手)
※現役
2013年・九里亜蓮投手(亜細亜大、投手)
※現役
2014年・薮田和樹投手(亜細亜大、投手)
※現役

2015年・横山弘樹投手(NTT東日本、投手)
6試合 2勝2敗0S 防御率5.47
2016年・高橋昂也投手(埼玉・花咲徳栄高、投手)
※現役
2017年・山口翔投手(熊本工高、投手)
※現役
2018年・島内颯太郎投手(九州共立大、投手)
※現役
2019年・宇草孔基選手(法政大、外野手)
※現役

このように見ていくと、自由枠だの逆指名だの、ドラフトの本来の目的から逸脱した制度があった時代、カープはドラフト2位の指名にかなり苦労しています。2位指名が出来なかったり、指名選手を思うように戦力に育てられなかったり…上位指名で獲得したい選手を思うように指名できなかったことも、長い暗黒時代の理由となったのでしょう。

ただ、ドラフトが現在の制度となってからは、かなり状況が上向いてきました。菊池涼選手、鈴木誠選手、九里投手と、現在のチームの主力選手を軒並み生み出しています。他球団が指名するのでは…と言われていた選手をドラフト2位で指名でき、しっかりと主力選手に育成できたことが、チームのリーグ3連覇にもつながりました。

また一方で、カープの場合、ドラフト2位に素材型の選手を指名する傾向もあります。中村恭投手や薮田投手はまさにそのタイプであり、もしかしたらもう少し順位を下げても指名はできた可能性はあります。

このような選手は大成するのに時間がかかるタイプが多いのですが、中村恭投手は昨季、ようやく1軍で速球派左腕として花開き、薮田投手は長らく低迷しているものの、2017年には15勝をマークし、最高勝率のタイトルを獲得しました。台頭までに時間はかかっても、1軍の大きな戦力となれる素材だったのです。

近年は高橋昂投手、山口投手といった素材型ではあるものの将来性のある高校生投手や、速球派の島内投手や俊足と巧打が武器の宇草選手といった、1軍ですぐに活かせそうな持ち味のある選手が指名され、島内投手は早い段階で1軍昇格を果たしました。

ドラフト2位指名の選手は鈴木誠選手や菊池涼選手に代表されるように、さらに過去には黒田博樹投手もそうでしたが、花開けば1位指名以上に活躍できるだけの素質がある選手が多いのが特徴です。多少、開花までに時間はかかるかもしれませんが、将来が楽しみで、長いスパンで見ていきたい…それがカープのドラフト2位なのでしょう。


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ドラフトを横断的に見てみよう~ドラフト6位編~

◎ドラフトを横断的に見てみよう~ドラフト6位編~

弊ブログのメインサイト「週刊カープ評論」は2000年の11月にスタートしました。初めての記事は、その年のドラフト会議の寸評でした。それから昨年のドラフト会議で20回目…そこで、ここ20回のドラフト会議を横断的に振り返ってみようということで、同じ順位の選手に焦点を絞ってみようという連載の2回目。

今回は、ドラフト6位に注目してみたいと思います。例年、ドラフトは平均すれば5人前後を指名するケースが多く、ドラフト6位指名まで至らないこともしばしば。「下位指名」だけに、隠し玉的な存在の選手が指名されることも多いのですが、思い起こせばあの「新井さん」もドラフト6位指名でした。

というわけで、過去20回のドラフト会議で6位指名された選手とその成績を振り返ってみましょう。なお、過去には高校生と大学生・社会人で分割したドラフトや、自由枠指名をすれば2位指名できないなど、いろんなルールがありましたが、あくまでもシンプルに指名順が「ドラフト4位」だった選手を対象としています。

2000年:石橋尚登選手(長崎・波佐見高、内野手)
1軍出場なし
2001年・国木剛太投手(大阪・上宮高、投手) 
1軍出場なし
2002年・指名なし
2003年・指名なし
2004年・梅津智弘投手(国学院大、投手)
291試合 8勝11敗2S 防御率3.76

2005年・指名なし
2006年・指名なし
2007年・指名なし
2008年・指名なし
2009年・川口盛外投手(王子製紙、投手)
1軍出場なし

2010年・中崎翔太投手(宮崎・日南学園高、投手)
※現役
2011年・指名なし
2012年・指名なし
2013年・指名なし
2014年・飯田哲矢投手(JR東日本、投手)
40試合 0勝0敗0S 防御率4.91

2015年・仲尾次オスカル投手(Honda、投手)
25試合 2勝0敗0S 防御率6.29
2016年・長井良太投手(茨城・つくば秀英高、投手)
4試合 0勝0敗0S 防御率13.50
2017年・平岡敬人投手(中部学院大、投手)
※現役
2018年・正隨優弥選手(亜細亜大、外野手)
※現役
2019年・玉村昇悟投手(福井・丹生高、投手)
※現役

2005~2007年までは高校生と大学・社会人とでの分離ドラフトだったために、なかなか6位指名までは行われませんでしたが、2011年からは3年連続で6位指名に至らないということもありました。ただ、近年は6年連続で6位指名の選手が誕生しています。

こうして20年間の「ドラフト6位」を振り返ってみると、全体的に投手が多いという印象です。その中でも、2004年の梅津投手は中継ぎの一角として活躍し、2010年の中崎投手は2016年からのカープのリーグ3連覇では、守護神として3年連続の胴上げ投手にもなるなど、チームに欠かせない選手として成長を遂げています。下位指名から、その素質をプロの世界で一気に開花させた選手も多いのです。

下位指名の選手は、なかなかチャンスが与えられず、早めに見切りを付けられることも多く、上位指名の選手に比べて非常に厳しい環境になりがちです。新入団の選手の「スタートは横一線」と言われがちですが、やはり上位指名と下位指名とでは、チャンスの数は違うように思います。

ただ、その中でも中崎投手や、かつての「新井さん」のように、たゆまぬ努力と、数少ないチャンスを活かそうと食らいつく姿勢で、レギュラーを勝ち取った選手もいます。当然、ドラフト6位となれば、「隠し玉」候補が増えてくる中で、下位指名から主力選手をどれだけ出せるかは、チームのスカウティング能力やチームの育成力が反映されるものだと思います。

近年は6年連続でドラフト6位指名が続いていますが、すでに3人はプロでの現役生活を終えました。それだけ厳しいということでもあります。ただ、平岡投手は速球は変則タイプの投手として、正隨選手は右の長距離砲として、そして玉村投手は将来の先発左腕として期待は高い選手ばかり。いずれも1軍未経験ですが、今年あたり、平岡投手や正隨選手には頭角を現してほしいところです


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ドラフトを横断的に見てみよう~ドラフト4位編~

◎ドラフトを横断的に見てみよう~ドラフト4位編~

弊ブログのメインサイト「週刊カープ評論」は2000年の11月にスタートしました。初めての記事は、その年のドラフト会議の寸評でした。それから昨年のドラフト会議で20回目…そこで、ここ20回のドラフト会議を横断的に振り返ってみようということで、同じ順位の選手に焦点を絞ってみたいと思います。

まず第1回の今回は、ドラフト4位に注目してみたいと思います。ドラフト4位といえば、過去には前田智徳選手、金本知憲選手に代表されるように、チームの主力であり、プロ野球の歴史に名を刻む大物選手になる傾向が強いともされてきました。

というわけで、過去20回のドラフト会議で4位指名された選手とその成績を振り返ってみましょう。なお、過去には高校生と大学生・社会人で分割したドラフトや、自由枠指名をすれば2位指名できないなど、いろんなルールがありましたが、あくまでもシンプルに指名順が「ドラフト4位」だった選手を対象としています。

2000年:甲斐雅人選手(宮崎・高鍋高、内野手)
13試合 26打数3安打 0打点0本塁打 打率.115
2001年・石原慶幸選手(東北福祉大、捕手) 
※現役
2002年・鞘師智也選手(東海大、外野手)
22試合 27打数5安打 1打点0本塁打 打率.185
2003年・尾形佳紀選手(ホンダ、内野手)
147試合 477打数127安打 42打点12本塁打 打率.266
2004年・丸木唯投手(石川・輪島実高、投手)
1軍出場なし

2005年・梅原伸亮投手(京都学園大、投手) ※大学・社会人ドラフト
3試合 0勝0敗0S 防御率6.75
2005年・相沢寿聡投手(群馬・太田市商高、投手) ※高校生ドラフト
5試合 0勝1敗0S 防御率12.46
2006年・青木高広投手(日産自動車、投手) ※大学・社会人ドラフト
249試合 17勝30敗0S 防御率4.56
2007年・松山竜平選手(九州国際大、外野手) ※大学社会人ドラフト
※現役
2007年・中村憲投手(京都すばる高、投手) ※高校生ドラフト
1軍出場なし
2008年・申成鉉選手(京都国際高、内野手)
1軍出場なし
2009年・庄司隼人選手(静岡・常葉橘高、内野手)
22試合 20打数1安打 0打点0本塁打 打率.050

2010年・金丸将也投手(東海理化、投手)
1軍出場なし
2011年・土生翔平選手(早稲田大、外野手)
10試合 9打数1打数 0打点0本塁打 打率.111
2012年・下水流昂選手(Honda、外野手)
※現役
2013年・西原圭大投手(ニチダイ、投手)
16試合 0勝0敗0S 防御率7.23
2014年・藤井晧哉投手(おかやま山陽高、投手)
※現役

2015年・船越涼太投手(王子、捕手)
2試合 1打数1安打 0打点0本塁打 打率1.00
2016年・坂倉将吾選手(東京・日大三高、捕手)
※現役
2017年・永井敦士選手(東京・二松学舎大付高、外野手)
※現役
2018年・中神拓都選手(岐阜・市岐阜商高、内野手)
※現役
2019年・韮澤雄也選手(埼玉・花崎徳栄高、内野手)
※現役

ドラフト4位というのは、「そろそろ今年の隠し玉を出そうかな」という順位かもしれません。上位指名でもなければ、下位指名でもない…その点では、まずは現時点で他球団に指名されていない選手の中で最も評価が高い選手を指名できる順位でもあり、他球団も狙っているという噂を聞きつつ、隠し玉的な選手を指名できる…ある程度、指名の自由度が高い順位ともいえそうです。

そして、こう20年分のドラフト4位を並べてみると、チーム事情が反映されやすいようにも思います。チームがBクラスに低迷していた時期は、大学・社会人の選手が多いのに対して、近年は高校生が多い…ドラフト4位は、チーム状態が今一つな時期は即戦力が欲しいと思うのに対して、まずまずな状態であれば育成重視の高校生を指名するという傾向が強いともいえます。

近年はチームもリーグ3連覇を達成するなど、好調な時期です。それゆえか、高校生のドラフト4位が増えています。その中で坂倉選手が徐々に1軍で力を発揮しつつあります。さらに近年は将来が楽しみな若手選手が目白押しです。

ドラフト上位指名ほどのプレッシャーもなく、下位指名ほどチャンスがなかなか与えられないわけでもない…それがドラフト4位が大成しやすい理由ともされてきましたが、そんな理由はともかく、楽しみな選手が多いドラフト4位…ここから、かつての前田智徳選手や金本知憲選手のような大スターが出てきてくれたらと思います


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今年最初のスカウト会議~長距離砲獲得を目指す~

◎今年最初のスカウト会議~長距離砲獲得を目指す~

新年を迎え、今年のルーキーが入寮&新人合同自主トレをスタートさせました。その一方でスカウトは今秋のドラフト会議に向けて、将来のカープを考えながら、今年最初のスカウト会議を行いました。まずは274人の選手をリストアップし、上位候補8選手の映像を確認したようです。

今年のドラフト会議に向けて、カープがほしいとする選手像には、毎年補強する必要がある投手に加えて、野手では長打力のある選手を掲げています。

現在、名前が挙がっている選手としては、大学球界でトップクラスのパワーを誇る近畿大・佐藤輝明内野手、右のパワーヒッターである中央大・牧秀悟内野手、投手では社会人ナンバーワン右腕と評価の高いトヨタ自動車・栗林良吏投手、最速153キロのストレートと多彩な変化球を操る東海大・山崎伊織投手、最速150キロのストレートを投げこむ愛知・中京大中京高の高橋宏斗投手といったところです。

現状、2軍を見ると俊足巧打タイプの選手が多く、いかにも一発がありそうな雰囲気があるのは林選手くらいでしょうか。鈴木選手にメジャー挑戦の夢もあるということを加味すれば、打席に立つだけで、相手に一発を警戒されるような、見るからに長打力がありそうな将来の4番バッターがほしいところです。

カープに不足する「ザ・パワーヒッター」の候補として、これからどのような選手が候補に挙がってくるのか、常に補強が必要な投手を含めて、今後の動向が注目されます。


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