今村投手、フォーム改造で磐石のセットアッパーへ

◎今村投手、フォーム改造で磐石のセットアッパーへ

昨季、中継ぎに転向したことで、一気にその素質を開花させた今村投手。今季はセットアッパーとして、ミコライオ投手、サファテ投手とともに勝利の方程式の一角を期待されています。３年目を迎えた今季、今村投手の中では中日・浅尾投手を目標に据え、フォームもテイクバックを小さくしたものに改良し、２９日にはブルペンで捕手を立たせて１５球を投げたそうです。

昨季、先発の一角としてスタートしながらも、なかなか本領を発揮できなかった今村投手。しかし、思い切り腕が振れ、短時間で最高のパフォーマンスを見せなければならない中継ぎで大きく頭角を現しました。まだまだ不安定な側面はあったものの、速球は先発のときには見られなかったほどに唸りをあげ、１５２キロを計時するほどにまでアップしました。

今季、セットアッパーの一角を託されています。カープが奪ったわずかなリードを守り抜くための、決め手となるカードの一枚…そこに今村投手が座ります。浅尾投手を目指し、そしてそれを超えるために、フォームを改良して臨む今シーズン。ミコライオ投手、サファテ投手とともに１５０キロトリオを結成して、相手を力とコントロール、切れ味抜群の変化球でねじ伏せる投球を期待したいと思います。


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