ルーキー勢のこの1年(2)~森下宗選手~
◎ルーキー勢のこの1年(2)~森下宗選手~
今年のルーキーたちの1年を振り返るという連載企画の第2回。今回は育成ドラフト2位でカープに入団した森下宗選手です。
静岡・掛川工高から愛知工業大を経て、カープに育成ドラフト2位で入団した森下選手。大学時代、3年次の秋のシーズンでは、打率.349というハイアベレージをマークし、ベストナインも獲得するほどに、本来はシュアな打撃も大きな魅力の選手でした。
森下選手の魅力は何と言っても50m5秒8という俊足と、それを生かした外野守備にあります。毎年、ドラフト指名選手が入団会見が終わった後で、歯の検査や体力測定などを行います。その体力測定の種目の1つにエアロバイクがありましたが、その数値は何と競輪選手以上だったとか…そんなエピソードも記憶に新しいところでしょう。
森下選手はとにかく連取熱心だといいます。常に全力でプレーする姿…それはカープらしい選手ということもいえるでしょう。ファームでは開幕戦から代走で出場し、打席にも立ちました。それ以降は主に代走要員として、育成選手ながら比較的多くのチャンスをもらっていたように感じます。そして4月12日の福岡ソフトバンク戦では初安打も放ちました。
そんな森下選手の今季の成績を振り返ってみると…
【2軍】
35試合 18打数3安打 0本塁打0打点 3三振0四死球 7盗塁 打率.167
終わってみれば、今季2軍で放ったヒットはわずかに3本に終わりました。それでも代走中心ながら、7つの盗塁を決めたこと…それは自慢の俊足をプロの舞台でも十分にアピールできたのではないでしょうか。ひとまず足に関しては、2軍でも十分に通用するという手応えはあった1年といえるでしょう。
あとは打撃ということになりますが、シーズンが終わり、宮崎・日南でフェニックスリーグが行われましたが、若手主体のメンバーの中で、森下選手の起用も増えました。その中で森下選手は12打数5安打と、打撃でも大きくアピールしました。しかも1試合は猛打賞のおまけつきとなりました。
外野手のレギュラー争いは非常に混戦模様です。足が速い選手は森下選手だけではなく、たくさんいます。その中でどうアピールしていくか…そのためには足だけでなく、打撃力のアップも欠かすことは出来ないでしょう。打撃選手の片鱗をフェニックスリーグでアピールできたことは、来季へも大きくつながっていくように思います。
育成選手としては2年目を迎えることになりますが、俊足を活かし、さらに下半身を使った粘りの打撃を見せられるようになれば、十分に支配下登録も近づいてくるのではないでしょうか。激戦区の左の外野手…ただ全体的に年齢層が上がってきているだけに、来年24歳という若さもアピール材料して、支配下を目指してほしいと思います。
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今年のルーキーたちの1年を振り返るという連載企画の第2回。今回は育成ドラフト2位でカープに入団した森下宗選手です。
静岡・掛川工高から愛知工業大を経て、カープに育成ドラフト2位で入団した森下選手。大学時代、3年次の秋のシーズンでは、打率.349というハイアベレージをマークし、ベストナインも獲得するほどに、本来はシュアな打撃も大きな魅力の選手でした。
森下選手の魅力は何と言っても50m5秒8という俊足と、それを生かした外野守備にあります。毎年、ドラフト指名選手が入団会見が終わった後で、歯の検査や体力測定などを行います。その体力測定の種目の1つにエアロバイクがありましたが、その数値は何と競輪選手以上だったとか…そんなエピソードも記憶に新しいところでしょう。
森下選手はとにかく連取熱心だといいます。常に全力でプレーする姿…それはカープらしい選手ということもいえるでしょう。ファームでは開幕戦から代走で出場し、打席にも立ちました。それ以降は主に代走要員として、育成選手ながら比較的多くのチャンスをもらっていたように感じます。そして4月12日の福岡ソフトバンク戦では初安打も放ちました。
そんな森下選手の今季の成績を振り返ってみると…
【2軍】
35試合 18打数3安打 0本塁打0打点 3三振0四死球 7盗塁 打率.167
終わってみれば、今季2軍で放ったヒットはわずかに3本に終わりました。それでも代走中心ながら、7つの盗塁を決めたこと…それは自慢の俊足をプロの舞台でも十分にアピールできたのではないでしょうか。ひとまず足に関しては、2軍でも十分に通用するという手応えはあった1年といえるでしょう。
あとは打撃ということになりますが、シーズンが終わり、宮崎・日南でフェニックスリーグが行われましたが、若手主体のメンバーの中で、森下選手の起用も増えました。その中で森下選手は12打数5安打と、打撃でも大きくアピールしました。しかも1試合は猛打賞のおまけつきとなりました。
外野手のレギュラー争いは非常に混戦模様です。足が速い選手は森下選手だけではなく、たくさんいます。その中でどうアピールしていくか…そのためには足だけでなく、打撃力のアップも欠かすことは出来ないでしょう。打撃選手の片鱗をフェニックスリーグでアピールできたことは、来季へも大きくつながっていくように思います。
育成選手としては2年目を迎えることになりますが、俊足を活かし、さらに下半身を使った粘りの打撃を見せられるようになれば、十分に支配下登録も近づいてくるのではないでしょうか。激戦区の左の外野手…ただ全体的に年齢層が上がってきているだけに、来年24歳という若さもアピール材料して、支配下を目指してほしいと思います。
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