痛恨9回…黒田投手がサヨナラ喫す
◎痛恨9回…黒田投手がサヨナラ喫す
明日の先発がルーキーの薮田投手であることを考えると、カープとしては3連戦をトータルで見れば、今日の試合を確実に奪っておかなくてはなりませんでした。黒田投手は力投を見せましたが、最終回に痛恨の2点を失い、カープとしては3連戦の初戦に余りに痛過ぎる1敗を喫してしまいました。
カープ先発・黒田投手。巨人との対戦は日本球界復帰後初めてとなりますが、序盤から低目へのコントロールも抜群で、相手打線を完全に手玉にとっていました。1イニングを10球前後で終わる淡々と、しかもハイペースでリズミカルな投球。6回を終わって、被安打1、打者18人…3人ずつピシャリと押さえてきました。
7回にこの試合初めてのピンチを迎えます。先頭の長野選手に左中間を割られる2塁打を許します。しかし、このピンチの場面だからこそ、黒田投手は真骨頂を発揮する投球を見せました。立岡選手をファーストゴロ、坂本選手をショートゴロと打ち取り、阿部選手を四球で歩かせた後、亀井選手をセカンドゴロ。内野ゴロを打たせる投球…点をとられる気がしないほどの華麗なマウンドさばきでした。
8回表、2死から丸選手がセンターバックスクリーン左にライナー性のホームランを放ち、カープに待望の1点が入りました。カープは初対戦となる巨人先発・高木勇投手の投球に苦しまされました。7回まで黒田投手をまったく援護できない中で、ようやく8回に生まれた一発…ただ、援護はこれだけに終わりました。
1-0、カープがリードで迎えた9回裏。100球を超えた黒田投手がそのまま9回のマウンドに向かいました。かつての完投王にとって9回のマウンド…今季は初めてのことで、大リーグが長かった黒田投手にとっても、近年はあまりない舞台でした。ただ、黒田投手の球数を考えると、やはり続投という選択肢を選んだことは間違いではなかったように思います。
しかし、9回の先頭打者・長野選手に対する初球は外角低めに微妙に外れました。その直後に1・2塁間を破るヒットを打たれます。続く立岡選手を抑えたものの、坂本選手への初球が逆球のストライク…。黒田投手の球は明らかに疲れが出ていました。7回のピンチを抑えた投球とも大きく違っていました。坂本選手に左中間を破られ、阿部選手にライト前へ…連打で1点を奪われると、最後は亀井選手にレフトへ犠牲フライ。痛恨のサヨナラ負けとなりました。
3連戦というくくりで考えると、カープにとっては痛恨の1敗となりました。しかも3連戦の初戦をサヨナラ負けというのは、相手に大きな流れを引き渡してしまったような状況です。
ただ、カープとしては、今日の黒田投手の最後まで投げきる姿…目に焼き付けなくてはなりません。黒田投手の勝ちたいという強い気持ち。今日はそれを果たすことは出来なかったけれども、明日、明後日と続く試合の中で、絶対に借りを返すつもりで、全力で勝利をつかんでもらわなければなりません。残り2試合、悪い流れにはなってしまいましたが、それを明日、早い段階で断ち切り、新たな流れをカープ側に引き寄せる試合を期待しましょう。
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明日の先発がルーキーの薮田投手であることを考えると、カープとしては3連戦をトータルで見れば、今日の試合を確実に奪っておかなくてはなりませんでした。黒田投手は力投を見せましたが、最終回に痛恨の2点を失い、カープとしては3連戦の初戦に余りに痛過ぎる1敗を喫してしまいました。
カープ先発・黒田投手。巨人との対戦は日本球界復帰後初めてとなりますが、序盤から低目へのコントロールも抜群で、相手打線を完全に手玉にとっていました。1イニングを10球前後で終わる淡々と、しかもハイペースでリズミカルな投球。6回を終わって、被安打1、打者18人…3人ずつピシャリと押さえてきました。
7回にこの試合初めてのピンチを迎えます。先頭の長野選手に左中間を割られる2塁打を許します。しかし、このピンチの場面だからこそ、黒田投手は真骨頂を発揮する投球を見せました。立岡選手をファーストゴロ、坂本選手をショートゴロと打ち取り、阿部選手を四球で歩かせた後、亀井選手をセカンドゴロ。内野ゴロを打たせる投球…点をとられる気がしないほどの華麗なマウンドさばきでした。
8回表、2死から丸選手がセンターバックスクリーン左にライナー性のホームランを放ち、カープに待望の1点が入りました。カープは初対戦となる巨人先発・高木勇投手の投球に苦しまされました。7回まで黒田投手をまったく援護できない中で、ようやく8回に生まれた一発…ただ、援護はこれだけに終わりました。
1-0、カープがリードで迎えた9回裏。100球を超えた黒田投手がそのまま9回のマウンドに向かいました。かつての完投王にとって9回のマウンド…今季は初めてのことで、大リーグが長かった黒田投手にとっても、近年はあまりない舞台でした。ただ、黒田投手の球数を考えると、やはり続投という選択肢を選んだことは間違いではなかったように思います。
しかし、9回の先頭打者・長野選手に対する初球は外角低めに微妙に外れました。その直後に1・2塁間を破るヒットを打たれます。続く立岡選手を抑えたものの、坂本選手への初球が逆球のストライク…。黒田投手の球は明らかに疲れが出ていました。7回のピンチを抑えた投球とも大きく違っていました。坂本選手に左中間を破られ、阿部選手にライト前へ…連打で1点を奪われると、最後は亀井選手にレフトへ犠牲フライ。痛恨のサヨナラ負けとなりました。
3連戦というくくりで考えると、カープにとっては痛恨の1敗となりました。しかも3連戦の初戦をサヨナラ負けというのは、相手に大きな流れを引き渡してしまったような状況です。
ただ、カープとしては、今日の黒田投手の最後まで投げきる姿…目に焼き付けなくてはなりません。黒田投手の勝ちたいという強い気持ち。今日はそれを果たすことは出来なかったけれども、明日、明後日と続く試合の中で、絶対に借りを返すつもりで、全力で勝利をつかんでもらわなければなりません。残り2試合、悪い流れにはなってしまいましたが、それを明日、早い段階で断ち切り、新たな流れをカープ側に引き寄せる試合を期待しましょう。
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