★寸評★5月31日、対千葉ロッテ 1回戦(広0-5D)
★寸評★5月31日、対千葉ロッテ 1回戦(広0-5D)
・左打者がストッパーに…
2年ぶりにセリーグ首位として臨む交流戦。しかし、その結果はいきなり千葉ロッテの投手陣の前に、打線はチャンスを作るも、なかなか得点に結び付けられないまま、完封リレーに屈してしまう展開。毎年、交流戦が鬼門となっていますが、千葉ロッテ、福岡ソフトバンク、そして北海道日本ハムとパリーグ上位勢との対戦が続く交流戦序盤ですが、お寒いスタートとなってしまいました。
2試合連続完封勝利だったカープ先発・ジョンソン投手は、初回にコントロールが甘くなり、いきなり3点を失ってしまうという苦しい状況でした。しかし、今のカープ打線なら3点くらい、何とか盛り返してくれるのではないか…そんな期待感もありましたが、千葉ロッテ先発・石川投手のシンカーを交えた投球の前に、左打者が苦しめられました。
石川投手は右打者には被打率.299と打ち込まれている反面、左打者には.179と見事に抑えています。まさにこのデータが、今日の投球にも表れていました。9人のうち5人が左打者でしたが、カープが石川投手から放った7本のヒットのうち、5本が右打者。左打者はチャンスの場面でもことごとく押さえ込まれてしまいました。
初回には1死1塁から、丸選手がショートゴロゲッツー。2回には2死1・2塁、4回には2死2・3塁とチャンスを作るのですが、阿部選手が三振、そしてファーストゴロとチャンスを活かすことが出来ず…。石川投手の決め球・シンカーに翻弄され、その球筋が脳裏に焼き付いてしまったのでしょう。特に安部選手は日頃から右投手との対戦がほとんどの中で、シンカーを持つ右投手との対戦は、慣れない左投手と対戦するような感覚があったのではないでしょうか。
あっさりと完封負けのスタートとなってしまった今季の交流戦。確かに石川投手のような球筋を投げるピッチャーは、セリーグにはあまりいないかもしれません。しかしこの1敗で、パリーグとの対戦を大きく意識することなく、自分たちの野球を見失わずに、明日は気持ちを切り替えて臨んで、とにかく敵地で早く1つ目の勝利をつかむ!これしかありません。
・土生選手が5年目で初打席も三振
早稲田大学からドラフト4位で指名されたのは2011年のこと。即戦力として期待されながらも、4年間、1軍出場がないままだった土生選手。しかし、今季は春季キャンプ、オープン戦でもアピールを続けた結果、首脳陣の脳裏にも「土生」という存在を焼き付けたのでしょう。2軍で打率.343のハイアベレージを残し、しかも右投手が多いパリーグとの対戦となる交流戦の秘密兵器として、今日プロ初の1軍昇格を果たしました。
そしていきなり7回表、3点のビハインドということもあり、石原選手の代打として登場。プロ初打席となりました。しかし、やはり2軍ではあまり見たことのない軌道だったのでしょう。あっさり2つの空振りで追い込まれ、4球目、外角へ外れるシンカーで空振り三振。あっさりとプロ初打席は三振で終わってしまいました。
1軍のレベルの高さも感じたのではないでしょうか。ただ、今日スタメンを飾った左打者ですらほとんど打てなかったのですから、代打で登場した土生選手の三振はいたし方がないかもしれません。ただ見逃すことなく、振りにいった姿勢は良かったと思います。5年目でつかんだ初の1軍、そして初打席…出だしは悔しいものになったかもしれませんが、交流戦の秘密兵器として、次こそ初安打を期待しましょう。
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・左打者がストッパーに…
2年ぶりにセリーグ首位として臨む交流戦。しかし、その結果はいきなり千葉ロッテの投手陣の前に、打線はチャンスを作るも、なかなか得点に結び付けられないまま、完封リレーに屈してしまう展開。毎年、交流戦が鬼門となっていますが、千葉ロッテ、福岡ソフトバンク、そして北海道日本ハムとパリーグ上位勢との対戦が続く交流戦序盤ですが、お寒いスタートとなってしまいました。
2試合連続完封勝利だったカープ先発・ジョンソン投手は、初回にコントロールが甘くなり、いきなり3点を失ってしまうという苦しい状況でした。しかし、今のカープ打線なら3点くらい、何とか盛り返してくれるのではないか…そんな期待感もありましたが、千葉ロッテ先発・石川投手のシンカーを交えた投球の前に、左打者が苦しめられました。
石川投手は右打者には被打率.299と打ち込まれている反面、左打者には.179と見事に抑えています。まさにこのデータが、今日の投球にも表れていました。9人のうち5人が左打者でしたが、カープが石川投手から放った7本のヒットのうち、5本が右打者。左打者はチャンスの場面でもことごとく押さえ込まれてしまいました。
初回には1死1塁から、丸選手がショートゴロゲッツー。2回には2死1・2塁、4回には2死2・3塁とチャンスを作るのですが、阿部選手が三振、そしてファーストゴロとチャンスを活かすことが出来ず…。石川投手の決め球・シンカーに翻弄され、その球筋が脳裏に焼き付いてしまったのでしょう。特に安部選手は日頃から右投手との対戦がほとんどの中で、シンカーを持つ右投手との対戦は、慣れない左投手と対戦するような感覚があったのではないでしょうか。
あっさりと完封負けのスタートとなってしまった今季の交流戦。確かに石川投手のような球筋を投げるピッチャーは、セリーグにはあまりいないかもしれません。しかしこの1敗で、パリーグとの対戦を大きく意識することなく、自分たちの野球を見失わずに、明日は気持ちを切り替えて臨んで、とにかく敵地で早く1つ目の勝利をつかむ!これしかありません。
・土生選手が5年目で初打席も三振
早稲田大学からドラフト4位で指名されたのは2011年のこと。即戦力として期待されながらも、4年間、1軍出場がないままだった土生選手。しかし、今季は春季キャンプ、オープン戦でもアピールを続けた結果、首脳陣の脳裏にも「土生」という存在を焼き付けたのでしょう。2軍で打率.343のハイアベレージを残し、しかも右投手が多いパリーグとの対戦となる交流戦の秘密兵器として、今日プロ初の1軍昇格を果たしました。
そしていきなり7回表、3点のビハインドということもあり、石原選手の代打として登場。プロ初打席となりました。しかし、やはり2軍ではあまり見たことのない軌道だったのでしょう。あっさり2つの空振りで追い込まれ、4球目、外角へ外れるシンカーで空振り三振。あっさりとプロ初打席は三振で終わってしまいました。
1軍のレベルの高さも感じたのではないでしょうか。ただ、今日スタメンを飾った左打者ですらほとんど打てなかったのですから、代打で登場した土生選手の三振はいたし方がないかもしれません。ただ見逃すことなく、振りにいった姿勢は良かったと思います。5年目でつかんだ初の1軍、そして初打席…出だしは悔しいものになったかもしれませんが、交流戦の秘密兵器として、次こそ初安打を期待しましょう。
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