☆KUNI’s EYE(7/31・vsS)☆攻める気持ち!それが生んだ勝利
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☆KUNI’s EYE(7/31・vsS)☆攻める気持ち!それが生んだ勝利
目下絶好調の東京ヤクルトとの3連戦。しかも敵地が舞台。相手は今季、最後まで勝利をあきらめない姿勢を貫き、とにかくしぶといというイメージがあります。そして、今日の試合はまさにそのイメージ通りの試合となりましたが、それでもカープが中盤に逆転し、そのまま逃げ切り勝利を収めたのは、攻めの気持ち、勝利へ対する厳しい姿勢、それを押し通したからではないでしょうか。
4回に安部選手のセンターオーバーの3塁打で同点に追いつき、6回にバティスタ選手の目玉が飛び出すほどに強烈なレフトフェンス直撃のライナーの2塁打で逆転に成功しました。しかし、今の東京ヤクルトに関しては、1点リードはあってないようなもの。それが敵地・神宮球場であればなおさらです。
しかも、カープはジョンソン投手に6回表に代打を送り、ここからはとにかく逃げ切りを図るという勝負に出ました。6回を任された一岡投手は、先頭打者に粘られながらも四球を出し、いきなり嫌な展開となりますが、何とかこの回をゼロで乗り切りました。そして、
続く7回裏には永川投手が1番から続く嫌な流れを見事3人でぴしゃり。しかし、それはけして平たんではなく、相手に粘られながらも、永川投手が踏ん張っての3者凡退…上位打線からの打順となったこのイニングを、チームの大ベテランが3人で抑えたのは、チームに大きな勇気を与えたのではないでしょうか。
そして8回表。マウンド上には東京ヤクルト・近藤投手。先頭のバティスタ選手は相変わらず高めのボール球に手を出し、あっさりと2ストライクと追い込まれますが、最後は厳しい外寄りの変化球を上手く、それでいて痛烈にレフトへ運ぶ2塁打でチャンスを作ると、安部選手がバックスクリーン右へ2ランを放ちました。相手のしぶとさを見ていると、1点差では逃げ切れない…それだけに、この2ランはチームにとっても大きな追加点であり、さらに田中選手のダメ押しホームランは、さらにチームに勝利を手繰り寄せる一発となりました。
圧巻だったのは8回裏にマウンドに上がったフランスア投手。150キロを超えるストレートを左腕から投げ込むその姿…すごい威圧感がありました。相手からすれば、手も足も出ないという感じではなかったでしょうか。1回2奪三振、3人ぴしゃり、全く打たれる気配のない投球でした。
しかし、相手はやはりしぶとかった…最後の最後まで分かりませんでした。9回裏にマウンドに上がった中崎投手は1死から1点を失って、2死1・2塁の場面で山田哲選手にはフルカウントからサードへのボテボテの内野安打。これで満塁とされます。
一発逆転サヨナラグランドスラム…その場面でバレンティン選手。しかし、石原選手は逃げませんでした。最悪押し出しでも良いから、とにかく攻めていこう、ただストライクゾーンには投げないように…それは守護神として百戦錬磨の中崎投手だからできたことだと思います。相手は外角攻めで、本塁打を打たれないような配球をしてくると思ったのかもしれません。しかし、徹底した強気の内角攻めで、最後はセカンドゴロ!困ったときほど強気のスタイルで、最後は逃げ切りました。
ジョンソン投手が先発の時は石原選手がバッテリーとなります。そうなると、会沢選手に比べて、打者としての8番・9番が弱くなってしまうというデメリットがあります。しかし、それでも最後まで石原選手を起用し続けたのは、勝負どころでの巧みなリードがあったからなのでしょう。そして、9回2死満塁という究極のピンチで、内角攻めという積極的なリードで、相手打者を抑えてくれました。
そしてこの1勝は、「3連覇」を実現するにあたって、とりわけ大きな1勝になったと思います。なんせ、出てきそうな2位のチームを封じることができたのですから。そして、3タテされることを早々に防ぐことができたのですから。厳しい8月戦線を前に、とにかく目の前の試合を、リードすれば確実に勝っていくことは重要ですから。カープの強さを感じさせる試合を初戦で見せたこと、相手は続々と好投手を先発に起用するかと思いますが、この1勝の重みは大きかったと思いますし、この3連戦への心理面での大きなアドバンテージになることは間違いありません。
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目下絶好調の東京ヤクルトとの3連戦。しかも敵地が舞台。相手は今季、最後まで勝利をあきらめない姿勢を貫き、とにかくしぶといというイメージがあります。そして、今日の試合はまさにそのイメージ通りの試合となりましたが、それでもカープが中盤に逆転し、そのまま逃げ切り勝利を収めたのは、攻めの気持ち、勝利へ対する厳しい姿勢、それを押し通したからではないでしょうか。
4回に安部選手のセンターオーバーの3塁打で同点に追いつき、6回にバティスタ選手の目玉が飛び出すほどに強烈なレフトフェンス直撃のライナーの2塁打で逆転に成功しました。しかし、今の東京ヤクルトに関しては、1点リードはあってないようなもの。それが敵地・神宮球場であればなおさらです。
しかも、カープはジョンソン投手に6回表に代打を送り、ここからはとにかく逃げ切りを図るという勝負に出ました。6回を任された一岡投手は、先頭打者に粘られながらも四球を出し、いきなり嫌な展開となりますが、何とかこの回をゼロで乗り切りました。そして、
続く7回裏には永川投手が1番から続く嫌な流れを見事3人でぴしゃり。しかし、それはけして平たんではなく、相手に粘られながらも、永川投手が踏ん張っての3者凡退…上位打線からの打順となったこのイニングを、チームの大ベテランが3人で抑えたのは、チームに大きな勇気を与えたのではないでしょうか。
そして8回表。マウンド上には東京ヤクルト・近藤投手。先頭のバティスタ選手は相変わらず高めのボール球に手を出し、あっさりと2ストライクと追い込まれますが、最後は厳しい外寄りの変化球を上手く、それでいて痛烈にレフトへ運ぶ2塁打でチャンスを作ると、安部選手がバックスクリーン右へ2ランを放ちました。相手のしぶとさを見ていると、1点差では逃げ切れない…それだけに、この2ランはチームにとっても大きな追加点であり、さらに田中選手のダメ押しホームランは、さらにチームに勝利を手繰り寄せる一発となりました。
圧巻だったのは8回裏にマウンドに上がったフランスア投手。150キロを超えるストレートを左腕から投げ込むその姿…すごい威圧感がありました。相手からすれば、手も足も出ないという感じではなかったでしょうか。1回2奪三振、3人ぴしゃり、全く打たれる気配のない投球でした。
しかし、相手はやはりしぶとかった…最後の最後まで分かりませんでした。9回裏にマウンドに上がった中崎投手は1死から1点を失って、2死1・2塁の場面で山田哲選手にはフルカウントからサードへのボテボテの内野安打。これで満塁とされます。
一発逆転サヨナラグランドスラム…その場面でバレンティン選手。しかし、石原選手は逃げませんでした。最悪押し出しでも良いから、とにかく攻めていこう、ただストライクゾーンには投げないように…それは守護神として百戦錬磨の中崎投手だからできたことだと思います。相手は外角攻めで、本塁打を打たれないような配球をしてくると思ったのかもしれません。しかし、徹底した強気の内角攻めで、最後はセカンドゴロ!困ったときほど強気のスタイルで、最後は逃げ切りました。
ジョンソン投手が先発の時は石原選手がバッテリーとなります。そうなると、会沢選手に比べて、打者としての8番・9番が弱くなってしまうというデメリットがあります。しかし、それでも最後まで石原選手を起用し続けたのは、勝負どころでの巧みなリードがあったからなのでしょう。そして、9回2死満塁という究極のピンチで、内角攻めという積極的なリードで、相手打者を抑えてくれました。
そしてこの1勝は、「3連覇」を実現するにあたって、とりわけ大きな1勝になったと思います。なんせ、出てきそうな2位のチームを封じることができたのですから。そして、3タテされることを早々に防ぐことができたのですから。厳しい8月戦線を前に、とにかく目の前の試合を、リードすれば確実に勝っていくことは重要ですから。カープの強さを感じさせる試合を初戦で見せたこと、相手は続々と好投手を先発に起用するかと思いますが、この1勝の重みは大きかったと思いますし、この3連戦への心理面での大きなアドバンテージになることは間違いありません。
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