明日から春季キャンプ!見どころチェック
◎明日から春季キャンプ!見どころチェック
さあ、いよいよプロ野球にとっての新年ともいうべき、キャンプインが明日に迫ってきました。補強に関しては、何かと話題が多かったこのオフでしたが、果たしてカープは4連覇に向けて、どのような準備を整えていくでしょうか。そこで、個人的な視点ではありますが、今年の春季キャンプの見どころをピックアップしてみたいと思います。
(1)若手投手の成長ぶりに注目
昨年は投手起用に苦しんだカープ。先発投手陣は大瀬良投手、ジョンソン投手に続く存在が未確定であり、中継ぎ陣は過去3年のリーグ優勝もあって、主力選手に登板過多が続いています。不安要素が多いからこそ、今年は1人でも多くの若手に台頭し、1軍で戦力となってほしいところです。
その中で、昨年は1軍での登板がなく、このキャンプでは1軍メンバー入りを果たした若手投手。3年目の矢崎投手、床田投手、2年目の山口投手、平岡投手は特に注目したいところ。昨季は戦力とならなかった投手たちだからこそ、今年台頭してくれば、チームにとって大きなプラス材料となります。彼らがどこまでアピールし、首脳陣に「これは戦力となるかも」と思わせることが出来るか、注目です。
(2)3番、センターの穴を埋めるのは?
打線の注目はやはりここになるでしょう。FA移籍した丸選手の抜けた穴をいかにして埋めていくか…昨年の丸選手の功績を考えると、到底1人の肩に背負わせることは出来ません。「3番・センター」ではなく、「3番」と「センター」に分けて考える必要もあるでしょう。もちろん、丸選手の残像を追うことなく、あくまでもフラットな視点で戦略を再構築していくことが必要です。
センターの有力候補は野間選手と実績十分の長野選手。そして3番打者の有力候補は田中選手、安部選手、西川選手、長野選手、そして昨季、丸選手が故障離脱していた際に3番を打った松山選手やバティスタ選手も挙げられるでしょう。「カープ野球」を維持していく、さらにレベルアップしていくためにはどうすべきか、このキャンプを通じて、それぞれの候補に挙がった選手たちの動きや適性、さらには打線全体を考えたときのバランスも含めて、どのような材料を揃えていくか注目されます。
(3)やっぱり新戦力!
やはり注目は新戦力でしょう。今年、新たに加わった選手が、チームの戦略の中で、どのような位置付けとなるか…その位置が主力レベルになる選手が多いほどに、チームの選手層は厚みを増してきます。
最も注目されるのはFA人的補償で獲得した長野選手。先述のとおり、3番打者とセンターの有力候補の1人です。長野選手の加入によって、彼のプレースタイルから若い選手が学ぶべきところも多いと思います。生きた教材として、その背中を見て、その技術やプレースタイルをどんどん吸収してほしいと思います。
新戦力といえば、ドラ1・小園選手、ドラ2・島内投手、ドラ6・正隨選手が1軍メンバーに選ばれました。特に小園選手は自身が生まれる前の1998年の東出選手以来、高卒ルーキー野手での1軍メンバースタートなりました。プロ、しかも1軍がどんな雰囲気なのか、そのレベルも肌で感じ取って、今後の糧にして成長してほしいと思いますし、ケガなく乗り切ってほしいところです。
さらにローレンス投手、レグナルト投手の両新外国人投手も注目です。来日後は、初めての日本に馴染もうと、非常に楽しんでいる雰囲気の2人。外国人選手として「日本に親しもう」とするその姿は、成功への条件を満たしています。日本のマウンド、日本の野球に早く馴染んで、厳しい外国選手の1軍枠争いの中で、どんな持ち味を見せてくれるか楽しみです。
(4)2軍スタートからの逆襲にも期待!
2軍スタートになったからといって、「今シーズンはずっと2軍」というわけではありません。第2クールからは、1軍とともに日南でキャンプを張るのですから、1軍選手でアピール不足、実力不足の選手が出れば、もちろん入れ替えもあるでしょう。そのチャンスをつかむために、2軍でもしっかりアピールを続けてほしいと思います。
例えば、シュートの習得を目指している飯田投手、そろそろキャンプスタートから全開でアピールしてほしい戸田投手、剛速球が魅力の長井投手、さらに2年目の長身右腕・ケムナ投手、バティスタ選手との1軍枠争いが注目されるメヒア選手、今年は1軍復活を目指す赤松選手、結婚して1軍定着を目指す高橋大選手ら、注目選手は目白押しです。
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さあ、いよいよプロ野球にとっての新年ともいうべき、キャンプインが明日に迫ってきました。補強に関しては、何かと話題が多かったこのオフでしたが、果たしてカープは4連覇に向けて、どのような準備を整えていくでしょうか。そこで、個人的な視点ではありますが、今年の春季キャンプの見どころをピックアップしてみたいと思います。
(1)若手投手の成長ぶりに注目
昨年は投手起用に苦しんだカープ。先発投手陣は大瀬良投手、ジョンソン投手に続く存在が未確定であり、中継ぎ陣は過去3年のリーグ優勝もあって、主力選手に登板過多が続いています。不安要素が多いからこそ、今年は1人でも多くの若手に台頭し、1軍で戦力となってほしいところです。
その中で、昨年は1軍での登板がなく、このキャンプでは1軍メンバー入りを果たした若手投手。3年目の矢崎投手、床田投手、2年目の山口投手、平岡投手は特に注目したいところ。昨季は戦力とならなかった投手たちだからこそ、今年台頭してくれば、チームにとって大きなプラス材料となります。彼らがどこまでアピールし、首脳陣に「これは戦力となるかも」と思わせることが出来るか、注目です。
(2)3番、センターの穴を埋めるのは?
打線の注目はやはりここになるでしょう。FA移籍した丸選手の抜けた穴をいかにして埋めていくか…昨年の丸選手の功績を考えると、到底1人の肩に背負わせることは出来ません。「3番・センター」ではなく、「3番」と「センター」に分けて考える必要もあるでしょう。もちろん、丸選手の残像を追うことなく、あくまでもフラットな視点で戦略を再構築していくことが必要です。
センターの有力候補は野間選手と実績十分の長野選手。そして3番打者の有力候補は田中選手、安部選手、西川選手、長野選手、そして昨季、丸選手が故障離脱していた際に3番を打った松山選手やバティスタ選手も挙げられるでしょう。「カープ野球」を維持していく、さらにレベルアップしていくためにはどうすべきか、このキャンプを通じて、それぞれの候補に挙がった選手たちの動きや適性、さらには打線全体を考えたときのバランスも含めて、どのような材料を揃えていくか注目されます。
(3)やっぱり新戦力!
やはり注目は新戦力でしょう。今年、新たに加わった選手が、チームの戦略の中で、どのような位置付けとなるか…その位置が主力レベルになる選手が多いほどに、チームの選手層は厚みを増してきます。
最も注目されるのはFA人的補償で獲得した長野選手。先述のとおり、3番打者とセンターの有力候補の1人です。長野選手の加入によって、彼のプレースタイルから若い選手が学ぶべきところも多いと思います。生きた教材として、その背中を見て、その技術やプレースタイルをどんどん吸収してほしいと思います。
新戦力といえば、ドラ1・小園選手、ドラ2・島内投手、ドラ6・正隨選手が1軍メンバーに選ばれました。特に小園選手は自身が生まれる前の1998年の東出選手以来、高卒ルーキー野手での1軍メンバースタートなりました。プロ、しかも1軍がどんな雰囲気なのか、そのレベルも肌で感じ取って、今後の糧にして成長してほしいと思いますし、ケガなく乗り切ってほしいところです。
さらにローレンス投手、レグナルト投手の両新外国人投手も注目です。来日後は、初めての日本に馴染もうと、非常に楽しんでいる雰囲気の2人。外国人選手として「日本に親しもう」とするその姿は、成功への条件を満たしています。日本のマウンド、日本の野球に早く馴染んで、厳しい外国選手の1軍枠争いの中で、どんな持ち味を見せてくれるか楽しみです。
(4)2軍スタートからの逆襲にも期待!
2軍スタートになったからといって、「今シーズンはずっと2軍」というわけではありません。第2クールからは、1軍とともに日南でキャンプを張るのですから、1軍選手でアピール不足、実力不足の選手が出れば、もちろん入れ替えもあるでしょう。そのチャンスをつかむために、2軍でもしっかりアピールを続けてほしいと思います。
例えば、シュートの習得を目指している飯田投手、そろそろキャンプスタートから全開でアピールしてほしい戸田投手、剛速球が魅力の長井投手、さらに2年目の長身右腕・ケムナ投手、バティスタ選手との1軍枠争いが注目されるメヒア選手、今年は1軍復活を目指す赤松選手、結婚して1軍定着を目指す高橋大選手ら、注目選手は目白押しです。
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