<KUNIの雑感430>4連覇の夢は夢のままで…
<KUNIの雑感430>4連覇の夢は夢のままで…
7ー0からの逆転負けで、9月19日をもって、カープのセリーグ4連覇という大目標は夢のままで終わりました。
まだ「日本一」という可能性は残されており、下を見れば、中日がものすごい勢いで上がってこようとしています。ショックを引きずらず、とにかく残り3試合で、最悪でも1つ勝って、とにかく早く今シーズンの5割以上を確保してほしい、そのためにも前を向いて戦ってほしいと思います。
ところで…
2016年には鈴木選手が、2017年には薮田投手とバティスタ選手が、そして昨年はアドゥワ投手や野間選手といった若手が、次々と主力となり結果を残してきました。それが3連覇へとつながりました。
ただ、今シーズンを迎えるにあたって、チームの若手の育成は過渡期に入っていく…しかも新井さんやエルドレッド選手といった精神的支柱となった選手や丸選手が移籍したことで、チームは次世代の形へと、今の力をキープしつつ、変貌を遂げなければならない時期になると感じていました。
カープが4連覇を実現するためには、昨年までの3連覇を経験してきた選手がどれだけ戦力としてチームを引っ張っていけるか…そこがカギだったと思います。
ただ一方で、3連覇を果たすにはかなりのパワーも必要で、体力や精神力をすり減らすものがあったと思います。さらに、その上で抜けた穴を埋め、戦力を進化させることは並大抵ではありませんでした。松山選手、田中広選手、安部選手…期待された中堅の選手はことごとく不振に陥り、野間選手や薮田投手、アドゥワ投手あたりは複数年続けて結果を出すことがいかに難しいか、その壁にぶち当たったように思います。
そこに緒方監督の暴力問題やバティスタ選手のドーピング問題といった、非常に残念なニュースが加わったことで、チームが動揺したようにも思います。
チームは3連覇を達成したことをベースにして、新たな形を模索していく時期にきました。特に、3連覇を彩った主力選手たちが続々とFA権を取得し、彼らの動向次第では、数年以内にメンバーはガラリと変わる可能性もあります。丸選手の移籍はその始まりといえるかもしれません。
それとともに、過渡期をいかに短くしていくか…そのためにはまず現有戦力をしっかりと底上げし、3連覇での成功例を活かしてチーム作りに着手していくことにあるでしょう。小園選手や遠藤投手は、早い段階で1軍で起用されるようになりましたが、彼らが来季以降、主力選手としてより重要なポジションを担うことが出来るように育てていくかは、大きなテーマだと思います。
かつてのカープの長きにわたる低迷期は、逆指名制度など、本来の戦力の均衡を目的としたドラフトからの逸脱は大きな要因だったと思います。
しかし、今はそれがなく、有力選手を果敢に指名・獲得できる環境があります。それもまた、カープにとっては今までどおり、育成していくというスタンスを貫けば、過渡期短縮、再び3連覇をほうふつとさせるような戦力の充実につながっていくのではないでしょうか。
今年の優勝はもうありません。しかし、また近いうちに再び優勝できるチームを作っていく…そのために今出来ることは、中堅選手がチームを引っ張り、若手をしっかりと育成して、ベテランはチームの支えとなり、様々な世代がバランスよく交わる中で、戦う集団を一から築き上げていく…土台や成功例はすでにあるのですから、ドラフト、キャンプ、実戦などを通して、どう色付けしていくか、来年以降のカープの再構築、巻き返しにも期待したいと思います。
もちろん、今季に関しては日本一の可能性もあるわけですから、まだ諦めずに、前を向いて進みましょう!
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7ー0からの逆転負けで、9月19日をもって、カープのセリーグ4連覇という大目標は夢のままで終わりました。
まだ「日本一」という可能性は残されており、下を見れば、中日がものすごい勢いで上がってこようとしています。ショックを引きずらず、とにかく残り3試合で、最悪でも1つ勝って、とにかく早く今シーズンの5割以上を確保してほしい、そのためにも前を向いて戦ってほしいと思います。
ところで…
2016年には鈴木選手が、2017年には薮田投手とバティスタ選手が、そして昨年はアドゥワ投手や野間選手といった若手が、次々と主力となり結果を残してきました。それが3連覇へとつながりました。
ただ、今シーズンを迎えるにあたって、チームの若手の育成は過渡期に入っていく…しかも新井さんやエルドレッド選手といった精神的支柱となった選手や丸選手が移籍したことで、チームは次世代の形へと、今の力をキープしつつ、変貌を遂げなければならない時期になると感じていました。
カープが4連覇を実現するためには、昨年までの3連覇を経験してきた選手がどれだけ戦力としてチームを引っ張っていけるか…そこがカギだったと思います。
ただ一方で、3連覇を果たすにはかなりのパワーも必要で、体力や精神力をすり減らすものがあったと思います。さらに、その上で抜けた穴を埋め、戦力を進化させることは並大抵ではありませんでした。松山選手、田中広選手、安部選手…期待された中堅の選手はことごとく不振に陥り、野間選手や薮田投手、アドゥワ投手あたりは複数年続けて結果を出すことがいかに難しいか、その壁にぶち当たったように思います。
そこに緒方監督の暴力問題やバティスタ選手のドーピング問題といった、非常に残念なニュースが加わったことで、チームが動揺したようにも思います。
チームは3連覇を達成したことをベースにして、新たな形を模索していく時期にきました。特に、3連覇を彩った主力選手たちが続々とFA権を取得し、彼らの動向次第では、数年以内にメンバーはガラリと変わる可能性もあります。丸選手の移籍はその始まりといえるかもしれません。
それとともに、過渡期をいかに短くしていくか…そのためにはまず現有戦力をしっかりと底上げし、3連覇での成功例を活かしてチーム作りに着手していくことにあるでしょう。小園選手や遠藤投手は、早い段階で1軍で起用されるようになりましたが、彼らが来季以降、主力選手としてより重要なポジションを担うことが出来るように育てていくかは、大きなテーマだと思います。
かつてのカープの長きにわたる低迷期は、逆指名制度など、本来の戦力の均衡を目的としたドラフトからの逸脱は大きな要因だったと思います。
しかし、今はそれがなく、有力選手を果敢に指名・獲得できる環境があります。それもまた、カープにとっては今までどおり、育成していくというスタンスを貫けば、過渡期短縮、再び3連覇をほうふつとさせるような戦力の充実につながっていくのではないでしょうか。
今年の優勝はもうありません。しかし、また近いうちに再び優勝できるチームを作っていく…そのために今出来ることは、中堅選手がチームを引っ張り、若手をしっかりと育成して、ベテランはチームの支えとなり、様々な世代がバランスよく交わる中で、戦う集団を一から築き上げていく…土台や成功例はすでにあるのですから、ドラフト、キャンプ、実戦などを通して、どう色付けしていくか、来年以降のカープの再構築、巻き返しにも期待したいと思います。
もちろん、今季に関しては日本一の可能性もあるわけですから、まだ諦めずに、前を向いて進みましょう!
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