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今季の選手の起用法2020~佐々岡丸の船出~(1)

◎今季の選手の起用法2020~佐々岡丸の船出~(1)

佐々岡監督率いる新生カープ。「新生」と言っても、今までやってきたことがベースになるのは間違いありませんが、そこにどう「佐々岡色」を出していくのかが注目されます。果たして、今シーズンはどんな選手起用となるのか、これからの注目点とともに探る「今季の選手の起用法」シリーズの2020年版です。

さて、第1回のテーマは…

長年の課題!サードの選手の起用法

を取り上げてみたいと思います。まず、昨シーズンの公式戦で、サードでスタメン出場した選手とその試合数を見てみましょう。

安部選手  68試合
メヒア選手 35試合
小窪選手  26試合
三好選手   8試合
上本選手   3試合
曽根選手   1試合
堂林選手   2試合


シーズンの序盤は、相手投手の左右に応じて、右投手ながら安部選手、左投手なら小窪選手といった起用が目立ちました。しかし、いずれも打撃ではなかなか結果を残すことができず、シーズン中盤からはシーズン途中にトレードで獲得した三好選手、そして終盤にはメヒア選手をサードでスタメン起用する試合も目立ってきました。

確かに安部選手が、全試合の約半数の試合でスタメン出場を果たしましたが、打撃の調子が思うように上がらず、失策も多い中で、レギュラーを勝ち取るまでには至りませんでした。経験や実績の面では他の候補選手に比べて、今井も二枚も上手ではあったのですが…。一方で、メヒア選手は打力はあっても、サードの守備には不安が残り、三好選手は守備力が高い反面で、打率はなかなか上がってこずといった具合に、どの選手も「帯に短し、たすきに長し」と、決め手にかける状況でした。

<サード起用法のカギ1>ピレラ選手がサードで起用できれば…

今季のサードの起用法を考えるに当たって、その動向を大きく左右すると思われるのが、新外国人選手のピレラ選手でしょう。メジャーでは外野とセカンドを中心に守っていたピレラ選手ですが、内外野どこでも守れるという前情報。本来は、菊池涼選手の大リーグ移籍を見越しての補強だったと思われますが、残留が決定した中で、ピレラ選手は果たしてサードが守れるのか…ここが大きなポイントとなってきました。

ピレラ選手が大リーグでサードを守ったのは1試合のみ。新外国人選手は試合に出てみるまで分からない上に、日本の野球にどこまで馴染むことができるか…そこを見極めるにはある程度の時間が必要となります。ただ、いずれにせよ、ピレラ選手がサードをどこまで守ることができるかによって、打順も大きく変わってくるのは間違いないところでしょう。そしてピレラ選手をサードで固定できれば、チームとしてはその存在感が非常に大きくなりそうです。

<サード起用法のカギ2>西川選手のサード起用はさすがにないだろう

昨シーズン、西川選手はメインのポジションを外野手に移したことで、その打撃力をいかんなく発揮し、一気にレギュラーを奪いました。そんな西川選手は秋季キャンプで、かつて守っていたサードの練習を再開しました。そこには、そもそも内野手の西川選手が、激戦区の外野を守るより、本来の持ち場である内野を守れれば、外野手の起用の幅が広がるのではないか…という佐々岡監督の発想だったのでしょう。

しかし、一度失敗したサードの守備…西川選手がその座に戻ることはけして容易ではなく、本人も「試合では無理」としたほど。それとともに、外野一本で挑戦したいという意向が報じられました。1年間、外野手としてプレーし、「このポジションなら出来る」という思いがあったのでしょう。確かに、秋季キャンプでは練習を積んだサードですが、これは「延長戦でどうしてもサードを守れる選手がベンチにいないとき」など、緊急事態の限定オプションになるのではないでしょうか。

<サード起用法のカギ3>軸は安部選手、そこに右打者がどう加わるか

今季のカープのサードは、まずピレラ選手のサードの守備がどの程度なのか…そのベールが脱がれるまでは、なかなかはっきりとした答えは出せないでしょう。さらに、ある程度守れたとしても、打撃はどうか…ここも大きな要素になってくると思います。未知数の部分が大きいゆえに、当然、代替案も視野に入れておく必要があります。

その1番手は実績や経験を見てもやはり安部選手でしょう。2017年には規定打席に到達し、打率3割を打ったこともあります。そしてここ一番での長打力もあります。そう考えると、本来の力を発揮してくれれば、安部選手がサードのポジションにすっぽりと収まってくれるのが、最も良い形ともいえます。

ただ、結果を残せるか…ここ2年でそれは未知数となりました。そんな安部選手の次点の候補となると、三好選手、堂林選手、メヒア選手、そしてベテランの小窪選手といった右打者となってくるでしょう。代打要員の候補でもある彼らが、サードのレギュラーを奪うためには、打撃でどこまでアピールできるか…特にパンチ力が期待されるポジションでもあるだけに、そのあたりも注目したいところです。

★総括★
今季のサードの最大のカギは「ピレラ選手の打撃と、サードの守備力がどうか」ということになるでしょう。ピレラ選手がどこまで日本の野球に対応できるか、そしてサードを守れるかどうかによって、動向はかなり変わってきそうです。もし、ピレラ選手が戦力として計算が立てば、かなり厚みのある打線が決めるのではないでしょうか。

ただ、未知数な部分が多いため、安部選手や堂林選手、メヒア選手、三好選手、小窪選手といったところも十分にチャンスがあります。特に実績十分な安部選手が、ピレラ選手にどこまで迫れるか、もう一度レギュラーを奪い返すだけの持ち前の打力を見せることが出来るか…昨年、期待に応えられなかった「覇気」の巻き返しにも注目です。


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