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<KUNIの雑感593>野手陣にも不安はある

<KUNIの雑感593>野手陣にも不安はある

カープは目下4連敗中。相次ぐ降雨中止で、どこかリズムが崩れているのか、特に投手陣がピリッとしない印象がありますが、野手陣に不安がないかといえば、けしてそんなことはなく、これまでの成績を見ていると、まだ本来の力や持ち味を出せていない部分もあります。確かに、打線が変われば、野球の形も変わってはくるので、仕方がない部分もあるのですが、現状での懸念を考えてみると…

①盗塁数がここまでわずか3

カープと言えば機動力野球。ただ、7月6日時点で、チームの盗塁数はまだわずかに3つ。セリーグではトップの阪神がすでに13を数えていることを考えると、その数は非常に少なく、「カープの野球」という観点から考えても、寂しい数字です。

これまでの試合を見ていると、例えばランナーがいる状況で、バッターがヒットを放った際に、ランナーは常に次の塁を狙おうとしている姿勢は感じされます。それこそカープ野球ではあります。しかし、単独でスチールを狙う場面が非常に少なく、ランナーが出ても相手バッテリーへプレッシャーを与えることが出来ていないように思います。

盗塁が多ければ、チームが勝てるというわけではありません。しかし、カープのお家芸でもあり、そこから投手の足元を揺さぶり、相手に「何をしてくるか分からない」と思わせることができるのですから、それをしてこないとなると、今では相手にとってカープは「くみしやすい」チームなのかもしれません。

②四球の数がセリーグワーストの29

私自身、最も気になっているのが、四球の数なのです。目下、セリーグではダントツに少なく29個。首位の巨人が58個の四球を選んでいることを考えると、その数は非常に少ないことが分かります。それだけ、攻撃はあくまでもヒット狙い、そして打席での粘りもなく、どこか淡白に感じることもあります。つながるときは、非常に多くの得点を奪うのに対して、打てないときはさっぱり…というケースも目立ちます。

先ほどの盗塁数についても、そして四球の数についても、今年は打線が大きく変化したことが要因としてはあると思います。これまでの「タナキク」から、今季は1番にピレラ選手が入り、菊池涼選手はスタメンから外れるケースもあり、田中広選手は下位打線。ピレラ選手は田中広選手とは異なり、積極的に打ちにタイプであるため、四球の数は少なくなります。また首脳陣の中にはピレラ選手の機動力という面で、信頼が薄いのでしょう。機動力野球の軸となった選手が、上位打線に座る機会が減ったことで、盗塁の数は減りました

リードオフマンとなる選手のタイプが、打線のカラーになりやすいのかもしれません。1番を務めるピレラ選手が積極的に打ちにいくタイプならば、2番にはしっかりと粘れるタイプの選手を入れるなど、バリエーションに富んだオーダーにすることも必要なのかもしれません。

③出塁に対しての得点効率が低い

ヒットの数に四死球の数を加え得点で割ると、1点を奪うために必要な出塁の数が算出できます。カープの場合、2.85という数字。つまり、平均すれば、1イニングで3人出塁すれば1点入るというところです。ただ、この数字はセリーグでも4番目となっており、5位は中日、6位は阪神と、まるで今のセリーグの成績に直結しているようにも思います。

ちなみに、1位は巨人で2.37。つまり、1イニングに2人ちょっと出塁すれば、1点を奪うことが出来るということ。つまり、10人出塁すれば、カープならば3点程度は期待できますが、巨人の場合、4点奪うことが出来る…1試合で10安打ずつ放てば、カープは巨人に3-4で負けてしまうということになります。これは大きな差です

1点を奪うためには…

1.とにかく執拗に出塁を狙うこと
2.1度の出塁を最大限生かすこと
3.いかにチャンスを活かすかということ


が必要になると思います。その点では、四球が少なくなれば、出塁の頻度は減りますし、盗塁が少なくなれば、1度の出塁でさらにチャンスを広げることも、相手にプレッシャーを与えることも出来ません。

さらに、現在は3番に西川選手、4番に鈴木誠選手、5番に松山選手というクリーンアップを組んでいますが、2番が流動的で、全体的に低迷していることもあり、打順のめぐりあわせを考えるにあたって、クリーンアップにたどり着くまでに時間がかかる…それだけチャンスを活かせる時間が短くなっているようにも思います。

もしクリーンアップを固定するならば、1・2番の出塁率をいかに高めていくか、2番打者の復調は大きなカギを握るでしょうし、それが難しいのであれば、少しでも早くクリーンアップに打順を回すように、現在のクリーンアップの打順を1つずつ繰り上げるという方法もあるのではないでしょうか。

現在の打線は良いときは良いのですが、悪いときはとことん悪く、どこか粘りもない…リーグ3連覇したときのような、嫌らしさも感じないのです。それは盗塁や四球の数、そして得点効率にも表れているように思います。積極姿勢とともに、とにかくしぶとく次につないでいくんだという粘り…もう少し、打線としての一体感を見せてほしいと思います。


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