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粘って引き分けも…どこか感じる先読みの甘さ

◎粘って引き分けも…どこか感じる先読みの甘さ

今季のセリーグの順位は防御率の順位でもあり、カープはAクラスの3チームには、いずれも大きく負け越しています。なぜ、上位勢にことごとく勝てないのか…今夜の試合は10回裏に粘って引き分けには持ち込みましたが、その典型的な展開だったように思いました。

カープは7回裏、カープは代打・大盛選手がライトスタンドに勝ち越しのホームランを放ち、さらに宇草選手が粘って四球を選ぶと、すかさず盗塁を決め、田中広選手も四球。上位打線がしっかり粘ってチャンスを作ると、待つ阿山選手にタイムリーが飛び出し、さらに1点を加えました。ホームランによる1点にとどまらず、さらに追加点を奪ったわけで、非常に理想的な攻撃を見せました。

しかし、それが守り切れない…

8回から登板したケムナ投手は、3つの四球で2死満塁のピンチを作り、代打・原口選手の打球はサードへの緩いライナー性の打球。ただ、高めの球を切るように打った打球だったためか、おそらくかなり変化していたのでしょう。サードを守る三好選手が差し出したグラブをかすめて、レフト前に…。これであっさり同点とされました。

10回表。ここで塹江投手がマウンドに上がります。しかし、ケムナ投手もそうでしたが、相手の主軸に対して、一発を過剰に怖がって、きわどいコースに投げようとしたり、変化球で交わそうとするあまり、結局、先頭の大山選手を四球で歩かせてしまいました。続く、島田選手はバントの構えも、スコアリングポジションにランナーを進めたくない…という思いが強すぎたのか、力んでワイルドピッチ。慎重になりすぎるがあまり、傷口を広げてしまった…あまりに痛いプレーであり、これが決勝点につながってしまいました。

ただ…どうも感じるのは先読みの甘さなのです。

例えば、8回表の場合は、セットアッパーの役割にまだ慣れていないケムナ投手に、1イニングを完全に任せるのではなく、2死満塁になった時点で、例えば8回途中であってもフランスア投手を起用するなどの策はなかったのでしょうか。終盤のリードは何としても守り切る…そんな執念の継投を見せても良かったのではないかと思うのです。

また、9回表、結果的に失点にはつながりませんでしたが、ファーストへのフライを林選手が落球し、ピンチを広げました。1軍の雰囲気にまだ慣れていない林選手。しかも、真上に上がる難しいフライ…サードは早めに守備固めをしていたのに、なぜファーストはまだ守備固めをしていなかったのか…対応の遅れが気になります。

そして、今夜の試合、スタメンを見ても、気になることがありました。

宇草選手や林選手がプロ初スタメンに名を連ねるという、来季を見据えた素晴らしい起用だとは思います。ただ、スタメンの中に、左打者が7人。野手では鈴木誠選手以外、これでもかと左打者を並べました

これを見て、「またやらかしたな…」そう感じずにはいられませんでした。確かに阪神先発・青柳投手は左打者を極端に苦手にしています。しかし、だからと言って左打者ばかり並べても、投手からすればかえって同じリズムで投げることが出来てしまう…結果的に、青柳投手から6安打放ちましたが、皮肉なことに、野手では1人しかいない右打者である鈴木誠選手が2安打を放つのですから

それに、あまりスタメンで、「全員右打者」とか、「ほとんど左打者」とか、やたらと偏ると、もし序盤で攻略できなかった場合に、終盤の勝負どころで、思うような代打起用が出来なくなります。今夜も、スタメンの時点で、ベンチにいる左打者は大盛選手だけ。カープが代走や守備固めを出す中で、左打者はどんどんいなくなり、終盤に阪神が繰り出す右投手に対して、左の代打がいなくなる…そんな事態にもなりました

やはり終盤まで、ある程度先の選手起用を見据えた戦いをしていなかければ、今夜のように、終盤の勝負所で左打者がいない、守備固めをしていなかったポジションでエラーが出る、投手起用が後手後手になる…こういったことで、不要な失点を喫してしまうことになりかねません。結果的に引き分けに持ち込めたのは救いでしたが、本来ならば、今夜は勝たなくてはならない試合だったのは間違いありません。

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