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今年のドラフト徹底考察(投手編その2)

◎今年のドラフト徹底考察(投手編その2)

さて、ここまで来週26日に控えたドラフト会議に向けて、投手、野手それぞれの補強ポイントについて考えてみました。次に、では具体的に誰を指名するのかを、候補となりそうな選手を考えてみたいと思います。今回は投手編です。

1.上位では即戦力を補強すべき

今季の投手陣を見ると、開幕遅れに伴う調整の難しさ、過密スケジュール、さらには勤続疲労などが重なり、主力選手を中心に離脱者が目立ちました。来季はそういった戦力の復帰の期待、今季台頭した若手の成長など、プラス材料はありますが、投手陣の年齢層を考えても、今季の課題だった投手力の補強は先発、中継ぎともに急務です。

例えば、現在上位候補として考えられるのは…

早川隆久投手(早稲田大、左投げ)
最速155キロを誇る大学球界ナンバーワン左腕。多彩な変化球と抜群のコントロールを合わせ持つ完成された即戦力。
入江大生投手(明治大、右投げ)
最速153キロ。リーグ戦では通算2勝ですが、スカウトも急成長ぶりを認めており、さらに伸びしろを感じさせる右腕。
平内龍太投手(亜細亜大、右投げ)
ストレートは最速156キロと抜群の球威。186センチの長身だけに角度もあり、タテに割れるスライダーやカーブも魅力です。
伊藤大海投手(苫小牧駒沢大、右投げ)
インステップのフォームから気迫こもった最速153キロの速球と多彩な変化球。先発でも抑えでもいけそう。
森博人投手(日本体育大、右投げ)
最速155キロのストレートに、スライダーやツーシームなどコントロール良く投げる。スカウトはセットアッパー向きとも。
木沢尚文投手(慶應義塾大、右投げ)
ストレートは最速155キロ。三振を奪えるピッチングは即戦力の中継ぎ・抑え候補。スカウトは先発も出来ると評価。
栗林良吏投手(トヨタ、右投げ)
社会人野球屈指の右腕で、ストレートの最速は153キロ。多彩な変化球をコントロール良く投げる実戦タイプ。

即戦力投手がほしいカープにとっては、まずはドラフト上位で、先に挙げた投手の誰か1人を指名したいところでしょう。現在のカープとのつながりを考えると、明治大・入江投手か亜細亜大・平内投手が有力のような気がしますが…。いずれにしても、今年の12人に入るであろう投手の交渉権が獲得できれば、今年のドラフトの目的は1つクリアされたといっても過言ではないと思います。

2.2位以降で指名しそうな即戦力投手

チームの現状を考えると、ジョンソン投手の去就が気になりますが、自身の年齢も考えると、先発たいふの左腕も補強しておきたいところ。例えば、法政大の 鈴木昭汰投手 石川達也投手、天理大の 森浦大輔投手あたりは、先発候補としても期待できる、技巧派で実戦タイプの投手といえそうで、上位で消える可能性も十分にあります。

また、中継ぎ候補としては球威と決め球、三振が奪える…こういった要素を考えると、153キロのストレートとフォークが魅力の仙台大・ 宇田川優希投手、150キロ代中盤のストレートとタテに切れるスライダーで三振の山を築く東海大・ 小郷賢人投手、最速155キロのストレートとカットボールなどで高い奪三振率を誇る三菱パワー・ 伊藤優輔投手あたりも注目されます。

ただ、どうも似たようなタイプの投手が多いカープ投手陣。特殊な変化球を持っていたり、変則タイプのフォームだったり、そんな個性派投手も獲得できれば…というところですが、近年はそういったタイプの投手の指名に消極的なようですが、投手のバリエーションは豊富な方が良いように思います。

個人的に気になる投手を挙げるならば…まず地元・広陵高出身の左腕である今西拓弥投手。粗削りですが、身長2mから投げ下ろすストレートと、上から落ちてくるようなカーブが魅力です。またケムナ投手の後輩である日本文理大・藤野幹大投手は身長191㎝の変則的なサイド右腕で微妙にボールを動かす技巧派。立教大・中川颯投手はサブマリン右腕で、スライダー、シンカーを操ります。

また、BCリーグ・栃木の石田駿投手はサイドハンドから153キロのストレートを投げ込む投手。学生時代にはリーグ戦で登板すらなかった投手が、独立リーグで急成長を遂げています。日本通運の左腕・相馬和磨投手はやや腕を下げたスリークオーター気味のフォームから、スライダーやフォークを投げ込む投手です。日本製鉄広畑の川瀬航作投手は、右の変則サイド右腕で、打者をほんろうする面白いタイプの投手です。

3.高校生投手も補強しておきたい

カープといえば「育成」。毎年1人は指名があるように、高校生投手は常に補強しておきたい部分です。カープの場合、上位は即戦力投手の指名が有力ですが、以下に挙げる3投手に限っては、他球団の動向や抽選で外れた場合など、上位指名があっても不思議ではない投手です。

高橋宏斗投手(中京大中京高・右投げ)
慶応大に進学とされていたものの、まさかの夢かなわず。一転プロ志望で注目度が一気に高まるMAX154キロ右腕。
山下舜平大投手(福岡大大濠高・右投げ)
189cmの長身から最速153キロのストレート。豪快な剛速球にカーブ一本で、強打者をねじ伏せる圧巻の投球。
中森俊介投手(明石商高・右投げ)
プロ注目の151キロ右腕。速球にスライダーやチェンジアップなど、多彩な変化球で緩急をつける洗練された投球。

ただ、どの球団も上位候補として狙っている投手ばかり。即戦力投手との兼ね合いもありますが、1位で指名されてもおかしくはありません。一方で、上位で高校生投手を指名できない、もしくは即戦力を優先的に指名するのであれば、中位から下位、もしくは育成ドラフトで将来性のある高校生投手を指名することになるでしょう。

過去の傾向からすれば、素材型の投手が多いように思います。また、チームの主将だったり、打線では4番も任されるなど、野球センスがある選手や、高校時代は準エースでありながら、素質が高いとされる投手を指名する傾向が強いようです。その観点と、左右のバランスを考えて、注目したい投手を挙げてみましょう。

黒田晃大投手(茨城・佐和高、右投げ)
チームの4番であり、打者としては長打力も。長身から最速145キロ。体を作っていけば、球威アップも期待できる。
松本遼大投手(岩手・花巻東高、右投げ)
名門・花巻東高の控え投手ながら、この冬に一気に体格が増し、ストレートも140キロ台後半を計時。将来性を感じる。
内田了介投手(埼玉栄高、右投げ)
力強いストレートは最速151キロ。スライダーやカットボールなど多彩な変化球とともにコントロールもある実戦タイプ。
嘉手苅浩太投手(日本航空石川高、右投げ)
身長191cmという恵まれた体形は外国人投手のよう。打者としては長距離砲、投手では最速148キロを誇る。
加藤優弥投手(石川・金沢龍谷高、右投げ)
サイドからの150キロの速球も魅力十分ながら、スライダーやシンカーなど豊富な変化球を投げ分ける好投手。
加藤翼投手(岐阜・帝京大可児高、右投げ)
粗削りなタイプではあるものの、ストレートの最速は153キロ。球威あるストレートは高校生では規格外。
辻垣高良投手(学法福島高、左投げ)
直球は140キロ台前半ではあるが、カーブやチェンジアップで緩急をつけた技巧的なピッチングが魅力。
高田琢登投手(静岡商高、左投げ)
ストレートの最速は148キロ。変化球を交えながら緩急を使いつつも、コントロールある投球を見せる。


今年は「不作」との評価も見かけますが、けしてそんなことはないというのが印象です。とりわけ大学生投手に関しては、今回取り上げた投手以外にも、面白い選手がたくさんいます。カープにとっては、今年のドラフトの「肝」となるであろう投手。即戦力を中心に、高校生を上手く織り交ぜ、さらに先発タイプ、中継ぎタイプ、左右バランス良く、育成ドラフトでも有望な高校生を中心に投手を指名してほしいと思います。

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