FC2ブログ

2020シーズンを振り返り、そして来季へ…(1)~先発投手編~

◎2020シーズンを振り返り、そして来季へ…(1)~先発投手編~

例年よりも3か月遅く始まり、試合数は例年より23試合削減されて120試合となったものの、過密スケジュールの中で戦ってきた今季のカープ。結果的には5位、5年ぶりの借金生活のまま終了しました。

佐々岡カープ1年目は何かと課題ばかりが浮き彫りになったシーズンではありましたが、来季V奪回するためには、果たしてどうすべきなのかを何回かに分けて考えてみたいと思います。今回は先発投手に関して、今季を振り返りながら、来季の青写真を描いてみましょう

まずは今季、1度でも先発マウンドに立った投手の、先発時限定での投手成績を振り返ってみましょう。

投手試合完投被安三振四死自責防御率
九里20862130.211910644432.96
遠藤19562107909756463.87
森下181032122.210212436261.91
床田1558076.21015623424.93
野村1363070.2813522364.58
大瀬良1154263.1703815314.41
ジョンソン1007051.2603526356.10
中村祐834046.2423713122.31
薮田511021.2221913145.82
スコット1010441449.00


今季はジョンソン投手がシーズン通して調子を取り戻すことが出来ず、実に勝ち星なしという、予想外の状況となりました。また、大瀬良投手は開幕遅れの中でも、ペースを崩さず調整を続けていたことが影響したのか、9月には来季を見据えて右ひじの手術に踏み切りました。さらに野村投手は10月に右鎖骨下の血栓症手術のために離脱を余儀なくされました。

カープにとっては、とりわけシーズンの後半は経験と実績が豊富な3人の主力先発投手が揃っていなくなる、まさに「飛車角落ち」の状況で戦いを挑まなければならないほどに、非常に厳しい状況に追い込まれました。実際に、先発が相次いで試合を作れず、5回持たずに降板する…という時期もありました。

ただ、こうした厳しい状況であったにもかかわらず、今シーズン、先発を1度でも経験した投手は11人。これは、今季の先発投手陣の厳しい台所事情を考えると、少ないとも言えます。これは2軍を見渡しても、アドゥワ投手は手術で離脱し、山口投手は2軍調整が続くなど、先発候補とされた投手の離脱や不振が目立ち、「もはや1軍で起用したい先発候補がいない」という、かなりの窮状にあったためです。

ただ、こういった厳しい状況の中でも、とりわけシーズン最終盤、来季につながる光もありました

まずはルーキーの森下投手は今季のチームの勝ち頭となる10勝をマークし、防御率も1点台と、先発として絶対的な安定感で、1人で7つの貯金を生み出しました。九里投手は自身初の規定投球回数をクリアし、特にシーズン後半には先発として長いイニングをこなし、しかも試合を見事に作り上げるピッチングを見せてくれました。

この新たな2枚看板に加えて、3年目の遠藤投手は佐々岡監督の期待の中で、シーズン通して先発として投げ抜き、特にシーズン終盤には試合を作るピッチングを目立ちました。シーズン前半は絶不調だった床田投手も、シーズン終盤には球威、コントロールの両面で復調気配を感じさせ、中村祐投手は球速こそ140キロ前後ながら、変化球とのコンビネーションで安定して相手打線を抑えるピッチングを見せてくれました。

来季の先発候補を見てみると…

【右投手】
大瀬良、野村、九里、森下、遠藤、中村祐、薮田、岡田、
矢崎、山口、アドゥワ、栗林、大道、ネヴァラウスカス

【左投手】
床田、高橋昂、森浦


青写真を描けば、これだけの選手が挙げられます。特に今季、シーズン終盤に遠藤投手、中村祐投手、床田投手といったところが、先発として結果を残し、来季につながるものを見せてくれたことで、名前だけでなく、実績も伴った候補が増えたという印象はあります。これは今季の「けがの功名」でしょう。

ただ、6年間にわたって左のエースを務めてきたジョンソン投手がチームを去ることとなります。さらに手術を行った大瀬良投手や野村投手が、果たして例年より短いオフの中で、開幕までに間に合うのかどうか、シーズンである程度投げられるのかは、まったく不透明な状況です。

実績のある投手が問題なく戻ってくれば、それこそ佐々岡監督の描く「先発10人構想」が実現できるのでしょうが、そうでなければ、来季も若手の台頭を期待しつつ、どう戦力を適材適所でうまくやりくりしていくかが求められそうです。

その中で、カギを握ってきそうなのが、例えばフェニックスリーグで結果を残している矢崎投手や高橋昂投手、さらに先発として実績もある薮田投手や岡田投手、新加入する栗林投手や大道投手、森浦投手といった即戦力の先発候補、そして新外国人投手…こういった、今季の投手陣に加えて、プラスアルファを何人加えることが出来るかということになるのではないでしょうか。

今年、先発として踏ん張ってくれた戦力に加えて、故障組の復帰、新戦力の加入、若手の成長…先発に関しては、「10人構想」を実現できる青写真を十分に描けるのではないかと思います。惜しくも漏れた投手の中から、中継ぎのロングリリーバーを用意できるほどのゆとりが生まれる体制を築いてほしいものです。

=============================================================
最後まで読んでいただきありがとうございます!
↓のアイコンをクリックすれば人気ブログランキングに1票入るようですが…
もしお時間がございましたら、押してやってくださいませ。

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村~日本ブログ村~広島東洋カープ~

※なお、当ブログ内の文章や写真の転載は固くお断りします。

メインサイト・「週刊カープ評論」も毎日更新中!!
スポンサーサイト



テーマ : 広島東洋カープ
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

Secret

フリーエリア

広島カープ応援サイト「鯉に恋思想」をよろしくお願いいたします。

主サイト「週刊カープ評論」 もあわせてよろしくお願いいたします。


このサイトはリンクフリーです。


※このブログ記事の転載や引用、写真の使用は固く禁じます。

プロフィール

KUNI

Author:KUNI
「週刊カープ評論」の1コーナーとして、ニュースやコラムをお届けするブログです。

最新記事
最新コメント
月別記事一覧
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
32位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
9位
アクセスランキングを見る>>
アクセスカウンター(累計)
検索フォーム
QRコード
QR
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる