1日の契約更改~フェニックス組も更改始まる~
◎1日の契約更改~フェニックス組も更改始まる~
例年の契約更改は若手から始まり、少しずつ主力へという順番で行われますが、今年は秋季キャンプが行われなかった影響で順番が入れ替わっています。12月に入り、フェニックスリーグを終えた選手も契約更改が始まりました。
では、1日に契約更改を行った選手の結果です(敬称略、金額は推定、★は2軍成績)
今シーズンは主力選手の離脱が目立つ中で、これまで目立った実績が少ない若手選手の成長が感じられた1年でもありました。確かに主力選手の穴を完全に埋めるほどではなかったかもしれませんが、それでも与えられたチャンスで結果を残そうと懸命になった選手がアップを勝ち取りました。
佐々岡監督から与えられた先発ローテーションの座ではあっても、何とかシーズンを1軍で走り抜け、5勝をマークした遠藤投手、さらには中継ぎでは52試合に登板し、セットアッパーを務めた塹江投手は1000万円以上の大幅アップ、塹江投手にいたっては倍増以上のアップを勝ち取りました。
野手では育成から支配下登録され、1軍にも初昇格を果たした大盛選手。西川選手が離脱している間にはセンターを守り、打撃では俊足を活かしながらも、プロ初本塁打を放つなどパンチ力を見せる場面もあり、倍増での契約更改につながりました。
今季、1軍で実績を積んだ若手にとって、それを来季へのステップアップにつなげられるかは非常に大切です。塹江投手や島内投手は安定感を高め、防御率を2点台に、遠藤投手は2ケタ勝利を狙って、大盛選手は三振を減らし、しぶとさを身に付け、それぞれがチームの勝利にとって絶対不可欠な戦力に育ってほしいものです。
一方…
結果を残せなかった主力選手への査定は非常に厳しいものがありますが、この日の契約更改で言えば安部選手がまさにそう。野球協約が定める1億円以下の年俸減額制限に迫る24%ダウンでの更改となりました。
安部選手が主に守るサードには堂林選手が台頭し、打撃でも結果が残せず、わずか26試合、9月5日の1軍登録抹消後、再昇格ないままシーズンを終えました。左打者としても、坂倉選手や大盛選手ら若手が台頭し、存在感が一気に薄らいでしまった印象があります。
内野手は若手が伸び盛りで、またレギュラーである「タナキク」も健在という中で、かつては3割をマークし、日本シリーズで満塁ホームランも放った打撃で、とにかくもう一度存在感を取り戻していかなければならい…立場は厳しくなりますが、本来の打撃が戻れば、間違いなく戦力になるだけに、来季の巻き返しを期待したいところです。
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例年の契約更改は若手から始まり、少しずつ主力へという順番で行われますが、今年は秋季キャンプが行われなかった影響で順番が入れ替わっています。12月に入り、フェニックスリーグを終えた選手も契約更改が始まりました。
では、1日に契約更改を行った選手の結果です(敬称略、金額は推定、★は2軍成績)
選手名 | 旧年俸 | 新年俸 | 増減 | 今季成績 | |
安部 | 4300万円 | → | 3250万円 | 1050万円ダウン | 26試合0HR2点 率.184 |
遠藤 | 1400万円 | → | 2400万円 | 1000万円アップ | 19試合5勝6敗 防3.87 |
塹江 | 850万円 | → | 1900万円 | 1050万円アップ | 52試合3勝4敗 防4.17 |
島内 | 1200万円 | → | 1600万円 | 400万円アップ | 38試合1勝 防4.54 |
大盛 | 500万円 | → | 1000万円 | 500万円アップ | 73試合2HR16点 率.259 |
矢崎 | 1000万円 | → | 800万円 | 20万円ダウン | 6試合勝敗なし 防9.39 |
高橋昂 | 750万円 | → | 700万円 | 50万円ダウン | ★7試合2敗1S 防4.18 |
山口 | 750万円 | → | 700万円 | 50万円ダウン | ★8試合4敗 防6.23 |
鈴木寛 | 600万円 | → | 550万円 | 50万円ダウン | ★1試合勝敗なし 防9.00 |
田中法 | 450万円 | → | 500万円 | 50万円アップ | 2試合勝敗なし 防0.00 |
今シーズンは主力選手の離脱が目立つ中で、これまで目立った実績が少ない若手選手の成長が感じられた1年でもありました。確かに主力選手の穴を完全に埋めるほどではなかったかもしれませんが、それでも与えられたチャンスで結果を残そうと懸命になった選手がアップを勝ち取りました。
佐々岡監督から与えられた先発ローテーションの座ではあっても、何とかシーズンを1軍で走り抜け、5勝をマークした遠藤投手、さらには中継ぎでは52試合に登板し、セットアッパーを務めた塹江投手は1000万円以上の大幅アップ、塹江投手にいたっては倍増以上のアップを勝ち取りました。
野手では育成から支配下登録され、1軍にも初昇格を果たした大盛選手。西川選手が離脱している間にはセンターを守り、打撃では俊足を活かしながらも、プロ初本塁打を放つなどパンチ力を見せる場面もあり、倍増での契約更改につながりました。
今季、1軍で実績を積んだ若手にとって、それを来季へのステップアップにつなげられるかは非常に大切です。塹江投手や島内投手は安定感を高め、防御率を2点台に、遠藤投手は2ケタ勝利を狙って、大盛選手は三振を減らし、しぶとさを身に付け、それぞれがチームの勝利にとって絶対不可欠な戦力に育ってほしいものです。
一方…
結果を残せなかった主力選手への査定は非常に厳しいものがありますが、この日の契約更改で言えば安部選手がまさにそう。野球協約が定める1億円以下の年俸減額制限に迫る24%ダウンでの更改となりました。
安部選手が主に守るサードには堂林選手が台頭し、打撃でも結果が残せず、わずか26試合、9月5日の1軍登録抹消後、再昇格ないままシーズンを終えました。左打者としても、坂倉選手や大盛選手ら若手が台頭し、存在感が一気に薄らいでしまった印象があります。
内野手は若手が伸び盛りで、またレギュラーである「タナキク」も健在という中で、かつては3割をマークし、日本シリーズで満塁ホームランも放った打撃で、とにかくもう一度存在感を取り戻していかなければならい…立場は厳しくなりますが、本来の打撃が戻れば、間違いなく戦力になるだけに、来季の巻き返しを期待したいところです。
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