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新戦力の1年目を占う(3)~新外国人選手 ケビン・クロン内野手編~

◎新戦力の1年目を占う(3)~新外国人選手 ケビン・クロン内野手編~

来季の巻き返しへ向けての補強で、カープはドラフトでの指名選手とともに、外国人選手の補強も行いました。近年は外国人選手が活躍できるかがチームの浮沈を左右することも多いのですが、果たして来季加入する新外国人選手はどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。これまでの経歴や成績とともに占ってみたいと思います。今回は、右の長距離砲として期待されるケビン・クロン内野手です。

ケビン・クロン(Kevin Cron)
誕生日1993年2月17日(27歳)
血液型不明
出身地アメリカ・カリフォルニア州
経歴テキサスクリスチャン大~
ダイヤモンドバックス
ポジション内野手
左右右投げ右打ち
身長・体重195cm・115kg

現在、まだ27歳と、外国人選手としてはまだ若く、またかなり大柄で、いかにもパワーがありそうな雰囲気のバッターです。打席に立てば、間違いなく相手投手は一発を警戒するであろう、そんな雰囲気を醸し出している打者で、今季のカープには不足していた部分を的確に補ってくれる戦力だと思います。

このクロン選手を実際に動画などで見てみましたが、カープ在籍7年、多くのファンや選手からも親しまれ、今や駐米スカウトとしてカープを支えているエルドレッドさんと、打席に立つ雰囲気が似ています。エルドレッドさんは身長196cm、体重126キロ…その体型が非常に似ているのも特徴で、「カントリーの再来」という印象です。

では、クロン選手のメジャーでの成績を見てみましょう。

メジャー成績
試合打数安打本塁打打点三振四死球盗塁打率
20193971156162860.211
2020817000030.000

アリゾナ・ダイヤモンドバックスに所属していた2019年に、初のメジャー昇格を果たしたクロン選手は39試合に出場し、6本塁打を放ちました。打率は2割そこそこではあったものの、長打力を見せつけたという感じです。そして今季はメジャーで8試合どまりでヒットなし。その成績をもう少し詳しく見てみると…

2020年メジャー打撃成績
試合打席打数安打二塁打三塁打本塁打打点三振
82017000007
盗塁盗塁刺犠打犠飛四球死球打率長打率出塁率
000012.000.000.150

今季は17打数ノーヒット、7三振といいところなし…といったところ。さらに、今季の大リーグは、マイナーが新型コロナウイルス感染拡大の影響で全試合が中止となりましたが、昨年、一昨年のクロン選手の3Aでの成績を見てみると…

3A成績
試合打数安打本塁打打点三振四死球盗塁打率
20181043921212297100401.309
2019823051013810577671.331

このように、3Aのレベルはすでにクリアしている打者といった感じです。特に2019年にはマイナーで38本塁打を放ち、本塁打王にも輝きました。さらに打率も.331、105打点という申し分ない数字を残しています。101安打中38本が本塁打ということは、安打数の実に37.6%、3本の1本以上が本塁打…かなりのパワーです。

その打撃を見ていると、ストレートに対してめっぽう強く、打球は逆方向にもぐんぐんと伸びていきます。相手の速球にまったく力負けせずに、思い切りはじき返すことが出来る規格外のパワーを持っています。しかし、その一方で変化球に弱いという明確な弱点もあるようです。

カープには右の長距離砲が少なく、とりわけ今季は、相手が一発を警戒する右打者が鈴木誠選手くらいしかいませんでした。打席に立つと、いかにも「大きいのを打ちそう」と感じさせる打者が少ないのですが、クロン選手はまさに一発を打ちそうな堂々たる体格をしています。そのため、鈴木誠選手の後を打つ打者として期待されます。

ただ、同じような体型をしていたエルドレッドさんの現役時代を思い返すと、外角低めのスライダーなどの変化球、高めのつり球に思わず手を出してしまう傾向がありました。エルドレッドさんの場合は、経験を重ねるうちに、その球に手を出さなくなってきたものの、不調に陥り始めると、どうしても相手の誘い球に手を出してしまうこともありました。

クロン選手もパワーヒッターで、似たような傾向はあると思います。そのため、変化球が多い日本の野球に対して、最初はかなり戸惑うのではないでしょうか。しかも、今季は実戦といえば、メジャーで8試合出場したのみ…実戦から遠ざかっているために、慣れるまでにはある程度時間を要すると思います。

最初のうちは「大型扇風機」となる可能性もありますが、エルドレッドさんのときのことを考えると、開幕前の練習試合やオープン戦でしっかりと日本の野球に慣れてもらうことが重要になってくると思います。変化球をある程度我慢できるようになり、相手にストレートを投げさせる率を高めることが出来れば、打率は2割5分前後でも、30本塁打以上は十分に期待できるようになるでしょう。右の長距離砲は戦力になるのに時間がかかることを前提に、そして花開けば大きな戦力になることも念頭におきながら、起用してほしいと思います


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