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それぞれの2020年、そして来季へ(36)~中村奨成選手編~

◎それぞれの2020年、そして来季へ(36)~中村奨成選手編~

毎年恒例、今季の戦力を1人ずつ、昨季の成績とともにチェックしていく連載。36回目となる今回は今季が4年目、そろそろ勝負の年となってきた中村奨成選手に注目してみたいと思います。

2017年の夏の高校野球で、あの清原和博さんが大阪・PL学園高時代の1985年、1大会5本塁打の記録を上回る6本塁打を放ち、一躍時の人となり、その年のドラフト会議でカープが2球団競合の末に獲得した中村奨選手も、今年は4年目のシーズンとなります。

まずは入団後2年間でのウエスタンリーグの成績から振り返ってみましょう。

過去2年間の2軍成績
試合打数安打本塁打打点三振四死球盗塁打率
20182832144341629166.201
201923910429291885.279

2年目の2019年は故障もあって、出場試合が激減したものの、1年目と比較しても打撃面で結果を残しました。捕手としても持ち前の強肩ぶりを発揮し、少しずつではありますが、1軍昇格に近づいてきたという印象のあるシーズンでした。

そして、3年目となった昨季のウエスタンリーグ、そして1軍での成績を見てみましょう。

2020年ウエスタンリーグ
試合打席打数安打二塁打三塁打本塁打打点三振
55189164406311432
盗塁盗塁刺犠打犠飛四球死球打率長打率出塁率
8320230.244.335.337


1軍成績
試合打席打数安打二塁打三塁打本塁打打点三振
444000001
盗塁盗塁刺犠打犠飛四球死球打率長打率出塁率
000000.000.000.000

昨季のウエスタンリーグ開幕後の中村奨選手は素晴らしい勢いでスタートを切りました。7月には打率が.350を超える期間もあるほど、ついに打撃で目覚めたかと期待が膨らむ内容でした。

そして7月25日、ついに待望の1軍昇格を果たした中村奨選手。翌26日の横浜DeNA戦で代打としてプロ初出場、初めて打席に立ちました。結果的にはピッチャーゴロに終わりましたが、3年目にしてようやくプロとしての本当の意味でのスタートが切れた瞬間でした。

しかし、その後も打席に立つチャンスは与えられたものの、プロ初安打を放つまでには至らず、また、肝心の捕手としての出番はないままに、8月8日に抹消となりました。9月11日に再昇格を果たしましたが、あくまでも故障が多発した中で捕手の人数合わせという意味合いが強く、出番ないまま、5日後に抹消されました。

1軍昇格で何か手応えをつかめれば…といったところでしたが、2軍降格後は打撃でもまったく結果が出なくなりました。1軍ではなかなか打席に立つチャンスが与えられなかったために、どうもリズムを崩してしまったのでしょうか。

ちなみに、昨季の2軍での初アーチは10月20日で、昨季に関してはそれが唯一の本塁打となりました。右のスラッガーとしても期待される中で、1本が飛び出すのが遅く、しかもその1本で終わり…全体的に寂しい数字に終わりました

では最後に、フェニックスリーグでの打撃成績を見てみましょう。

フェニックスリーグ
打数安打HR打点三振四死盗塁打率
411426703.341

ウエスタンリーグではどこか消化不良という感じでしたが、フェニックスリーグでは猛打賞2度マークし、2本塁打を放ち、パンチ力も随所に見せました。レフトスタンドへの豪快な当たりは中村奨選手らしさが少し戻ってきたかなという印象で、このアピールは今季につながっていくものという期待感も高まりました。

そんな中村奨選手ですが、同じ広島・広陵高の大先輩でもあり、中村奨選手にとっては憧れの存在でもある巨人・小林誠司捕手と合同自主トレを行うようです。

捕手は育成に時間がかかるもの。ただ、今季が4年目となると、そろそろ1軍で頭角を現してほしい頃になってきたのも確か。しかも、1つ年上の坂倉選手は捕手として会沢選手に次ぐ存在に成長し、打撃でもチームに欠かせない存在になりつつあります。もちろん磯村選手も貴重な戦力です。石原貴選手も今季あたり、頭角を現してきそうな雰囲気があります。

捕手のレギュラー争いは座席が1つ、ベンチ要員を含めると3つまでしかない、非常に難易度が高い椅子取りゲームみたいなもの。中村奨選手にとっては、まず捕手として、強肩という武器がありますが、リード面や捕球といった技術を、憧れの先輩の力も借りつつ、向上させ、ライバルに少しでも追いつきたいところでしょう。

チームは「打てる捕手」を優先的に起用している印象があります。ただ、中村奨選手の場合、もちろん捕手としての技術を高めていくことが大切でしょう。昨季、1軍昇格しても捕手としての出番がなかったことを考えると、首脳陣に捕手として、まだ1軍レベルでは認められていない部分が大きいということ。そこをアピールできるレベルまで高めて、今季こそは1軍で初の捕手としての出場、初安打を実現し、存在感をアピールしてほしいと思います。

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