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それぞれの2020年、そして来季へ(43)~松山竜平選手編~

◎それぞれの2020年、そして来季へ(43)~松山竜平選手編~

毎年恒例、今季の戦力を1人ずつ、昨季の成績とともにチェックしていく連載。残すところ、この連載も20回を切りました…と言っても、まだ先は長いのですが。43回目となる今回は、昨季も勝負強い打撃を見せた松山竜平選手に注目してみたいと思います。

さて、まずは早速、昨年の松山選手の打撃成績を見てみましょう。

2020年1軍成績
試合打席打数安打二塁打三塁打本塁打打点三振
10842840411227196772
盗塁盗塁刺犠打犠飛四球死球打率長打率出塁率
0103171.277.416.306

松山選手自身、2018年以来2年ぶりとなる規定打席到達となったシーズン。昨季はキャンプのときから絶好調なスタートを切ったものの、張り切りすぎてすぐに故障。結果的に開幕1軍に入ることは出来ず、やや出遅れましたが、開幕後1週間ほどで1軍に昇格しました。

松山選手といえば、例年スロースターターのイメージがありますが、昨季は開幕が6月からだったこともあってか、1軍昇格後は3割以上をキープしていました。しかし、シーズン終盤になるにつれて、打率は下降しました。規定打席には到達しましたが、昨季は11月中旬までシーズンが続いたこともあり、鹿児島育ちだけに、どうも寒さに弱いのでしょうか

では、次に代打、得点圏の打率を見てみましょう。

【代打打率】.667(6打数4安打)
【得点圏打率】.324(111打数36安打)


このように見ると、おおむねクリーンアップとしてのスタメン起用が目立つ中で、ごくわずかではありますが、代打でも出場し、その中でしっかりと結果を残しました。また、得点圏打率も3割を軽く超えており、勝負強さはチームでも屈指といえます。昨季は67打点をマークしていますが、これは鈴木誠選手に次いで、チームでは2番目の成績です。

さらに相手投手の左右別の打率を見ると…

【右投手】301打数83安打 打率.276
【左投手】103打数29安打 打率.282


左打者の松山選手はまだ20代の頃、右投手専門のような起用がされていました。しかし、現在では経験を積み、相手が左投手でもまるで関係なく、バランスよくヒットを打っています。逆方向にもしっかりと強い打球が打てるところが、左投手を苦にしない要因なのでしょう。

ただ、打撃面では少し気になるデータがあります。

【出塁率】
2017年 .375
2018年 .368
2019年 .327
2020年 .306


かこ4年間の出塁率なのですが、プロ入り後初めて規定打席に到達した2018年には、出塁率.368という非常に高いアベレージを記録していましたが、毎年右肩下がりとなり、昨季は3割を少し上回る程度。徐々に打撃面での粘りがなくなってきている…それは打席での心構えの問題なのか、それとも動体視力が落ちてきているのか、それは分かりませんが、気になるところです。

そして気になるといえば守備

今季は、チームに不足している右の長距離砲を、ケビン・クロン選手の獲得で補強しました。もちろん、外国人選手が成功するかどうかは、開幕してみないことには分からない部分も多く、とりわけ右の長距離砲となれば、なおさらです。しかし、カープの打線を考えるにあたって、鈴木誠選手を補うパワーヒッターが必要です。そのため、クロン選手は優先的に起用される可能性は高いでしょう。

そんなクロン選手のメインのポジションはファースト。松山選手とかぶるため、河田ヘッドコーチはレフトでの起用も視野に入れています。しかし、外野はライトに鈴木誠選手、復帰すればセンターは西川選手が入る可能性が高いため、レフトは長野選手を筆頭に、若手の台頭もあり、激戦区となっています。

松山選手は昨季、レフトは守っていません。当然、本人は出場機会が得られるならどこでも守る…という心意気でしょうが、松山選手の守備力はファーストでもレフトでも、かなり怖さがあります。2016年、北海道日本ハムとの日本シリーズではレフトへのライナー性の当たりを後逸する痛恨のプレーをしたことが今でも思い出されるほど。守備への不安は松山選手にとっては付き物ですが、それを首脳陣がどう受け取るかというところでしょう。

なんせ、その勝負強さはクリーンアップ向きであり、打線には欠かせません。もちろん常時起用したいところでしょうが、守備との兼ね合いは避けられません。守備を取るか、打撃での勝負強さを取るか、または勝負強さを発揮するために左の代打の切り札として起用するか…チームが何を重視するかによっても大きく変わってくるでしょう。

松山選手の打力は今季もここ一番の場面では欠かすことが出来ない存在です。もちろん、打線を考えても、例えば鈴木誠選手の後に控えるには非常に適した選手でもあります。ただ、ポジションがかぶるクロン選手との兼ね合い、レフトを守るにしても、激戦区の中でライバルとの兼ね合い…様々な兼ね合いがある中で、守りを重視するなら代打で、攻撃を重視するなら、守りは目をつぶってレフトで…果たして、どちらにかじを切るか、今季の起用法が注目されるところです。

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