春季キャンプ~激しい開幕投手争い~
◎春季キャンプ~激しい開幕投手争い~
春季キャンプ最終クール4日目。
今日は、沖縄本島中部にある名護市のタピックスタジアム名護で、北海道日本ハムとの練習試合が行われました。当初はオープン戦の予定を練習試合に変えての一戦は、このキャンプ最後の対外試合となります。そんな試合は、大瀬良投手と森下投手という開幕投手候補の登板もありました。
まず先発マウンドに上がったのは大瀬良投手。昨年のシーズン中に行った右ひじ手術の影響で、2軍スタートとなっただけに、対外試合では初のマウンドとなります。ここまで、手術明けとは思えないような順調な回復ぶりを見せている大瀬良投手が、今日のマウンドでも素晴らしいピッチングを見せました。
初回から3人でピシャリと切り抜けると、3回には先頭の平沼選手に対して外角からのスライダー気味の球で見逃し三振を奪うと、続く浅間選手も外角のカットボールで見逃し三振。四球の後、西川選手も外寄りのカットボールで三振を奪い、この回をアウトをすべて三振で奪いました。
確かに、3イニング目は早めに追い込んでも、フルカウント勝負が多く、かなり勝負球に苦労している印象はありましたが、全体的にカットボール、フォーク、スライダーはキレが素晴らしく、あとはイニングを重ねたときにどうか…という点が課題として残るだけといったところで、ピッチングそのものは順調という感じでした。これで一気に開幕投手の本命候補に浮上してきたという印象のピッチングだったと思います。
一方で森下投手は6回からの3イニングを投げました。ストレートには角度と球威もあり、さらにカーブやチェンジアップといった持ち球も上手く織り交ぜながらの森下投手らしいピッチングを展開。3イニング目の8回に2本の長打で1点を失ってしまいましたが、3回1失点という上々の結果でした。
確かに3イニング目、なかなかストライクが入らずに苦労する場面もあり、3ボールから手を出し、ファウルフライに抑えるというラッキーな側面もありました。ただ、タイムリーを打たれた野村選手に対しては、どこか2球続けてカーブを投げたらどうなるか…というような自分の変化球を試しているような印象もありました。この失点は特に気にすることもないでしょうし、大瀬良投手との開幕投手争いはがっぷり四つという雰囲気が漂ってきました。
今日は序盤から先制点を奪い、中盤以降にダメ押しに成功し、キャンプでの最後の実戦を理想的な試合運びで勝利につなげることができました。その中で、正隨選手は7回に左中間スタンドに2ランを放ち、さらに8回にもタイムリーヒット。2安打3打点という活躍ぶりを見せました。右の長距離砲は1枚でも多く戦力にしたいところだけに、正隨選手がこの先どのような結果を残すのかが注目されるところです。
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初回から3人でピシャリと切り抜けると、3回には先頭の平沼選手に対して外角からのスライダー気味の球で見逃し三振を奪うと、続く浅間選手も外角のカットボールで見逃し三振。四球の後、西川選手も外寄りのカットボールで三振を奪い、この回をアウトをすべて三振で奪いました。
確かに、3イニング目は早めに追い込んでも、フルカウント勝負が多く、かなり勝負球に苦労している印象はありましたが、全体的にカットボール、フォーク、スライダーはキレが素晴らしく、あとはイニングを重ねたときにどうか…という点が課題として残るだけといったところで、ピッチングそのものは順調という感じでした。これで一気に開幕投手の本命候補に浮上してきたという印象のピッチングだったと思います。
一方で森下投手は6回からの3イニングを投げました。ストレートには角度と球威もあり、さらにカーブやチェンジアップといった持ち球も上手く織り交ぜながらの森下投手らしいピッチングを展開。3イニング目の8回に2本の長打で1点を失ってしまいましたが、3回1失点という上々の結果でした。
確かに3イニング目、なかなかストライクが入らずに苦労する場面もあり、3ボールから手を出し、ファウルフライに抑えるというラッキーな側面もありました。ただ、タイムリーを打たれた野村選手に対しては、どこか2球続けてカーブを投げたらどうなるか…というような自分の変化球を試しているような印象もありました。この失点は特に気にすることもないでしょうし、大瀬良投手との開幕投手争いはがっぷり四つという雰囲気が漂ってきました。
今日は序盤から先制点を奪い、中盤以降にダメ押しに成功し、キャンプでの最後の実戦を理想的な試合運びで勝利につなげることができました。その中で、正隨選手は7回に左中間スタンドに2ランを放ち、さらに8回にもタイムリーヒット。2安打3打点という活躍ぶりを見せました。右の長距離砲は1枚でも多く戦力にしたいところだけに、正隨選手がこの先どのような結果を残すのかが注目されるところです。
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