☆連載企画☆今季の選手の起用法2017(1)~先発投手編~

☆連載企画☆今季の選手の起用法2017(1)~先発投手編~

弊ブログのメインサイト「週刊カープ評論」がスタートしたのは2000年。その当時から、一時はお休みしていた年もあれど、ほぼ毎年のように恒例の連載企画となっているのが「今季の選手の起用法」シリーズ。今年もいってみましょう。まずは今季の先発投手陣はどうなるのか…その起用法を考えてみたいと思います。


まずは昨季、1度でも先発マウンドに上がった投手のシーズン成績を振り返ってみましょう。

・ジョンソン投手 26試合(先発26試合) 15勝7敗 180.1回 3完投(2完封) 防御率2.15
・野村投手 25試合(先発25試合) 16勝3敗 152.2回 1完投(1完封) 防御率2.71
・黒田投手 24試合(先発24試合) 10勝8敗 151.2回 1完投(1完封) 防御率3.09
・岡田投手 18試合(先発15試合) 4勝3敗 89.1回 1完投 防御率3.02
・福井投手 13試合(先発13試合) 5勝4敗 76.2回 防御率4.34
・九里投手 27試合(先発10試合) 2勝2敗 80回 防御率4.50
・中村恭投手 8試合(先発8試合) 1勝1敗 35回 防御率5.40
・戸田投手 17試合(先発6試合) 4勝0敗 54.2回 1完投(1完封)防御率2.80
・ヘーゲンズ投手 50試合(先発6試合) 7勝5敗 83.1回 防御率2.92
・横山投手 6試合(先発5試合) 2勝2敗 26.1回 防御率5.47
・薮田投手 16試合(先発3試合) 3勝1敗 31回 防御率2.61
・大瀬良投手 17試合(先発1試合) 3勝1敗 21.2回 防御率3.32
・塹江投手 3試合(先発1試合) 0勝1敗 6.1回 防御率11.37

このように見ると、昨季は13選手が先発のマウンドに1度でも上ったことになります。この人数は、阪神、横浜DeNAに次いで、セリーグでは3番目に多い人数となっています。その要因としては、エースを務めていたマエケンの大リーグ挑戦、さらには成績不振や故障の離脱などで先発投手陣が手薄になった時期が多かったことも挙げられるでしょう。

今季へ向けて課題となるのは何と言っても黒田投手が抜けた穴をどう埋めるかということになります。昨季、シーズン通して、おおむね先発ローテーションを守ったのはジョンソン投手、野村投手、黒田投手の3選手。いずれも2ケタ勝利をマークしている反面で、先発での勝利に限定すれば、この3選手を除いて、次に勝利数が多かったのは福井投手の5勝となります。黒田投手が昨季挙げた10勝、そして151.2回という投球回数を、どう埋めるかが今季の大きなポイントとなります。

今季の先発投手陣ですでにローテーションが確定しているのはジョンソン投手と野村投手だけでしょう。先発はできれば6人ほしい中で、実に4人が未確定の状態です。昨季、3本の柱はしっかりと安定していた反面、残りの3本が今ひとつ安定感を欠き、入れ替わり立ち代り…という印象でした。それだけに新たな先発投手の台頭があれば、黒田投手の穴を埋められる可能性がある反面、それがなければ非常にやりくりが厳しくなるともいえます


昨季、マエケンの穴をどう埋めるかは大きなカギでした。しかし、マエケンの穴を1人の投手にすべて託すのではなく、むしろ投手の見殺しにすることが多かった打線がしっかり奮起して、投手陣を援護することで、マエケンの穴は埋められるのではないか…昨季の優勝はまさに打線が投手をしっかり援護でき、信頼関係が生まれ、チームが一丸となれたことが要因となりました。

では黒田投手の穴をどう埋めればいいか…当然ながら、あまりにも存在が大き過ぎて、精神的支柱としての穴は埋められないでしょう。しかし昨季の黒田投手が投げた151.2回、10勝の穴埋めは、昨季の4番手以降の投手の奮起や成長にかかっているでしょう。ジョンソン投手、野村投手に次ぐ先発投手が複数台頭することによって、穴を埋められる可能性は十分にあります

実績面で言えば、大瀬良投手が最有力でしょう。ルーキーイヤーは10勝を挙げた右腕も、昨季は21.2回しか投げていません。先発に再転向することが決定しており、彼が先発として機能すれば、十分に穴は埋められます。ただ、問題は2シーズンにわたって中継ぎで投げたこと…中継ぎのリズムがすっかり身につき、先発としてのリズムを忘れてしまったのではないかという懸念があります。そこをシーズン開幕までどこまで取り戻せるかということが大きなポイントとなりそうです。

また福井投手も有力候補の1人であり、来季はやってもらわなければならない投手であることは間違いありません。一昨年は9勝をマークし、今季の投球回数は76.2回と、黒田投手の穴を埋めるだけの余力は十分にあるはずです。さらに、日本シリーズでも好投した岡田投手や、昨季終盤に先発として結果を残した薮田投手あたりも、先発枠に入ってきてほしい投手です。


このようにジョンソン投手、野村投手の2枚看板に、大瀬良投手、福井投手、岡田投手、薮田投手、さらにヘーゲンズ投手といったところが先発3枠目以降を争うことになるのではないでしょうか。しかし、できることなら、ジョンソン投手以外にもう1枚、先発に左腕がいればというところでしょう。

その最有力は戸田投手でしょう。昨季はシーズン中盤に不慮のケガで戦線離脱するという悔しいシーズンとなった反面で、先発として初完封を達成しました。先発枠にもっとも近い左腕であり、シーズン通して1軍に定着してほしい戦力です。またシーズン終盤に1軍昇格を果たした塹江投手、またドラフト3位ルーキーの床田投手あたりも、先発枠争いとしては面白い存在になってくるのではないでしょうか。

ジョンソン投手、野村投手以外に、ひとまず先発候補を数えることは出来ます。まずはシーズン通して先発としての仕事を果たした経験のある大瀬良投手や福井投手を中心に、黒田投手の穴をしっかり埋め、そこに岡田投手や薮田投手といった若い投手がどこまでシーズン通して戦力となれるかがカギとなりそうです。とりわけ、2年目を迎える岡田投手、3年目の薮田投手、塹江投手あたりは昨年の経験を生かして、今季、大きな飛躍を見せることが出来れば、先発投手陣は十分に確固たるものが形成できるように感じます。


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