☆連載企画☆今年が勝負の年(6)~九里亜蓮投手編~

☆連載企画☆今年が勝負の年(6)~九里亜蓮投手編~

昨年期待されながら結果が残せなかった選手、昨年一気にブレイクした選手…それぞれに今季は勝負の年となります。そういった選手にスポットを当てる「今年が勝負の年」。第6回の今回は九里亜蓮投手に注目です。


前回、この連載で取り上げた大瀬良大地投手がドラフト1位でカープが指名した年の、ドラフト2位が九里投手でした。同じ大学卒からのプロ入り、とりわけ2位指名だった九里投手にとっては、先発投手として、大瀬良投手を超える存在になるという強いライバル心があったようです。

そんな九里投手は1年目こそ、大瀬良投手よりも早く、プロ初登板でいきなり勝利投手になりましたが、わずか2勝どまり。先発、中継ぎにと不規則な登板の中で、なかなか結果を残すことが出来ませんでした。2年目のシーズンになると、徐々に1軍のマウンドからも遠ざかるようになり、わずか7試合の登板になりました。ルーキーイヤーからキャンプ中の投げ込み量が話題になる反面、なかなか1軍のマウンドでその成果を発揮できない状況が続きました。

そして3年目となった昨シーズン。ようやく1軍定着のきっかけをつかんだ1年でもありました。そんな昨季の九里投手の投手成績を振り返ってみると…

27試合 2勝2敗0S 80イニング 79被安打 38四死球 52奪三振 自責点40 防御率4.50

開幕1軍こそは逃しましたが、4月下旬に1軍昇格を果たすと、9月2日までの間、ずっと1軍に帯同し続けました。過去2年間を見ても、最も1軍に定着できたシーズンでもありました。ただ数字の上では防御率4.50ですし、四死球もイニング数の約半数に及ぶなど、けして安心して見ていられる投球というのは少なかったような気もします。それだけ安定感に欠ける面もありました。

ただ、その調整法は非常に難しかったのではないでしょうか。先発の2日後に中継ぎで登板し、さらに中4日で先発に回るときもありました。かと思えば、2週間以上登板がないときもあったり…。いわゆる「便利屋」というか、その時々のチームの都合に合わせて登板するというケースが多く、それもいとわず投げ続けてくれたことは、起用する側からすれば有り難い存在だったのではなかったかと思います

そんな九里投手が昨季、1軍定着をつかんだきっかけとなったのは5月5日の東京ドームでの巨人戦だったのではないでしょうか。先発投手陣の離脱で、非常に苦しい台所事情に置かれた中で、先発のチャンスが巡ってきました。相手のエース・菅野投手との投げあいで、5回まで1失点の好投。中盤以降に本塁打を浴びたものの、先発としての役割をしっかり果たしました。この前の登板ではロングリリーフで5.2回を無失点に抑える素晴らしい投球を見せていただけに、ここで首脳陣にも戦力にできるというインパクトを与えたように思います。


2年ぶりの勝利も挙げ、しかも自身最多の27試合に登板した昨季。ひとまず1軍定着のきっかけを作りました。それだけに、首脳陣の信頼をより勝ち取るためには、今季は勝負の年となるのは間違いありません。ただ、九里投手本人は入団当初から、先発にこだわりが強いようです。今季は黒田投手の引退もあり、先発は野村投手とジョンソン投手の2人のみが確定しているだけで、チームとしては1人でも多く先発候補に出てきてほしいというところ。

だからこそ、九里投手にも先発の座をつかむチャンスをは分にあります。昨季、先発では10試合に登板し、防御率は6.12でした。50イニングを投げて、その数の半数以上となる27個の四球を与えてしまいました。九里投手が先発の座をつかむためには、ここが1つのカギとなるのでしょう。起用する側も昨季は完全に不規則だった起用法を、ある程度固定することで、より成果を出しやすい環境を作れるかも重要な要素となりそうです。

ただ、首脳陣からすれば、困ったときには先発も出来るといった投手がいると助かるのも確かです。もしかしたら、現在で九里投手が1軍で生き残る道は、このように先発、中継ぎにと、その時々に応じて登板できる投手になることなのかもしれません。いずれにしても、無駄な四球を減らし、投球の精度をより上げていくことで、シーズン通して、1軍に定着できる戦力になってほしいと思います


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