★KUNIの雑感188★敬遠だって「重み」はある

★KUNIの雑感188★敬遠だって「重み」はある

以前からメジャーリーグでも日本のプロ野球でも試合時間の短縮が叫ばれていますが、メジャーリーグでは打者を敬遠で歩かせるときは、意思表示をすれば、ボール球を4球投げなくても四球扱いになるというルールを作ろうとしているようです。なんでも敬遠の動作を省略することで試合時間が1分短縮できるとか。もしメジャーリーグでもこの方式が採用されれば、早ければ来年からでも日本のプロ野球でも導入される方向性があるようです。

私個人の意見からすれば、1試合の中で一度あるかないかの敬遠の動作を省略することで、たった1分の時間をカットして一体何の意味があるのかと疑問符がつきます

敬遠という1つのプレーですが、4球投げる間でもお互いのチームの思惑が交錯します。例えば途中で思いとどまって、敬遠をせずに勝負に転ずることだってあるでしょう。相手がベースから遠いところに敬遠する傾向があるならば、ホームスチールが狙える可能性もあります。

敬遠の動作を省こうと考えた人からすれば、敬遠は確実にバッターに四球を与えられるというイメージがあるのかも知れません。しかし、それはあくまでも「机上の空論」でしょう。実際には、ピッチャーからすれば確実にボール球を投げなければならないというプレッシャーもあり、そのことで思わずバッターの手の届くような場所に投げてしまったり、さらにはあまりに高い場所に投げて暴投になってしまうことだってあるのです。

カープファンにとっては思い出したくない出来事ではありますが、敬遠と聞くと、やはりあのクロマティ選手のサヨナラタイムリーは忘れられません。調べてみると1990年、今から27年も前のこと。当時、巨人のクロマティ選手を敬遠しようと、カープの金石投手が投じた球が、思わず打者の手の届くところに投げてしまい、打球は右中間を破ってしまいました。でも、それも「敬遠」が生み出したプレーであり、敬遠のときに投げるボールにも意味はあるということ…つまり、省略できないものだと思うのです

昨季限りで引退した黒田博樹さんは「1球の重み」というのをよく口にしていました。敬遠も同じことであり、「意思表示すれば、4球投げなくても四球扱い」という省略できるものではなく、1球を投げるからには意味があり、目的が果たせなければ、大きな痛みがあるということ。それだけ敬遠であっても1球の重みは同じものなのだと思うのです

そして、意思表示すれば敬遠の4球を省略できるというルールを作ってしまうと、「じゃあ、意思表示せずに敬遠したらどうするのか」とか、「明らかに敬遠なのに、ピッチャーが敬遠ではないと言ったらどうなるのか」とか、さらには故意の死球も増えるかもしれません。そのルールが曖昧だったり、必要なものを省略してたりすると、様々な弊害を生む可能性もありますやはり敬遠というのはきちんと4つボールになるまで投げる…その必要は十分あると思うのですが


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